母の三回忌と飛騨高山旅行 2

ありま旅行

こんにちは!『ありのままシニア夫婦の日常ラジオ』がはじまります。

梅雨入りせずに夏到来なんじゃないかってくらい天気が良い6月ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。前回に続き飛騨高山旅行の二日目、高山本気観光をお届けします。お届けするのはもちろんヒーさんです。

目次

高山グリーンホテル 朝食

それほど動いたつもりはなくても朝からの移動や法事、運転などで疲れていたのでしょうね。夜中にトイレにも起きずぐっすり眠れました。夜中に姉が突然ケラケラと笑いながら何か話し始めたときは,、私も目が覚めてしまいましたが、よほど楽しい夢を見ていたんでしょう。夢で楽しいなんてうらやましいです。

さて、朝食ですがこれがものすごく美味しかったんです。

和洋食のブッフェですが、特に和食が良かったと思います。お惣菜はシンプルながら一品一品味が良かった。

サバ焼きやしゃけ焼きなんかは定番ですが、味が良かったです。

フキた大根の煮物なんかもあるですよ。味がしみていて良かった。

この緑の饅頭も餡がたっぷり入って美味しかった。2つ食べたかったけど1個で我慢しました。

私が大好きな「こも豆腐」の煮物です。

出汁巻きも良かった。

そして極めつけはみたらし団子。あなどるなかれ!これほんとに美味しいです。
よくある甘しょっぱいタレがまとわりついているやつではなく、シンプルに醤油で焼いたもの。高山のあたりのみたらし団子はこのパターンなのだそうです。うらやましい。

朝食をいろいろ取ってきた私のトレーです。みたらし団子がちゃんと1本ありますでしょ。

チーさんのお膳。チーズにフキ、こも豆腐に、、、よくわからないチョイス。

姉のお膳。ウィンナーとかベーコンを取ってくるところが姉らしくて、なんとなくわかる。あと、ライブキッチンで作ってもらったオムレツ。

1回目は軽くだったので、すぐに2回目に出ました。オムレツが美味しそうだったので私もオムレツ全部入れをお願いしました。

少し大きめのオムレツ、作りたては美味しかった。

こちらはほうば味噌です。ほうばの香りと味噌が少し焦げる香りでご飯が進みます。

大分セーブしたつもりでも、フルーツ食べたい!ヨーグルト食べたい!もう一回あれ食べたいこれ食べたいとちょいちょい持ってきてしまったので、いつも通りの満腹さんになってしまいました。

飛騨高山 宮川朝市

正月の地震で大きな被害に見舞われてしまった金沢の朝市も有名ですが、高山の朝市も有名ですね。

『飛騨高山 宮川朝市』飛騨高山の新鮮な野菜・果物や旬の食材などのお買い物が楽しめる
岐阜県高山市で新鮮な野菜や果物、旬の食材や四季折々の花々、工芸品や民芸品などのお買い物が楽しめる『飛騨高山 宮川朝市』のホームページです。

高山観光、まず初めは宮川朝市に行ってみることにします。前日と違って、この日は晴れ。暑くなる予報です。

静かなロビーを通り抜けてまずチェックアウトしました。この「高山グリーンホテル」ほんとに良かったので、再訪したいです。

高山市図書館の駐車場に車を止めました。この図書館「煥章館(かんしょうかん)」という名前がついていて、もともと「煥章学校」という学校があった場所であることからこの名になったらしいです。古い建物の再利用ということではなく、当時の学校を模して造られたものらしいです。

ここから徒歩で10分ほどで朝市に行けますが、歩いているといたるところで海外の旅人に出会います。さすが海外でも有名な観光地なんだということを実感します。

宮川にかかる橋のたもと、ここが朝市の通りとなります。今は完全な観光朝市になっています。

川沿いにはテントがずらっと並び、机の上にそれぞれのお店で売っているものが並びます。

こちらは朝市の売り物って感じが出ています。ほんとに地元の方が生活用に買いに来るかと言うと、少ないでしょうね。

と思ったら、かわいいラテアートを書いて、食べられるカップで売っているプチカフェがあったりします。案外日本人、海外両方の観光客に人気でした。列が出来ていましたねぇ。

姉は味噌が買いたいと言うことでこちらのお店に入って何種類かお買い上げでした。そのうち一つはありま夫婦宅へのお土産ということで、あとでありがたくいただきました。

「是好日」日日是好日ですか。良い名前のおにぎり屋さんです。でも、古くからある朝市のお店ではないでしょうね。

おっと、こんなところに高山祭の山車の車庫がありました。

高山 古い町並み

朝市で3人とも勝手気ままに歩いたので、バラバラになってしまいました。でも、LINE電話があるので安心です。と思ってチーさんに何度かけても出てくれませんでした、いたたたたです。

しょうがないので、合流した姉と古い町並みへ入りました。

ここも狭い通りに人が沢山、お店の中も沢山沢山って感じでした。歩いていると前を歩いているチーさんを発見しました。

自由に見て回っていたようです。

建物の外観や中の装飾も古い町並みの雰囲気で統一されていて、歩いていてもお店に入っても気持ちが安らぎます。

ふと入ったお店で、普段は全く興味がない分野の装飾品ですが、なんとなく気になって奥まで見させてもらいました。海外のお客さんばかりでしたが、ありま夫婦くらいの年齢のご夫婦がふたりで話し合って、下の緑の飾りを買っていました。

