ありま夫婦的ペナン・イポー・クアラルンプール旅行 2日目

ありま旅行

こんにちは『ありのままのシニア夫婦の日常ラジオ』がはじまります。

旅レポ担当のヒーさんです。

目次

旅程概要

1日目 羽田➡タイ・バンコクスワンナプーム空港➡マレーシア・ペナン空港 ペナン泊

2・3日目 ペナン・ジョージタウン ペナン泊

4~6日目 ペナンからイポーへ電車で移動 イポーで初のairbadb利用で2泊

7~8日目 イポーからクアラルンプールへ電車で移動 クアラルンプールで3泊

9日目 クアラルンプール空港➡羽田 帰宅

2日目 ペナン・ジョージタウン

移動日だった初日から一夜明けて、旅の2日目はペナン、ジョージタウンの街の本格観光です。

とはいうものの、真夏の赤道直下のマレーシアですから、無理せず進みたいと思います。

ジョージタウンの街、朝の様子

移動だけの初日だったのでやはり疲れていたみたいで、ぐっすり眠り起きたら6時でした。

日本時間では7時なので、結構しっかり眠れたと思います。

この時間のマレーシア、外はまだ真っ暗。

少し片づけをして、洗面をした後に朝食前に少し散歩してみようと、明るくなりかけた街に出てみました。

昨日、ホテルの外観が見られなかったので、あらためて眺めました。

予想では近代ビルの構造のイメージでしたが、実際は全く違うものでした。

う~ん、どっかで見たことがある、、、そうだ! キアヌ・リーブス主演の映画「ジョン・ウィック」に出てくるホテル「コンチネンタル」です。

まぁ、スルーしておいてください(汗)

さて、ホテルの目の前に朝からとても活気づいていて気になる店がありました。

こんな朝から店を開いていて、車やバイクで買いにくるお客が途切れません。

そのうち、店の中にも客が入ってきて、朝から大繁盛です。

看板に書いてある通り「NASI KANDAR」、ナシカンダーのお店です。

Nasi Kandar Pokok Ketapang · 38, Jalan Hutton, George Town, 10050 George Town, Pulau Pinang, マレーシア
★★★★☆ · ハラル対応インド料理レストラン

ナシカンダーはマレーシアのインド系のムスリムが提供する料理で、カレーに似ているハラルフードです。

後で食べるのでその時に詳しくお話ししましょう。

少し道を行くと大きな交差点が見えてきました。

このアーチ状の看板の向こうに沢山のお店が連なっているはずなのですが、まだ早朝なのでシャッターが閉まっていました。

後日攻め込むとしましょう。

長屋造りのような建物が連なります。

3階建ての構造でどの家も同じよう様相です。

色に特徴があって、パステルカラーの明る色の家が多いです。

ずっと先まで同じような建屋が連なっています。

このような景観が街のいたるところにあります。

この特徴的な建物はプラナカン建築と呼ばれるものです。

プラナカン建築とは、東南アジア、特にマレーシアやシンガポールに見られる、中国系移民と現地女性の間に生まれた子孫であるプラナカン(ババ・ニョニャ)の独特な文化を反映した建築様式のことです。これらの建物は、中国、マレー、そして西洋の建築様式が融合した装飾やデザインが特徴で、鮮やかな色彩と精巧な装飾が施されています。

プラナカン建築の特徴:
ショップハウス形式:間口が狭く奥行きのある、一階が店舗や事務所、二階が住居になっている「ショップハウス」と呼ばれる形式が一般的です。
カラフルな外観:
明るいパステルカラーで外壁が塗られ、目を引く色彩が特徴です。装飾的なタイル:プラナカンタイルと呼ばれる、花や鳥、果物などの模様が施されたレリーフ調のタイルが多用されています。

