神奈川旅割り 『箱根小涌谷温泉 水の音』(お風呂編)

ありま旅行

こんにちは!『ありのままシニア夫婦の日常ラジオ』はじまります。
引き続き放送担当はパン屋レポと旅レポばかりのヒーさんです。

神奈川旅割りを使い2つの源泉+13のお風呂が売りの『箱根小涌谷温泉 水の音』(”みずのと”と読みます)で、シニア夫婦の味覚も体も心も満たされたレポートです。

13のお風呂と書いてあるけど、数えると12しかないので、あれ~と思ったら、部屋にある露天風呂も入れて13ということなんだなぁと納得しました。

さて、特徴は何と言っても2つの源泉を楽しめるということでしょうね。

2つの源泉は、それぞれ『小涌谷温泉』と『宮ノ下温泉』なのですが、予備知識がないので入ってみて、違いを実感してみたいと思います。

沢山のお風呂写真がありますが、他のお客様がいない自分一人だけの時を狙って撮りましたのでご安心を。

目次

新館 水花の庄

まずは自分たちが宿泊した新館の『水花の庄』、こちらは『小涌谷温泉』です。

『笹の湯』と『花の湯』に別れていて、午後から夜と朝で男女入れ替え制です。

新館 『笹の湯』

露天風呂はとても広い檜風呂です。檜も新しく解放感と檜の肌ざわりが気持ちよいです。湯は少し熱めでした。

内湯のほうは、源泉かけ流しと書いてあります。これだけ大きな湯舟に源泉かけ流ししとは、、、なんと贅沢な。浅めと普通の2種類あって両方楽しみました。

新館 『花の湯』

特徴は何と言ってもこの『瞑想の寝湯』でしょう。体温程度のぬる湯に一人用に仕切られた風呂に寝ころんで浸かるという趣向です。チーさんは凄く気に入ったと言っていました。

そして、木肌も新しい檜風呂。岩風呂もいいけど、木の風呂もいいです。新しい檜もこざっぱりしていて気持ち良いけど、湯がしみ込んで黒くなった檜風呂も味わい深い。

内風呂はごつごつした岩で野趣あふれる、ほんとうに岩場の秘湯に浸かっているかのような気分になるお風呂です。

小涌谷温泉にまつわる、松尾芭蕉と箱根七湯と呼ばれたこの地域の解説が興味深かったです。

それでは『小涌谷温泉』の特徴ですが、硫黄臭は無くしょっぱい味がする湯で肌ざわりはつるつるして滑りがよく体への当たりはやわらかい感じってところです。

本館 水月の庄

次に本館に移ります。本館のお風呂は『水月の庄』、こちらは『宮ノ下温泉』です。

『月の湯』と『星の湯』に別れていて、新館同様に男女入れ替え制です。

本館 『月の湯』

浴室全体が木に包まれていて、ぼんやりした灯りが湯面をゆらゆらと揺れるのを湯に浸かりながらぼんやり眺める。あぁ気持ち良いという言葉しか頭に浮かばないひと時です。

そして露天風呂が丸風呂で、それだけで楽しい気分に何故かさせてくれます。
よくわかりませんが、お風呂独り占めって感じです。なんでしょう、独占欲が満たされるような感覚なのでしょか。実際、他にお客さんがいなかったので一人占めでした。

本館 星の湯

後から写真を見返しても星と月の違いがよく分からなくなってしまいました。

これでも一つ一つのお風呂をしっかり体感して味わい尽くす気持ちで入ったのですが、12もあるとどれがどれだかわからなくなってしまいました。これも贅沢な話なのかもしれませんね。どのお風呂に入っても外れがないということでしょう。

