こんにちは!『ありのままシニア夫婦の日常ラジオ』はじまります。
今年は9月に入ってから台風が沖縄県や周辺の島のあたりに集中的にやってきて、被害が大変なことになっています。夏休みに遊びに行った宮古島も被害があったようで、なんだか心配です。皆様いかがお過ごしでしょうか。
群馬県民割りを使ったお得旅、前回は草津温泉、そして『La Vista草津ヒルズ』の温泉施設のすばらしさに骨の芯まで癒された内容でしたが、今回は胃袋が癒された話になります。温泉旅行と言えばねぇ、お風呂と食事。
この二つが主役ですもんね。ドライブや観光で意見が合わず、「フン、勝手にしろ」とか「ヘン、好き勝手言ってろ」、となったとしても、美味しい食事で好みが合えば、話も弾み、気分リセットの仲直りが出来ますから。
目次
魅力その2 満足度の重要ポイント”食事”
温泉旅館、ホテルの魅力を彩る夕食。ありのままシニア夫婦は贅沢料理や派手な演出はそれほど好まず、シンプルでも量が少なくてもシミジミとじんわりと美味しいねぇと思える料理が好きです。こういうところの好みが夫婦で合致しているって案外重要。
まずは夕食から
二食付きプランだったらやはり夕食のポイント比重は高いです。昨今、ボリュームで攻められる食事は返って食べすぎて辛くなってしまうので、少量多品種そして美味しいというのが好みになっています。
二人連れの場合は、外の景色が見える横並びの席に案内されます。左右には他のお客がいるけど、しっかりした衝立があり、意外に音が遮られます。視界に他のお客が入らず、料理や会話に集中できるのが良いですね。でも、ガラスに映る後ろの席の人が気になっちゃうなんてことも、、、
「あっ、ワイン2杯目頼んだよ」とか「うちらより遅く来たのに、あちらの方が料理が先に出てるよ」とかね(汗)
乾杯で始まるディナー
ホテルの夕食には、食前酒サービスがあって、チーさんは泡ワイン、私はノンアルカクテル。
ワイングラスで出されるとノンアル感がなく、恰好付きます。
本気で「これ、アルコールはいってないよね」と聞いてしまいました。
オードブルは「秋野菜のミルフィーユ」と「和栗のスープ」
若い頃なら、ちっさ~っ!一瞬で終わる!と嘆いていたところですが、シニアになった今は、この段階ではこれくらいにしておくのが良いと分別が付いてきています。なので、ゆっくり、味わうことができました。栗好きなチーさんは相好を崩して栗のスープを飲んでいたけど、私はそこまで栗好きではないので普通に美味しかった!です。
「サツマイモのムース コンソメジュレ添え」、「タコのマリネ サラダ仕立て」、「戻り鰹のカルパッチョ」、「チキンレバーペーストのサンド」、「季節野菜のピクルス」
お腹が減っていると、こういう小さなお皿で少しのものが出てくると自分制御が大変。ついパクパク食べてしまいそうなのを抑えて、ゆっくりゆっくり口に入れていきます。ゆっくり食べるコツはフォークを口に運ぶ都度テーブルに置くこと。面倒だけどこれが効果的です。
大皿でヤキソバだとかカレーだとかだとバクバク食べちゃうけど、会席料理やこういった小さな器にちびっと入っているような料理の時は、私だってゆっくり食べますよ。それをチーさんは、「スカシている」とか「気取り屋」とか言うけど、そればかりじゃないですからね。
浅草の老舗ロシア料理店「マノス」の「キャベツロール」
これが不思議でした。浅草の老舗ロシア料理店『マノス』のレシピも不思議だけど、浅草のお店とどういう関係なのか?フレンチにロシア料理を挟み込んでくるのはなんでなのか?などいろいろ思わされてしまったけど、時間をかけて煮込んだという通り、キャベツは芯を感じさせない柔らかさで、口の中ですべてがとろけてしまいました。『ハラショー』
「オマール海老のクラムチャウダー仕立て」「サツマイモのクレープ包み添え」
クラムチャウダーはこくがあってオマール海老と良くからんでいました。長細いパイプみたいなサツマイモのクレープ巻きは、お菓子のように甘くて、それでいて塩味のソースと合わさると美味しさ倍増。
ゆっくり食べたおかげでお腹も少し落ち着いてきました。
「上州牛のロースト」
メインは2種類からの選択で、食事の前に席で聞かれます。