AIより

見るもの全てが珍しいのでキョロキョロしながら朝の街をブラブラ歩いていると、コインランドリーを見つけました。

この旅中に何度かお世話になるかもしれないので、ちょっと覗いてみることにしました。

入ると思ったより清潔で新しい機械が設置されていて、使い方、お金の支払い方も簡単そうでした。

ちょうど洗濯をしに髪の毛を金色に染めたお兄ちゃんが入って来て、話をするとなんと!バックパッカーの日本人でした。

南米からタイそして数日前にジョージタウンにやってきたということでした。

実に寄寓ですね。

1ブロックぐるっと回り、ホテルに戻り中庭を散策してみることにしました。

左側の窓の奥が朝食のレストランです。

外でも食べられるようですが、朝から蒸し暑いので外で食べることはないでしょう。

中庭の奥には別棟があり、そこにSPAやジムがあります。

2階はスィートルームとのことでした。

さぁ、部屋に戻ってから朝食に行きましょう。お腹がへってきました。

戻りながらホテルを見上げると、最上階のバルコニーがある部屋が見えますが、それが私たちの部屋です。

ホテルの朝食

このホテル、様々なものに歴史を感じます。

この受付カウンターも木製で年季が入っているものでした。

このレトロ感、どこかで見たことが、、、、大分前に記事にした横浜山下公園前のローズホテルを思い出しました。

3階のエレベーターホールです。ムードたっぷりですね。

こんな廊下のアーチ状の天井、敷き詰められた絨毯の模様や色、重厚な古い木製のドア、博物館に入ってきたような気分になります。

朝食会場は1階のフロント脇にあります。

このレストランはランチやディナーを一般客向けにも解放しているようで、後日昼や夜に賑わっているのを見かけました。

レストラン入り口にある飾り。

飾りで置いてあるバイク。

鉄仮面は意味不明ですが、ラジオもレトロを感じます。

そして古い数々の本。

このラジオ、多分音は出ないでしょうね。

こっちも同じく音が出ないラジオでしょうね。

できるだけエアコンの風が直接当たらない場所を選び席を確保しました。

やはりエアコンはものすごく冷やしているので、風があたるところにいると冷え過ぎちゃいますから。

朝食はホットミールが数種類、自分で麺を選んで茹でて作る麺類、クロワッサンなどパン類、サラダ、フルーツ、そしてコーヒーなどの飲み物、一通りそろっていますが、品数は少ないです。

今朝は、ありま夫婦は二人とも麺を持ってきました。

チーさんは米麺、私は黄色いタイ料理で言うバミー麺、黄色がかった玉子麺です。

スープは鶏の出汁だと思います。

スープはあっさりしていて、美味しいかったです。

チーさんは米平麺でこちらも美味しかったらしいです。

チーさんのプレートはパンにチキンにサラダ。

なかなかユニークなチョイス。

サラダと言っても、サニーレタスとトマトとキューりという超々シンプル。

しかもトマトが全く美味しくない(笑)

今時こんな味のないトマトは日本で探してもなかなかないぞ~

こんなトマトがまだあったんだ~みたいな(笑)

私のプレートもチーさんと似たようなものですが(品数が少ないので変化が付かない(汗))、サモサとサニーサイドエッグを選びました。

普段自宅で食べている朝食がきわめてシンプルなので、ここでこのようなメニューでも全然文句もありません。

むしろ普段より品数が多くて喜んでいるありま夫婦でした。

最後にラテやエスプレッソを飲んで初日の朝食を楽しく終えました。

無料観光バスCAT、チョラスタマーケット

日中は日本と同じでべらぼうに暑いので、積極観光はせずぶらっとあらかじめ調べていたところにでも行くことにしました。

まずは、無料観光バスCATに乗るため、バス停があるチョラスタマーケット(Chowrasta Market)まで歩きました。

Pasar Chowrasta Market · Lot 124, Jln Penang, George Town, 10100 George Town, Pulau Pinang, マレーシア
★★★★☆ · マーケット

ホテルからは、ほんの5分くらいですよ。

「Chowrasta」通りにある市場だからこの名前になったんでしょうね。

午前中から狭い通りは人で大賑わいです。

市場の入り口に建っているビルの壁には針金アートがありました。

荷物を頭上に乗せて歩く人ですね。

中に入って行きましょう。

よろずやとでもいうのでしょうか。いろいろなものを売っている店?露天?区別がつかない(汗)

