こんにちは!『ありのままシニア夫婦の日常ラジオ』はじまります。
放送担当はパン屋レポと旅レポばかりのヒーさんです。
神奈川旅割りを使い2つの源泉+13のお風呂が売りの『箱根小涌谷温泉 水の音』(”みずのと”と読みます)で、シニア夫婦の味覚も体も心も満たされたレポートです。
余韻が一週間経っても抜けず、よく言うロスっていうんですか、また、行きたくてため息ばかりの日々です。
ため息を付くような日々があるから、プチ旅行が輝くというものです。
食事を今一度思い返して、思いっきりロスに浸ることにしましょう。
目次
夕ご飯編
メニュー
足柄遊膳会席です。メインが2つからチョイスで私たちは鍋物コースにしておきました。
さらに鍋も3種類から選ぶことができるんです。
チーさんは、『箱根山麓豚豆乳鍋』、私は『黒毛和牛すき煮 温泉卵』にしました。
鍋コースではないほうは、焼肉的なメニューだったと思います。
焼肉と鍋で食べる部屋が違ってました。
前菜
会席は一つ一つ手がこんでますね。13種類らしいのですが、それぞれの素材や味付けや作りをしみじみ感じながら食べるといいですし、話しも弾みます。私も普段のようにガバッとかぶりつかずに、一つ一つを味わいながら食べました。
チーさんも私も胡麻クリームが美味しくてウワ〜ッてなってました。さて、チーさんを仰天させた胡麻クリームは、写真のどこにあるでしょうねぇ。
こういう時のチーさんはいい顔をしてらっしゃいますね。顔見えませんけど(笑)
いつものように、「料理の写真を撮っていいですか?』と聞いたら、撮ってくださいとお願いしたと勘違いして、『もちろんです。撮りますよ~!』って撮ってくれました。
先椀
ここはお吸い物です。俵状のものは『花びら茸真丈』ですと。
早速調べたら練り物ですね。全体的に味は優しく、汁をいただくとホッとする味でした。
造り
めっちゃ少ない!と思いました。でも、お造り含め、様々な料理を楽しみたいと思ったら、実はこの量で良かったんです。実際、食べ終わったらお腹がパンパンではちきれそうでした。もちろん、私も10代、20代のころだったら、全然足りないくて不満タラタラでしょうが、今シニアになってからは足るを知るになりつつあります。
それぞれ、目鯛、鉢鮪、鯵の昆布締め、刺身湯葉、炙り紋甲烏賊です。
辛子酢味噌は甘辛くて烏賊を付けて食べたら美味しくて、このタレでご飯が食べたくなりました(笑)
焼き物
ここで、焼き魚の『鰆(さわら)菜種焼き』が出てきました。もう、こういうおかず系が出てくると、ご飯が食べたくてしかたないです。別のテーブルではご飯をもらっている男性がいました。気持ちは分かるけど、ここで私がご飯もらったら、この後何杯おかわりすることになるか恐ろしいので止めておきました。ちなみに、緑色の丸いのは梅ではなく桃。『若桃甘露煮』でしっかり桃の香りがしていました。
鍋物
そしてここでメインの鍋物です。チーさん豆乳、私は牛肉のすき煮でした。
豚肉がくさみ無くさっぱりと美味しい豆乳鍋
豆乳鍋の仕立てはこちらです。どうも、真っ白ですね。豆乳ですもんね。
肉は豚肉、箱根山麓豚だそうです。知りませんでしたが、ちゃんとしたブランドだそうです。適度に脂があり赤身とのバランスが良かったです。脂もくどくなくて、くさみ無く肉が苦手なチーさんも美味しいと全部食べていました。
全て投入したところです。
濃厚な牛肉の味を引き出すお出汁、そして温玉
私のほうは、赤身がしっかりしたお肉で、サシも入っていました。
野菜類もバランスよくいろいろ揃えてくれていて、肉だけではくどくなるところを和らげてくれました。
温玉と生玉が選べました。温玉にしてよかった〜。是非、おススメです。
揚げ物
このタイミングで揚げ物が出てきました。もう、この辺あたりではお腹はかなりはってきているので、揚げ物は正直きつくなってきていました。チーさんは、鍋はしっかり食べたけど、天麩羅はギブアップということで、私が2人分いただきました。くるしかった〜。