『宮ノ下温泉』の湯の特徴、『小涌谷温泉』と比較すると・・・

実は、私には同じに感じてしまいました。肌が鈍感なのか違いがわからなかった。

お風呂の造りの趣向が違うということは楽しませてもらったのですが、源泉のお湯の質の違いを感じて楽しむなんて域には達することはできなかったです。

きっと通いつめれば、分かるようになるのでしょうね。まったく鈍感でごめんなさい『水の音』さんm(__)m

大人気 庭園三つの貸し切り露天風呂

最後は、この宿で一番の人気だと思う庭園の貸し切り露天風呂です。

予約はできず、システムは『空いていたら入れる』式です。その日の運が試されます。
それぞれ『紅葉』『黄葉』『はな樽の湯』と呼びます。宿のWEBサイトでは簡単な紹介だけなので、是非ご覧ください。

ここが庭園への入り口です。お風呂までは屋根は無く、雨が降っていたので備え付けの傘をさして行くことになりました。サンダルから専用の下駄に履き替えます。
3つのお風呂ごとに札があり、それが掛かっていたら空いているということになります。
その札を取り、お風呂まで持参して行きます。持って行かないと、空いていると勘違いした他人様が突然入ってくるという有り難くない未知との遭遇もあるので気を付けましょう。

お風呂までの通路は手すりもなく、ごつごつしているので足元に注意が必要です。足が悪いお年寄りとかは苦労すると思いますので気を付けてください。正に秘湯の趣です。

『紅葉』『黄葉』

この二つは同じ建屋にあり、壁で仕切られています。脱衣場や湯舟での会話がよ~く聞こえるので、静かだからと言ってプライベートな話をしていると筒抜けですので気を付けましょう。

台風一号の影響で花冷えのような寒さでしたので、湯は少しぬるく感じました。湯舟の上には屋根がないので、頭は雨に打たれっぱなしです。これもまた、野趣溢れる一つと納得です。

お湯は『小涌谷温泉』の源泉かけ流しです。まぜものなし。いじりなしです。

こんな優しい札が置いてありました。そもそも周囲の樹木からの落ち葉がいやな人は露天風呂はやめておいた方が良いかもしれませんね。

『はな樽の湯』

そして紹介が最後になりましたが、秘湯の小径を歩いた一番遠くにある露天風呂です。

ちょっと、本当にこの先でいいの?って思いながら歩くと見えてきます。

うわっ出たっ!って感じで小屋が出てきました。なんだか江戸時代のお蕎麦屋さんや庶民のお宅のようです。戸を開けたらちょんまげした人が出てきそうです。

実は、この宿に来て最初のお風呂がこちらだったんです。

100組くらいの宿泊客に3つの予約無しの露天風呂で、入るのに運とタイミングが要るなんて話をしていたら、たまたま空いていたので、運が良いねと真っ先に来たのがこのお風呂。一番、難易度が高いお風呂から入ることになり正直ビックリでした。

ドアの鍵も一応あるけど、木が掘られてしまいしっかり止まらない。自然と開くことはないですが極めて不安な状態です。

まぁ、湯船の周りもすだれですから、夜は外から丸見えでしょう。ドアどころではないですので、ドアの鍵の甘さなんていいっちゃいいです。

そして私が大好きな丸湯船です。

こちら、二人だと膝を抱えながら体育座りして入る感じです。

入ると湯がザッパーってたっぷり流れ出てしまい、
『あれまぁ~もったいないもったいない。』
となりますが、どっちみちかけ流しなので、溢れ出て良いのです。普段の自宅のお風呂でこんなことしないので、なんとなくもったいなく思ってしまいます。

究極の野趣もお湯も両方溢れる露天風呂に浸かっていると
『ここは一体どこなのだ』
そんな気分になってくるようなお風呂でした。

因みに、こちらの湯は『小涌谷温泉』だそうです。

ということで、『お風呂編』終了です。もう、かなりたっぷり書いたので、さらにまとめをクドクドと書く必要ないですね。とにかく、様々な趣向のお風呂にゆったり入ることができます。温泉に関しては大満足確実です。

それでは、最後の『食事編』お楽しみに。

チーさん
チーさん

さて、次は漸くご飯編だね。見たらまた食べたくなるねきっと。

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