ここは果物の店ですね。なじみのあるものばかりですが、値段は、、、ちょっと見えませんね。

ドラゴンフルーツの左にあるのは、ロンガンでしょうね、これは美味しくて大好きです。

しかも安い。

このちまきは絶対手づくりです。

こういうのが美味しい確率高いです。

朝ごはんを食べていなかったら購入確定でした。

まだまだ旅の序盤なのでチーさんはこういったナッツ類の店を見ても騒ぎません。

様子見ってところなのでしょう。

ナシレマ(ココナッツ炊き込みご飯)がありますが、BTって書かれているのは小魚入りってことだそうです。あとは伝統菓子のクエでしょうかね。

豆乳のお店、屋台?です。

おじいさん、おばあさんの二人でやっている店で、人気店のようでお客が途切れることがありませんでした。

豆腐好きの私、買いたかったけどお腹がいっぱいで無理でした。

色鮮やかなピクルス。

チーさんはお腹がいっぱいだからなのか、人混みが苦手だからなのか、両方だからなのか、ほぼどこにも興味をしめさずさっさかと市場を抜けてしまいました。

一通り見終わって、表通りに戻りCATバスを待ちます。

東南アジアバスあるあるで、自己主張を積極的にしないとバスは止まってくれません。

1台見過ごしてしまい、合図ができなかったためか乗れませんでしたので、次のバスまで歩道で待ちます。

歩道は汚水が流れ込むあたりは悪臭が酷く、立っていられません。

こういうところがねぇ~。

インフラ整備が必要ですよね。

そうこうしているうちに、CATと書かれたバスが通りの向こうからものすごいスピードでやって来ました。

そもそも停車する気なんてからっきしもない勢いでしたが、私初めほかに数人強烈にアピールしたおかげで無事バスは停車しました。

ハイファイブで喜びを分かち合いたかったくらいです。

バスの中はエアコンが効いていてとても涼しいです。

ドライバーの運転が超絶荒いのには驚きました。

せっかくなので、有名な教会でも見てみようと思い、近くのバス停で下りました。

バス停にはこのように通し番号が振られているのでとてもわかりやすいです。

チーさん、ベトナムのブンタウで見た花と同じ花を見つけてテンションアップ、アップ。

中には入りませんでしたが、シティホールの白さが目立ちました。

Penang City Hall · Jalan Padang Kota Lama, George Town, 10450 George Town, Pulau Pinang, マレーシア
★★★★☆ · 市庁舎

海の方に足を延ばすと、海を見渡せる視界が開けた場所に「戦没者慰霊碑 The Cenotaph War Memorial」がありました。

The Cenotaph War Memorial (Tugu Cenotaph/வெறுங்கல்லறை,பினாங்கு) · Jalan Padang Kota Lama, George Town, 10200 George Town, Pulau Pinang, マレーシア
★★★★☆ · 史跡

第一次世界大戦で沢山の死者が出たことから二度と戦争をしないように祈念したモニュメント、、、といったようなことが書かれていたと思います。

海のそばから再び市街地側に歩いてきました。

歴史的建造物だけではなく、比較的新しい家もこのようにプラナカン様式で建てられています。

エキゾチックな美しさを感じさせてくれて素敵です。

ペナンでもっとも古い中国寺院 観音寺

この界隈はキリスト教会や仏教寺院、イスラム教のモスク、インド寺院などが集中している地域で、特徴あるお寺を徒歩で見学することができます。

が、やたらと暑いので徒歩で回るのは避けたほうがいいですね。

といいつつも、流れで「観音寺」に立ち寄りました。

観音寺 · 30, Jln Masjid Kapitan Keling, George Town, 10200 George Town, Pulau Pinang, マレーシア
★★★★★ · 仏教寺院

