ありま夫婦的 不便を楽しむベトナムハノイ 8

ありま旅行

こんにちは!『ありのままシニア夫婦の日常ラジオ』がはじまります。

シニア夫婦の海外旅行、ベトナム、ハノイ編のヒーさんです。

一日目 日本からハノイに移動
二日目 ハノイ観光
三日目 ハノイ観光
四日目 ハノイからカットバ島へ移動
五日目 カットバ島でランハ湾(ハロン湾)1Dayツアー参加
六日目 カットバ島からハイフォンへ移動
七日目 ハイフォンからハノイへ移動
八日目 ハノイでお土産購入などして出国
九日目 朝、成田到着

目次 [非表示]

13時 ローカル麺食 エビ風味茶色きしめん風麺 バインダークア を食す 

ホテルまで来るのに手間取ってお昼過ぎてしまいました。
すっかり腹ペコです。
ハイフォンに来たらチーさんが狙っていた名物ローカル麺のバインダークアを食べないといけません。
しかも、目星をつけていた店で食べたいので、ホテルを出て店に向かって歩きます。
googleマップによると徒歩で6,7分です。

ベトナムの交通事情や歩道での人々の様子の光景にも大分慣れてきました。
皆さんとにかくスマホ大好きです。

店員なのか客なのか判別できませんね。

googleマップによるとこの辺りなのですが、同じようなお店が多くてどれなのか分かりません。
こういうこともよくあることです。

どうやらこのお店なのかなぁということで、入ってみることにします。
どこで食べても外れはほぼないと経験学習しているので大丈夫です。

女性が一人で切り盛りしています。

入り口のケースにトッピングがあります。


ビデオをみせて、オッケーですか?と聞くとオッケーとニッコリ。

具は何を入れるかと聞かれたようなので、おおきなまるを作ってオール、全部、というとニッコリ。
だいたいこんな感じで通じてしまいます。

そして、麺、スープ、具を入れてテーブルまで持ってきてくれました。

いやぁ美味しそうです。

麺は茶色です。サトウキビが練り込まれているためです。

食べると味はあっさり系のマイルドです。
ハノイでたべたもののほうがカニ感が強かったです。
ガツンとカニ感がくるかと思ったのでちょっと拍子抜けしましたが、マイルドな味とフランクな女性店主のおかげでほっこりしました。

あたしについてきな!案内してあげるよっ!

お昼を食べて一息ついたのですが、お腹に不安を抱えているので心配です。
あの薬はもう無くなってしまうので、補充しておくことにしました。


近くのドラッグストアをgoogleマップで探すと食事の場所から2,3分のところにあるようです。
それを頼りに歩いて行くと、なにやら私道に入り込んでしまい行き止まりです。
家の前で休んでいた女性が怪訝な顔で近寄ってきて、ベトナム語で話しかけられるけど全く分かりません。
翻訳アプリでドラッグストアを訳してもらうと、ついてきなというジェスチャーで歩きだしました。

それにしても、豪快なガラの家着です。

ちゃんとついてくるか振り返り確認されるのですが、その顔がムスッとしているので、何かイラついているのかと思いじゃっかんびくついていますが、信じてついていきます。

表通りに出て、左に曲がり、さらに左に曲がったところで、指さした先にありました!ドラッグストアです。

ちゃんと通じていました。

私たちが、あった!あった!と喜んで、サンキュー、カモン(ベトナム語のありがとう)を繰り返すと、女性もニッコリ。
別にイラついていたわけではなく、無駄にニコニコしていなかっただけのようでした。
それにしても、こんなところまで連れてきてくれるなんて、顔はムッツリでも心根は優しいということが分かりました。

今や、この薬が手放せません! 

おやつはバインミーカイとベトナムコーヒー

無事薬は手に入るわ、優しさにもほっこりさせられるわで、気分良くなった私たちは、お昼が軽めだったこともあり、早めのおやつというか昼食の補充というか、ともかくバインミーカイを食べに行くことにしました。
その店も、ここから10分も歩くことなく行けるので歩いて行くことにします。

先ほどの女性は私道の路地の奥のあたりで、他の女性と身振り手振りで話をしています。
道に迷った日本人を薬屋まで連れて行ってあげたわよ~みたいなことを言っているのでしょうね。
ありがとうございました!