『桜海老のかき揚げ』『白魚の磯部揚げ』『こごみ』とそれらにつける『藻塩』です。
お腹がいっぱいでも、美味しいのです。けどやっぱりきつ〜。でも、桜海老は香ばしかった~。
チーさん、ちょっと前にお酒を頼んでいました。いろいろちゃんぽんしていて大丈夫かあ?と思ったけど、この日は調子が良かったのか、悪酔いせずに二日酔いにもならず、絶好調だったようです。
食事
テーブルの隅で少し前から火をつけて炊いてくれていました。二人で1つの釜です。そろそろ炊けたので食べられますよ〜と言って蓋を開けたら湯気がもわ〜っと立ち上りました。
『金目鯛の炊き込み』でした。しっかり味がしみ込んでいるようですよと、よく見えるように傾むけてくれました。
三つ葉を入れて金目鯛をほぐしてご飯にまんべんなく混ぜてくれました。その間も炊き込みご飯のいい香りがしてきました。ここまででお腹一杯なのに、何故か食べる気が満々とみなぎってきました。チーさんも同じで食べる気がみなぎってました。
香の物と止め椀も出てきて、料理も終わりが見えてきました。1時間くらい経っていました。その間食べっ放しだったのに、チーさんはおまけに飲んでいたのに、このご飯をしっかりペロリと平らげてしまいました。でも、チーさん、実は箸をつける前に、私に半分くらいくれました。
甘味
これがまたまた、すんごいのが出てきました。もう、何も入らない!せっかくのデザートなのに食べられないなんて、、、、と、見る直前までお互い言っていたのに、見た途端に、どれから食べようか!になってました。この変わり身の速さよ!です。
この桜餅の美味しいことといったら。まるでその時があたかも空腹であるかのように、なんのためらいも、迷いもなく、じっくりと味わって食べました。
そして、こちらのキャラメルプリン。
これも桜餅と違った味と食感でした。
全てを食べ終えて1時間半は経っていました。満腹で部屋に戻っても動けない状態がしばらく続きました。
シニアなのにこんなに満腹食べていいのかと自問自答、反省の時間。
しかし、自問自答して考えていたのは、このホテルでは夜食として10時半から11時までの間に、『夜泣き蕎麦』を振舞ってくれること、それが食べられるのかどうかでした。
結局、私は食べられずじまいでした。これだけが悔しい!リピして必ず食べてやる!
朝食
前日の夕食で食べすぎたので、朝ごはんは軽めでいいと思っていましたが、全然軽めではなかったです。
『サラダ』、朝から『炊き合わせ』、『鯵の干物』は炙りながら食べる趣向です。中ぶりの鯵で脂がのっていて美味しかった。『箱膳』の中はいろいろ詰め込まれていました。
このように炙りなおすことで、常に熱々を食べることができます。
そしてこちらの大鍋いっぱいのお味噌汁。ワカメがふんだんに入っていて出汁も程よい塩辛さもちょうどよく美味しかった。二人とも2杯ずついただきました。
プチ旅行を終えて
箱根の良さを再認識したし、これまで仙石原専門だったけど、強羅も宮ノ下も箱根湯本も何れも良さそうだと思えてきました。標高差もあり季節ごとにどの地区に泊まるかにより、景色も気候も違い、そして温泉も違ってくる楽しみがあります。
箱根がますます好きになりました。
近々、濁り湯を満喫する箱根旅に行こうかとチーさんと話しているところなので、良いお宿をご存知の方がいらっしゃったら是非!教えてください。
よろしくお願いします!
それでは、水の音シリーズ終了です。
長かったねぇ。自分たち用の日記みたいみなったね。これを見て行きたいと思って、行って、良かったなんて思ってくれたら嬉しいね。
そうだな。そしたらホテルから宣伝したお礼ということで、一泊無料なんてね。
そりゃ無理だわ。
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