派手さは全くないシンプルなお寺でした。

境内では低所得生活者向けの施しが行われているようで、それを目当てに長い行列ができていました。

中国系のお寺の造りそのもので、じっくり彫刻などを見て、由来などを知ればきっと興味深い内容なのでしょうが、、、、

いかんせん暑いので、チーさんは大木の木陰で微動だにしませんでした。

円からリンギットへ両替

到着時に苦労して500リンギットをキャッシングしただけでは、持ち合わせが足りなくなるので、どこかレートの良い所で両替したいと思っていたところ、チーさんが事前に目を付けていた両替所を発見してくれました。

「M.S.K.M MOHAMED HANIFFA FOREX SDN BHD」

M.S.K.M MOHAMED HANIFFA FOREX SDN BHD · 59, Jln Masjid Kapitan Keling, George Town, 10200 George Town, Pulau Pinang, マレーシア
★★★★★ · 通貨両替業

いかにも両替所って佇まいのお店です。

空港で500リンギット(約17,000円)をキャッシングしていたので、ここでは20,000円を両替することにしました。

「じゃ、2万円分、両替、行ってくるね」

いやぁ~、チーさんも場数を踏んで、かなり度胸が付いたもんだなぁと思いました。

言葉が不十分でも、お店の商品というか生業が一つなので日本円の札を見せれば、相手も何を求めているかわかりますからね。

コミュニケーションとしては簡単ですが、慣れない雰囲気と現地の人の”圧”がものすごいので、昔ならヒーさんお願い!ってなったでしょうね。

20,000円で546リンギットになりました。

1リンギットが35円くらいの銀行レートだったので、7リンギットくらい手数料を取られている勘定です。

約245円くらいの手数料ということです。

まぁまぁじゃないでしょうかね。

ペナン島最大最古のモスク「カピタン・クリン・モスク」

両替所から道を挟んではす向かいに大きな建物があり、Googleマップで確認したところ、訪れてみたい候補として挙げていた「カピタン・クリン・モスク」でした。

カピタンクリンモスク · 14, Jln Buckingham, George Town, 10200 George Town, Pulau Pinang, マレーシア
★★★★★ · モスク

宮殿のような美しい曲線のドーム型の屋根が特徴で、すぐにモスクとわかります。

ペナンに住むインド系の住人のイスラム教徒のモスクということです。

インドというとヒンドゥ教のイメージが強いですが、イスラム教信者もキリスト教信者も当たり前にいるんですよね。

中に入ってみることにしました。

入り口で受付の女性にチーさんはスカーフを私は短パンだったので腰巻を借りて入場です。

広い礼拝堂は天井が高くとても風通しが良く涼しい。

今は礼拝の時間ではないのでお祈りする人はいませんでしたが、ここに沢山のムスリムが集まって一斉にお祈りする姿は相当壮観でしょうね。

私たちは信者ではないので、礼拝堂への立ち入りはNGですよと入り口の女性に言われたので、中には入って行きませんでした。

いったん休憩、ご飯もドリンクもスィーツも全部美味しい映えカフェ「Rasa Rasa」

一つ一つの立ち寄り場所が近すぎるのでGrabで移動する程ではないものの、3つも4つも回るとそれなりに歩いていることになりました。

日本なら熱中症警戒アラートが発表されるような、炎天かつ蒸し暑さの中の徒歩移動は、シニアには超危険です。

早速、カフェに逃げ込んで水分、糖分、補給しないと!!

ということで、また少し歩くことになるけれど(また歩くのぉ、、、orz )、気になるお店に行くことにしました。

「Rasa Rasa」は海に近いエリアにある2023年、24年、25年と連続でミシュランのビブグルマンを獲得したお店です。

Rasa Rasa 回味 · 59, Gat Lebuh Chulia, George Town, 10300 George Town, Pulau Pinang, マレーシア
★★★★★ · カフェ・喫茶

ここに歩いてくるだけで暑さで頭が朦朧としてきました。

ま、ともかく入りましょうとドアを開けると空いている席がありました。

助かった~!中は超涼しいです。

店内を見回すと店の作りも装飾も飾りもセンスが良い感じでした。

店員の若い女性はとてもウェルカムな笑顔でメニューを持ってきてくれました。

お茶休憩のつもりでしたが、お昼近かったので私は食事をすることにしましたが、チーさんは糖分補給ということで、こちらに決定。

14.9リンギット約522円。グッドチョイス!です。

これは写真であって、ここまで凄いのは来ないと思っていたら、写真以上のものが来てビックリ!