大通りを歩いているとチーさんが事前に調べておいた、バインミーカイの店が見えてきました。

このショーケースに並ぶパンが目立つので直ぐに分かります。

だいたい、一束10本で、これを1セットで売っているようです。

この細長いパンにレバーペーストをぬり軽く焼いてくれます。

それにしても10本も食べられるのかな?

店のおばちゃん(親しみを込めて)に、人差し指を立ててワン、プリーズというとやさしくニッコリ。
ショーケースからパン1束を取り出して作ってくれます。

その間に、チーさんが隣のカフェで冷たい飲み物をオーダーしてくれています。

私は苦いコーヒーに甘いミルクがクセになるベトナムコーヒー、チーさんは飲みたかったココナッツコーヒーにします。

店内は冷房で冷えていますが、私たちは外席にします。

バインミーカイが出来上がり、おばちゃんニコニコしながら持ってきてくれます。

ほんと、ニコニコいい顔してくれます。言葉が通じたら世間話したいけど、お互い相手の国の言葉が分からないのでそれはムリです。それが残念です。

おばちゃんにお金を払います。15,000VND(約90円)ちょっと安すぎでしょう。

バインミーカイも来て、ドリンクも揃いました。

大通りに面した歩道の席でいただきます。
車やバイクの喧噪がベトナムらしくて心地よいです。これぞベトナム。今、ベトナムにいるんだという実感です。

ココナッツコーヒーに付いていた単なる氷は、ココナッツコーヒーに足すのでしょうか?
よくわからず、そのままにしておきました。

15時半 一旦、ホテルに戻り休憩

バインミーカイを食べて冷たいコーヒーを飲んで1時間ほど通りを眺めていました。
大分ゆっくりできたので、そろそろ一度ホテルに戻ることにします。

このあたりは道路でモーターのようなものを動かしている音が聞こえていたので、何かと思ったら靴の修理屋さんでした。

このように道路に修理道具を並べている路上店舗がいくつも並んでいて、こんなところにお客が来るのかと思ったら予想に反して沢山来ています。

それも革靴だけではなくスニーカーなんかも持ち込んで、靴底を張り替えたりしてもらっています。

何足も預けて帰る人もいて、非常に繁盛していることが分かりました。

少し行くと、今度は生きた鶏を販売している一帯があります。

もちろん食用なのでしょうが、生きている鶏が直接売られているのを見るのはビックリです。

鶏だけではなく、鳩もカゴいっぱいに入っています。

その前を通り過ぎるとローカル市場です。
ハイフォンの市場の様子が気になるので入ることにします。

天井があるので、中は少し薄暗く、昼間なのに電気を付けています。

一通り見てから、チーさんはここで買い物スイッチが入り、交渉し始めました。

ローカル市場ですから英語はほぼ通じないので、翻訳アプリを駆使して要望を伝えます。

結局、干し椎茸30,000VND(約180円)とレンズ豆25,000VND(約150円)を購入。
観光市場ではないので、観光客相手にシレっと高い値段をふっかけることもないようです。
安くて量も沢山買えたことでチーさんご機嫌です。

流石市場の近くは食べ物屋も多く活気があります。バインミーの路上店です。

18時 夕食の前に夕方の街散歩へ

ホテルに戻り明日宿泊するホテルを予約します。

これが最後に残った課題

  • その4、ありま夫婦に現地の宿泊施設を決めない旅はできるのか

です。

冷静に考えれば、日本でスマホ使って予約しているのと変わりないので、だからなに?って感じですが、そこはやはり、海外旅行で宿が決まっていないというのはなかなかの不安です。良く見る旅系ユーチューバーなんぞは、全ての宿をその日に決めているという人で、それを見て、こういうこともできるんだなぁと思ったことがチャレンジのきっかけです。