「上州牛のロースト」か「子羊のロースト」
私もチーさんも二人とも「上州牛のロースト」にしたけど、チーさんが『ヒーさん、子羊たのむかと思った』と言っていました。私も牛が食べたかったから頼んだけど、どうせチーさんが残すだろうから、子羊にしておけば両方食べられたなと。
肉はやわらかくてジューシーで美味しかった。パンもおかわりして、お腹もいい感じにふくれてきました。案の定チーさんは肉を1枚しか食べず、残りが私に回ってきました。
お凌ぎの「松茸ご飯とお味噌汁」「チーズセット」
驚いたのは、ここでメニューにないサービスと言うことで、「松茸ご飯とお味噌汁」か「チーズセット」いずれかを出してくれるというもの。で、私は当然「松茸ご飯とお味噌汁」チーさんは「チーズセット」を頼みました。フレンチにお凌ぎ。それが松茸ご飯。この違和感ある組み合わせは、量的に満足できないといけないので、ボリュームを満たすためにサービスすることになったのではないかなと想像。
チーさんは満腹なので「チーズセット」。この段階からワインが欲しくなっちゃうわ。とのこと。
松茸ご飯は普通に美味しかったです。私は大食漢なので、『出されたら必ず食べる』主義なのです。
お腹はそこそこ出来上がっていたけど、松茸ご飯のサービスと聞いたらもう、食べずにおれません。
チーさんは、結局この段階でワインを頼むこともなく、チーズを食べていたけど、このチーズも普通に美味しかったとのこと。
デザート「モンブラン」
「つくづく私はモンブランが好きな人間だわ~」と、モンブラン好きであることを自分に言い聞かせるかのように、つぶやきつつ、一口ずつ味わいながら食べていたチーさん。
これだけは、「あとはヒーさんお願い」とは言わないです。
最後の飲み物は「マノスのコーヒー」と「コーヒー」
「マノスコーヒー」は浅草のロシアンレストラン「マノス」のレシピとのこと。グラスの淵にはザラメ。
甘いクリームと濃い目のコーヒーで綺麗な二層になっている。
混ざっていないので、混ざり合ってくるのを口に含んでから感じることができる楽しい飲み物でした。もちろん初めて。
ゆっくり食べたこともあり、ディナーが終了したのは21時半過ぎでした。おかげで味わって食べることができました。量的にもちょうどよい満腹感で、いつものように歩けなくなるほどにはならず、これが健康的な食事なのだと納得。チーさんは後半はあくびの連発でした。
夕食終わって直ぐに夜泣きそばは考えもの
「La Vista草津ヒルズ」の系列ではだいたい「夜鳴きそば」のサービスがあります。
22時から23時ごろまでだったかな?
夕食を食べ終わってラウンジに休憩に行ったら「夜鳴きそば」の始まる時間。
チーさんは「私、ムリだからヒーさん食べたかったら食べな」なんていうもんだから、食べちゃいました。我ながらすごい胃袋のキャパシティーです。「醤油」と「トマト」が二種類あったので、「トマト」を選んでみました。トッピングは自分で乗せます。
お腹一杯だったけど、トマト風味って結構食欲を増進させる効果があるのか、一口食べたらトマトの香りと少し酸っぱいスープで食欲が増してきて、一気に食べきってしまいました。スープも半分くらい飲んじゃったかな。食べ終わってからの膨満感が大変だったけど、、、
夕食が早い時間だったお客さんは3時間くらい経っているはずだから、ちょうどお腹がこなれたあたりですね。若い女子グループなんかは嬉しそうにお持ち帰りしてました。
朝食ブッフェは和洋あり、品数も多く目の前で調理もあり
朝食の時間は夕食時に指定できます。事前にチーさんから8時前後が一番混雑すると情報を得ていたので、私たちは少し早めに7時15分にしました。
席は夕食と同じ、窓際横並び席 両サイド仕切りあり
夕食と同様に窓側で横並びの席でした。右側は壁だったので、左側に私たちより少し若い感じのご夫婦がいたけど、全く気になりませんでした。正面はステンドグラスになっているので、足元が透けて怖くないです。
正面の上半分からは空が見えていて、この日も秋の青空が広がっていて実に気持ちよい眺めでした。
取りすぎ注意!ロスしないように