ココナッツの風味が濃ゆくて、冷たくて、甘くて最高に幸せ気分になることができたようです。

私は、こちらナシレマです。20.9リンギットで約732円。

それにマンゴースムージーね。これが13.9リンギットで約487円。

値段の感覚湧きますか~?

チーさんのココナッツアイスクリームは、日本のカフェでオーダーしたら1,000円以上はしそうですね。

マンゴースムージーも800円程度はしそうです。

ナシレマがやって来ました。

いや、メッチャ美味しそうではないですか!

この記事書きながら写真を見返していると、今食べたい!となりました。

これ日本なら732円では食べられないでしょうね~。

1,280円ってところでしょうか(笑)

街中の食堂からするとなかり高い部類になりますが、それでも日本の価格感覚で見ると、いくら円安でレートが落ちているとはいえ、まだまだ安く生活できる余地はありますね。

ナシレマのほうの味も美味しかったです。

一つ一つの具材がしっかりした味で、一品ごとのバリエーションもあり、サンバルの辛さがインパクトを与えてくれました。

ビブグルマン3年連続は伊達じゃないということですね。

大分ゆっくり休ませてもらったおかげで、体力も大分回復できたのでお店を出ました。

食事の途中、男性のおじさん店員さんと短い会話があり、日本から来たこと、初ペナン、来たばっかりで次の訪問先はイポーであることを伝えました。

とても感じの良い気さくなおじさんでした。

見ため、雰囲気が日本人かと思った(笑)

会計を済ませて、お店の裏口があるのでそこから出ると、この店を含んだ長屋式の裏路地がアーケードになっていて、向かい両隣に様々な店が連なっていました。

少々暑いですが、風通しが良く直射日光が遮られているので耐えられないということはありません。

マレーシアの古典的な柄のかりゆしのような開襟シャツや、涼しそうなワンピース、指輪、ピアス、スカーフなどの店、絵のようなものを売る店、食べ物、カフェなどそれぞれ個性的でおしゃれな店が集まっていました。

大きなショッピングモールと違って、小ぢんまりした中に趣味の良さが光るような居心地が良い場所でした。

ウォールアートとヒンドゥ教寺院

お腹も満たされたので、腹ごなしに散策してホテルに一旦戻ることにしました。

誰が何の目的でこのようなウォールアートを書いているのかわかりませんが、ジョージタウンにはウォールアートをめぐるツアーがあるくらい、沢山のアートがありそれぞれが有名なようです。

なるほど確かに実によく書かれていますね。

下のアートは、バイクに乗った少年というウォールアートで、観光情報に必ずと言っていいほど案内されています。

ということは~~~~~もちろん黒山の人だかりでした。

自分たちだけで撮ろうかと周囲を見渡したけど、順番の概念がない感じなので、待つのは止めて知らない人が撮影準備しているところを撮らせてもらいました。

なんだか、バイクにまたがって両親に叱られる子供といった雰囲気でした。

子供「見て見て!ほら、乗れたよ~」
母「あぶないから、はやくおりなさい」
父「ほら、かあさんの言うことを聞きなさい。」
なんてね(笑)

事前にウォールアートや針金アートを沢山見たいと思ったけど、これを目的に街中を歩くのは危険な暑さなのでやめたんですが、それが正解でした。

ホテル方面に歩くと再びインド人街にやって来ました。

途中で見かけてたホテルです。

ホテルの1階には、なかなかな雰囲気を持つレストランがありました。

真上の窓からインド人のご夫妻が、焚いたお線香のようなものを手に、窓の外に向けてグルグル回す不思議な儀式を見たりしました。

路地の屋台もインド系の食べ物が中心で、サモサなんかを売っているのが見えました。

お腹が減っていたら一つくらい試しに食べてみたいところですが、昼食を食べたばかりなのでやめました。

だったらせっかくなのでインドのヒンドゥ教寺院を見学しようと、寺院がある路地に向かいました。

この辺りかなと周囲を探すと、目的の「スリ・マハ・マリアマン寺院」が直ぐに見つかりました。

スリマハマリアマン寺院 · Hindu Temple, Lebuh Queen, George Town, 10450 George Town, Pulau Pinang, マレーシア
★★★★☆ · ヒンズー教寺院