へぇどんなところに飾るんだろうなぁ、モノを増やしたくないありま夫婦的には無縁だなぁなんて考えながら他の物もいろいろ見回していました。

見ているうちに、殺風景な我が家の壁。リビングに姉から還暦の時にもらった額縁の小さな絵くらいしかないので、こういったものが飾ってあると映えるかもしれないなぁなんて思い、本気でいろいろ見て回ったら、下のブラウンの花瓶が気になってしまいました。

ここはチーさんとも意見が別れるところですが、どっちみち持って帰れるサイズではないので、買わずに店を出ましたが、こういうものが欲しいと思える心があったことに若干の驚きを覚えました。

大分暑くなってきたし、次の場所にも行きたいので最後にタオルのお店に寄ることにしました。

それにしても空の青さが際立ちますね~。暑いわけだ。

飛騨高山 まつりの森

朝市や古い町並みから、ホテルの従業員さんから教えてもらった「飛騨高山 まつりの森」に行ってみることにしました。

飛騨高山の観光に 飛騨高山 まつりの森 岐阜県高山市
飛騨高山の観光名所。日本三大美祭の1つ、高山祭。 高山祭の魅力は、美しい祭屋台にあります。このミュージアムでは、 飛騨の匠の協力のもと、伝統文化と新しい技術の融合で生まれた、豪華絢爛な平成のまつり屋台をお楽しみ頂けます。岐阜県高山市。

山をくり抜いて展示場を作っているということで、中は大型冷蔵庫のように肌寒いくらいの室温でした。

高山祭りで曳かれる山車のミニチュアの展示スペースを抜けると、実物の山車が現れます。

それぞれの山車にはからくり人形の仕掛けがあり、順番にそれを見て回れるようになっていました。

精巧な造りの山車とよくできた人形の動きに時間を忘れ、次々と見て回りました。

からくり人形からおみくじが吹き出てきたので、それぞれ引いてみることにしました。

チーさんは大大吉ということで大喜び。私は中吉。これで十分です。ほどほどが良いですね。

日本一の大きさの和太鼓ということで、からくり人形が叩いて聞かせてくれました。

腹に響く良い音です。

しかし、次第に寒くなってきてしまい、一通り見終えたら逃げるように外に出ましたが、外に出たら出たで、今度は灼熱の状態なので、からだがおかしくなりそうでした。

日なたアッツアツに仕上がった車で次の場所、「飛騨の里」へ向かいます。

飛騨民俗村 飛騨の里

時間が足りないかなぁと思いましたが、ぎりぎり見て回れる時間を確保できそうだったので、「飛騨民俗村 飛騨の里」に向かいました。

ここは、ダム建設などにより消滅してしまう民家を移設して保存し後世に繋いでいく目的を持った施設ということらしいです。

本物の山に囲まれているので、本物の里、村に入ってきたかのような錯覚を覚えます。

こういった古い家が何軒も広い敷地内に間隔を十分とって建てられているので、ぐるっとしっかり見て回ると半日はかかるのではないかと思います。それくらい時間をかけて休憩しながらゆっくり見て回りたいところです。

本物の家を移築しているので、「旧●●家」といった案内となっていました。

この木の家で飛騨の雪深い冬を越していたのだなぁ、自分はむりだ~なんて思います。

こういった茅葺の合掌造りの家は、白川郷などでもたっぷり観ることができますが、ここでも十分見ごたえあります。

この分厚い茅葺の葺き替えは大変だろうし、できる人も少なくなってきていて貴重なのでしょうね。

中は、2階建て、3階建てとなっていて、上はお蚕様のお部屋というのが定番の使い方だそうです。

こんな里の村を再現していて、しかも本当の自然の中で造られていることで、今にも本物の住人が出てきそうなリアルな雰囲気で見学することができました。

ここも来てよかったと思えるところでした。なかなかこういう施設で満足いくところに出会う機会が少ないので、感激しました。まつり会館と共に再訪したいところです。

姉と別れて帰路へ

姉とは高山でお別れし、私たちは特急で名古屋まで出て、名古屋から新幹線で新横浜という経路で帰宅です。

高山から電車で帰宅は初めての経験です。特急電車に乗って帰るのはワクワクしますね。

ありま夫婦で乗り鉄と撮り鉄両刀使いでした。

高山本線は渓谷を流れる飛騨川沿いに走る鉄道で、山と緑と渓流が見られる迫力ある鉄道です。

数年前は大きな土砂崩れで暫く不通になるなど、大雨が降ると心配な路線です。

右に左にゆらゆら揺さぶられながら、岐阜に近付くと大分景色も広々としてきて、安定します。

1時間半ほどで名古屋に到着しました。

夕食の駅弁は、高島屋のデパ地下で人気弁当を買うとか、いろいろ下調べをしていましたが、迷っている時間がないので、コンコースのお土産やさんで購入しました。

でも、人気弁当をゲットできました。

私のわっぱめしはどなたかのブログで名古屋のお弁当でイチ押しと紹介されていたものです。

チーさんのは、ひつまぶしの巻き物とか豆腐弁当とかいろいろ迷って最終的に何買ったか不明です。

でも二人とも大当たり弁当で旅の締めくくりとしては満足行くものでした。

ということで、母の三回忌から高山一泊二日旅は終わりです。

短い旅でしたが、内容が濃くてとても良かったです。

高山も再訪したい街リストにあがることになりました。

次は7月の長崎です。

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