無事、ハノイの宿を確保できたので一安心。

そのころになると日は落ちすっかり暗くなってしまいました。

それほど派手ではないですが、街のライトが綺麗です。

夕食の前に街の散歩をすることにしました。

まずはホテルから直ぐのところにあるハイフォンの駅に行きます。

通りの先に見えています。あれが駅です。

20世紀の初め頃、フランスの植民地時代に作られた歴史ある建物で、現役で使われています。

ライトアップうされていて、とても綺麗です。

駅舎の中には時刻表があり、ハイフォンとハノイの間を往復する電車の時刻が記載されています。

だいたい両区間は2時間半くらいの距離です。
この電車に乗って都市間を移動してみたいです。

ホテルの部屋の窓から見えていた緑が多い公園にやってきました。

東京の皇居の周りにあるお堀のような、都市のまんなかに人工の池があります。

その池を中心に散歩、ダンス、ジョギングと沢山の人たちが行き交います。

ひときわライトアップが美しい建物がありますが、これはオペラハウスです。

このオペラハウスの周りは観光スポットのようで、海外の旅行者だけでなくベトナムの人も多くきているようです。

そういう旅行者目当てなのか風船を売る人も沢山出ています。

ベトナムの方はとにかく朝夕に熱心にダンスを踊ります。
観察していると、一人のインストラクターにお弟子さんたちがおそろいのTシャツを着て参加しているようです。

インストラクターによって、激しい物やスローなものなど様々で、沢山のお弟子さんがいるインストラクターがいれば、まだ2,3人しかお弟子がいない新米なのか不人気なのかわからないインストラクターもいます。

そういのを眺めているのも楽しいです。

立ち止まったり、ベンチに腰掛けたら蚊に刺されるかもしれませんが、ありま夫婦は蚊に追いまわされるようなことはなく助かりました。

デング熱が流行っているという話を聞いていたので、ビクビクものです。

池の周りは大通りと沢山のお店で賑わっています。

この大きな建物は病院のようでした。てっきり欧米のホテルかなにかかと思っていました。

19半 夕食はバインダークアのもう一つの名店へ

すこし散歩が長くなったのでそろそろ夕食の店に移動です。
やはり、バインダークアの人気ローカル店に行ってみたいと、私が主張してそこに行くことにします。

夕ご飯の時間帯なので、お店は繁盛しているところが多いです。

街路樹にバンダークアこちら!的な案内板がありますが、どこにあるの?

と、目で追うと、ありました! こんな細長い路地というか店?

壁際にテーブルを並べて、お客さんビッシリ!
地元の人気店ですかね。

こんな大きなホテルもあります。ホテル前は夕食から帰ってきた人や繰り出す人で賑わっています。

またまた、超人気店を発見です。私たちはノーチェックですが、地元の客で満席です。

こちらの店も賑わっています。

焼肉なのかな?テーブルで肉を焼いています。

そして、私たちが目指す店も見つかりました。

「Bánh đa cua đồng バインダークア ドン」

やっぱり混んでる!

観光客の店って感じではないですね。地元の人はどんどん出入りしているし、テイクアウトもどんどん来るので、私たちも、どんどん入って行きます。

そしたら、おにいさんが席を指さしてくれたので、そこに座ることにしますが、テーブルが前の人の食器も載っているし、こぼれているし汚い汚い。
すぐに片付けてくれてテーブルも拭いてくれたけど、拭くというか撫でる?落とす?です。

足元はゴミだらけ。

でも、チーさん嬉しくてニヤニヤが止まらないようです。

基本的に凝ったものを出すようなメニューはなく、ほぼ全員バインダークアを食べて帰っていきます。

私たちも同じで、指さしオーダーで指でピースしてみせれば、ばっちり通じます。

昼に食べたものよりは、大分具が多くて美味しそうです。

揚げてあるけどまぁまぁ大きいエビも入っています。

お肉です。

そして名物の麺。

味のほうは人気があるのがわかる濃厚なガッツリ食べ応えのあるものでした。満点です!

お会計は2つで60,000VND(約360円)です。
安いですねぇ~

出がけに、調理場で腕を振るう女将に美味しかったと伝えました。

食事の後、ホテルまでは1キロちょっとなのでブラブラ歩いて戻りました。

明日はホテルをチェックアウトしてハノイに向かいます。

そうそう、ハノイ行きのバスはホテルで手配してもらいましたが、乗り継ぎがありあぶなく置いて行かれるところでした(笑)

それは、また次回にします。

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