生憎、中を解放している時間帯ではなかったようで、フェンスの外からの見物となりました。

装飾が独特なヒンドゥ教寺院です。

定番の像が門番していますし、屋根の上も大分にぎやかです。

これら一つ一つに謂れがあると思うので、それらを解説してもらえたらさぞかし興味深いだろうなと思いました。

ヒンドゥ教寺院も見られたし、大分暑くなったのでGrabでホテルに戻ることにします。

クラン・ジェッティと呼ばれる水上集落の桟橋の路地へ

一度ホテルに戻り軽くシャワーを浴びて休憩しました。

暑すぎて麻痺していたのかもしれないけど、大分水分の不足感と体に籠った熱を感じたので、一度ホテルに避難してきたのは正解です。

命を守る行動ですね。

さて、十分に休養を取ったので、夕食の前に夕日を眺めに海の方に行ってみることにしました。

再びGrabを呼んで、「Lee Jetty」まで連れて行ってもらいました。

Lee Jetty · 57-58, Pengkalan Weld, George Town, 10300 George Town, Pulau Pinang, マレーシア
★★★★☆ · 観光名所

渋滞の時間帯だったようで、海際の道路はかなり渋滞でしたが、強引に進むドライバーさんのおかげで無事到着できました。

さて、クラン・ジェッティですが下の解説を参考にしてみてください。

AIの解説では、「具体的に「ジェッティ」とは、ジョージタウンのウォーターフロントにある、海に突き出した桟橋のような構造物のことを指している可能性があります。ジョージタウンには、主に中国系移民が暮らす「クラン・ジェッティ」と呼ばれる水上集落があり、独特の景観を形成しています。」

ありま夫婦は「Lee Jetty」に来ましたが、比較的観光化されておらず静かに味わえるということだったので選びました。

このジェッティは、こんなにあるらしいです。

姓林橋(Lim Jetty)
姓周橋(Chew Jetty)
姓陳橋(Tan Jetty)
姓李橋(Lee Jetty)
姓楊橋(Yeoh Jetty)
姓王橋(Ong Jetty)
雑姓橋(New Jetty/Mixed Surname Jetty)

夕暮れ時を狙ったつもりでしたが、まだ大分明るかったです。

このLee Jettyはお店などなく、ほんとに李さん一族が普通に今でも暮らしている路地のようでした。

家は一見普通の木造家屋ですが、水上に杭を打って土台として、その上に木造平屋の家が建っています。

地盤が軟弱だから倒壊しないか心配ですよね。

家と家の間はこのように奈落です。

潮の満ち引きで、水かさが上下するのでしょう。

この時は潮がどんどんひいている時間帯でした。

見えてきた地面の上を沢山のネズミさんたちが駆けずり回っているのを見たときにはドン引きだったし、絶対ここに落ちてはならぬ!と思ったものでした。

桟橋の両側に家がそれぞれ15から20軒ほどあったかなぁ?

真っすぐ先に進んでいくとやがて家が終わり、桟橋だけが突き出している状態となります。

手すりも無く、足元は朽ちた木だし、隙間があって下が見えるし、揺れるし、絶対に落ちたらだめだし、、、と進むのを99%躊躇させるものばかりですが、チーさんはどんどん進んで行ってしまいました。

突端では地元の人が釣りをしていたので、邪魔をしない距離をおいて、立っていると怖いので座り込むことにしました。

風だけは気持ち良いです。

しかし、水は激汚です。

ゴミだらけだし、、、とんでもないものがプカプカ潮に乗って流れているのを見かけました。

そしてさらに、絶対に落ちてはだめだと肝に銘じました。

30分ほどしゃがんでジェッティの不思議な光景を眺めて、ここを後にしました。

間違いなしの中華料理 

そろそろ今夜の夕食に行こうということで、あらかじめ調べておいた「徳盛飯店Tek Sen Restaurant」に向かうと、考えられないほど長い列ができていました。