先日、豊洲に宿泊した時に見たのですが、朝食ブッフェで目移りして欲張りすぎたご婦人が、大量の食べ残しを廃棄することになるのを見て、ブッフェの落とし穴を見てしまいました。大量の食べ物を残しながらも、デザートも食べたいので、追加でデザート持ってきて、それも沢山残しているのを見て、いくらブッフェでも、、、となんだか朝から悲しくなったことが記憶にあります。
そうならないよう、少しずつ持ってきて、確実に食べきっていくことを心がけました。
1周目チーさん
和テイストのおかずが多めですが、オムレツが目立ってます。その場で作ってくれるライブキッチンなので、一皿はもらいたくなるのわかります。一気にお腹が膨らまないよう、慎重にスタートする感じがよくわかりますな。
1周目わたしヒーさん
私の方はてんでばらばら、目に付いてもの端から取ってきたようなチョイス。チーさんと同じオムレツはキープ。サラダがボリューミー。だけど全体的に抑え気味でした。私にしては。
主食のパンは種類も豊富 もちろんご飯もお粥もあります
ミニサイズでクロワッサンがあったので思わず取ってしまいました。もう一つはクルミパン。軽くトースターで温めると美味しさプラス。バターたっぷりなクロワッサンにバターぬって食べちゃいました。パンだけでおかわりしそうなところを我慢我慢。
意外な旨さ「ひもかわうどん」おかわり必至
お椀にひもかわうどんが入っていて、それにお汁をかけるのですが、これがお汁粉に見えてしまって、なんでこの場所にお汁粉?と思ったけどよく見て納得。試しに食べてみたらこれが美味しい。朝粥食べたかったけど、ひもかわうどん食べて、さらにおかわりまで。
念願のホテルカレー
お腹へずしりとくるのでほとんど食べたことがないのがホテルブッフェでのカレーです。今回は、敢えてチャレンジしてみました。食べてみるとこれが美味しい。スパイスがしっかり聞いている本格カレーです。「ご飯少な目、カレー多めでお願いします」と、自宅と同じようにリクエストしたら、カレーと共にお肉をたっぷりサービスしてくれたので、そのインパクトが大きかった。
締めくくりはフルーツ三昧
二人ともお腹と相談しながら3周くらいしましたね。2周目くらいからは食べたいものを小皿でピックアップしてくるスタイルにしました。ちーさんは特にフルーツが気に入ったようで、グレープフルーツとパイナップル、キウイフルーツ程度だったけど、ものすごく甘くて美味しかったです。ちーさん3回おかわりしてたかも。
少し食休みしてホットコーヒーを1杯ずつ飲んで朝ごはんは終了。朝から沢山食べたけど、食べ残しはしなかったので、自分としては上出来、こちらも満足。
予定外にラッキー!街歩き共通クーポン
「群馬県民割り」で一人5千円が二人分で1万円の割引でお得だと思っていたら、なんと「街歩き共通クーポン」というものを手渡されました。草津温泉のお土産の割引券かな?と思いきや、とんでもない金券でした。それも一人2千円ずつ、二人で4千円。これはびっくりでした。草津温泉限定で他所で使えないので、主催者の思惑通り草津温泉でお土産買わせてもらいました。どうせなら珍しいものと思い、私はこの「豆腐のみそ漬」を購入。
そして、唐辛子を3年間漬け込んだ「かんずり」なるものも購入。それ以外は紐皮うどんを購入しました。もちろんお饅頭も。
お土産もお得に買えて調子に乗ってしまいました。ご高齢のおばさまは、これを見てアングリでした。
道の駅でも野菜の爆買い
群馬県はちーさんが何度もリピートしているみなかみ町の『たくみのさと』から送られてくるサプライズ野菜箱のように、ここで自分でピックアップした新鮮野菜を安く手に入れることができました。
今回の旅を終えて
神奈川から北の方面への旅行は、大分前に軽井沢に行ったくらいでした。今回の草津温泉は、古びた寂れた温泉街ってイメージでしたがとんでもない勘違いでした。日本一の湯量を誇る温泉だけあって、温泉は最高だし、美味しい物が沢山あるし、ホテルも食事も言うことなしでした。それでもって、「群馬県民割り」プラス「まち歩き共通クーポン」で二人合わせて1万4千円のお得でした。9月末をもって終了だけど、次回全国版がスタートしたら、水上温泉や四万温泉にでも行ってみたくなりました。
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