Tek Sen Restaurant · 18, Lebuh Carnarvon, George Town, 10100 George Town, Pulau Pinang, マレーシア
★★★★★ · 中華料理店

安くて美味しい地元人にも大人気とかいろいろな情報が溢れているので、人が集中するのがわかります。

酷暑の中、エアコンの室外機の熱風しか吹かない路地に延々と人が並んでいました。

これ見てあきらめて、近くの事前調査済みの「大東酒楼Tai Tong Restaurant」に移動しました。

大東酒楼(Tai Tong Restaurant) · 45, Lebuh Cintra, George Town, 10100 George Town, Pulau Pinang, マレーシア
★★★★☆ · 飲茶・点心店

こちらはすぐに入れそうです。

チーさん、どんどん先に入って行ってしまいました。

店内はテーブルとイスが比較的ゆったり配置されていました。

もっとつめつめにした方が効率が良いのになぁなんて思っていたら、その余裕の配置の意図が分かりました。

テーブルの間を出来たて飲茶を乗せたワゴンをおばちゃんが引いて回り、お客に渡すシステムだったのです。

チーさんが、取りに行かないとだめかもしれない!というから二人でワゴンに近づいたら、おばちゃんから席で待てとジェスチャーで注意を受けました(汗)

ワゴンがるくまでの間に頼んできたお茶がやって来ました。

急須にたっぷりのプーアル茶です。

器もご丁寧に温めてくれてあります。

ていうか、熱くて取り出せん(汗)

何とかチーさんが取り出してくれて、熱いプーアル茶を注ぎます。

暑い日に熱いお茶をいただく、これも乙なものでした。

漸くおばちゃんがありま夫婦のテーブルまで来てくれました。

言葉がわからないありま夫婦に対して遠慮なしに中国語で説明をしていきますが、見た目でだいたいわかるので、指さしをして選んでいきます。

時折、おばちゃんが「これは?」のようなセールスをしてきましたが、ノーサンキューと言ってお断りしました。

帆立が乗っかったシューマイ

10.8リンギット。

エビの小籠包。

個別に頼んだチャーハンもやって来ました。

チャーハンは13リンギット。

気になっていたワンタンもたのんじゃいました。

ワンタンは15リンギット。

このワンタンのスープは薄味で、ワンタンも実がパンパンプリプリで実に美味しかった。

これだけ食べて、全部で53リンギット、1,857円。

日本の中華街ならチャーハン一品分だけの値段ですね、きっと。

ありま夫婦共々、流石に満足、流石に満腹、思い残すことなし、帰宅途中でジョージタウン最高!と叫びたくなりました。

夜も涼しくはないけど、直射日光が無い分だけましなので、腹ごなしに夜散歩でホテルまで戻ることにしました。

街を眺めて歩くのは楽しいですからね。

お土産屋さんに立ち寄ったり、こんな人気のアイスクリーム屋さんを見つけたり。

並んででも買いたいと思ったけど、お腹がねぇ、、、残念でした。

めっちゃ並んでる!と覗いた店は、チーさんがあらかじめ候補にしていたハラル対応のインド料理人気レストランでした。

それにしても敷居が高そうでファイトが湧いてきますね。

難易度が高いほどファイト湧いてくるタイプです(笑)

なんと、この店の隣がやはりチーさんがあらかじめお土産候補店として挙げていたお茶専門店「正和薬行」でした。

こちらは後日買い物で寄るのでその時に詳しく。

二日目まとめ

暑さで倒れないようにかなりセーブした観光の日にしたつもりでも、やはりいろいろ動き回ってしまいました。

これでも、休憩のためにカフェによったり、ホテルに戻ったり気を付けていたつもりですが、結構がんばってしまいましたね。

今後の旅行での1日の過ごし方について考えるきっかけになりました。

さぁ、3日目はどのように過ごすでしょうか。

お楽しみに。

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