真夏の長崎、雲仙旅行3 雲仙から島原へ

ありま旅行

こんにちは!『ありのままシニア夫婦の日常ラジオ』がはじまります。

おはようございます。エアコンで快適に眠ることができました。

今日は、雲仙を島原へ降りて海岸沿いをドライブして長崎に戻る予定です。

目次

朝6時。 地獄の朝散歩

標高が高いため日の出前は若干涼しく感じられるので散歩に出ることにしました。

チーさんは朝風呂だそうです。

どうせなら、散歩して少し汗をかいてからのほうが気持ち良いのにねぇ。

好き好きなので良しとしましょう。

朝から雲仙の地獄ぶりは健在です。

ほんと、24時間365日こんな状態なんですね。

火山活動、マグマ活動が活発ってことなんでしょう。

私と同様に散歩する方がちらほらいらっしゃいました。

朝とは言え少々不気味な地獄の様相です。

臭いは相変わらず強め。

こんなに濃厚なガスを吸ったら倒れるんじゃないかと思うけど大丈夫ということなので先へ進みます。

一番奥まったところにある大叫喚地獄までやってきました。

物凄いガスです。

湿気を含んだ暖かなガスはお肌に良いのかなぁ?なんて考えながら進みます。

ホテルの源泉はこちらの邪見地獄からひいているということでした。

なるほどなるほど。

途中の見晴らしの良いところから、宮崎旅館を眺めます。

ありま夫婦の部屋は3階なので上から2番目。そして真ん中あたりの部屋です。

温泉から戻ったチーさんが、暑くて裸でベランダに出てたりしないか目を凝らしました。

それにしても山の稜線と青空が綺麗です。

ホテルはまだ、手前の山の影になっているのがよっく分かります。

7時30分 朝食

地獄歩きから旅館に戻り、私もサクッと温泉に入って汗を流し、てから朝食のレストランに向かいます。

夕べ食事したレストランで、昨日と同じ席に案内されました。

お品書きをしっかり見ましょうか。

ひょっつる?なんじゃ? 目を引きます。

旅館の落ち着いた和朝食もいいですね。

ホテルのブッフェも好きだけど、旅館の和朝食も捨てがたいものがあります。

こんな感じでいろいろなもので彩られています。

白米が進んじゃうやつですね。

お目ざめの雫は甘酒入りヨーグルト。サッパリほんのり甘い~。

木枠に十字の仕切りがある松花堂にそれぞれ味や調理法が異なる小鉢が4つ。

箸で少しずつつまんで味を楽しむことができます。

焼き魚は鯛。うろこを付けたまま焼き、鮭と醤油を合わせた若狭地で整えた若狭焼です。

味が甘かったら間違いなくスィーツになるんじゃないかと思うくらいフワフワのさつま揚げは自家製だそうです。

地元のオーガニック野菜は自家製のロースとオニオンのソースをかけて。

豆腐好きを唸らせる山本豆腐店の豆乳を使った自家製の豆腐。

山本豆腐店は予約しないと買えないそうだけど、お土産にはできないのでここで食べるだけにしておきます。

ブッフェではないので、適量を時間をかけて焦らず食べることができました。

最後にお茶を飲んで朝食を終えました。

少々満腹になったけど食べすぎ注意報が出るようなことはありませんでした。

長崎に向けて出発

新しくて綺麗でスタッフの応対も良き、料理も良き、温泉も良きの三拍子です。

エレベーターは暑かった~。

とても居心地の良い旅館でした。

また、お世話になりたいです。

10時30分。さ、チェックアウトを済ませて出発です。

仁田峠を越えて島原へ降りて行きます。

まずは、仁田峠に登り余裕があればロープウェイに乗ってみます。

風が心地よくて気温も若干低め。ちょうどよいです。

晴れているけど、ガスが出ていてロープウェイに乗って上に行ったところでガスが邪魔で視界が悪そうなので止めておきました。

奥に見えるのが雲仙普賢岳。

1991年の大規模火砕流で多くの人命が失われたのを覚えています。

茶色く木々が無い上々部分が平成新山として溶岩ドームが成長して出来たものだそうです。

手前の道のようになっているところが火砕流が降りてきた後なのでしょう。

今はこうして、安全に平和に観光できることに感謝です。

このガスがスッキリなくなったらとんでもなくすばらしい眺望が開けるのでしょね。

風が気持ち良いので、流れるガスと刻一刻と表情を変える景色をいつまでもこうやってまったり眺めていたいです。

名残惜しいですがこのくらいにして、島原へ降りて行くことにします。

キリシタン、松倉氏の圧政と島原の乱、

悪名高い松倉氏による圧政により発生した島原の乱。

長い鎖国時代を迎える切っ掛けとなったこの地のキリシタンと大名の戦い。

そんな激熱の時代に思いを馳せながら、峠を降りて島原へ向かいます。

ナビに任せて街中を走ると島原城内へ誘導されます。

天守は破風を持たないのっぺりしたように見えます。

真っ白な城が青空に映えます。

と、感動も束の間、暑すぎでくらくらしてきます。

築城400年ということでキャンペーンをやっていました。

1階のキリシタン資料の展示はなかなか見ごたえがあり。じっくり時間をかけて見学させてもらいました。

QRコードをスマホで読ませると1分んほどの解説が聞けるので、それを全部聞いて回りました。

そしたら、1階の展示だけで暑さと疲れでチーさんはグロッキーになり、ベンチで休憩です。

最上階は風通し、見晴らしともに良いので、チーさんを応援して登りました。

5階の天守閣まで長い長い階段を暑い中がんばってのぼったら、この眺望のご褒美でした。

気持ち良い風も通り抜けるので、階段をのぼってかいた汗を冷やしてくれます。

城下の街並みと、その先に広がる有明海。夕暮れ時のマジックアワーなら言いようのない景色が望めるでしょうね。

眺望に感動したものの、チーさんは体力を使い果たしたようで少々バテ気味でした。

熱中症気味なので気を付けないといけないです。

雲仙岳が遠くにくっきり見えます。

あの峠を降りてきたんですね。

地獄もあの山の彼方です。

しばらく風に当たって水分も補給していたらチーさんも復活してきました。

具雑煮を食べ、一揆軍に想いをめぐらす

13時30分。

お昼ご飯は、チーさんが気になっていたという「具雑煮」を食べることにしました。

予め調べていた老舗の「姫松屋」は、城から遠いのかなぁ~なんてGoogleマップで確認すると、なんと城の正面でした。

歩いて行けます。

さぁ行ってみましょう。しかし暑い。

具雑煮ってなんだ? 雑煮ってことは熱々の雑煮ってことか?

と、この灼熱の中で恐る恐る暖簾をくぐりました。

店内は広くて冷房がキンキン。

お昼のピークを過ぎていたので空いていました。

冷えたお茶とおしぼり、メニューを持ってきてくれた。

さすが名物の具雑煮がトップです。

予想通り雑煮。しかも鍋焼き。熱そう~。

具雑煮の他にもいろいろなものはありましたが、やっぱりここは具雑煮にしないとね。

チーさんは単品の具雑煮の並。

私は、具雑煮の梅セット。

お稲荷さんが付きます。

単品の登場です。

梅セット。

具雑煮の蓋を開けると平べったいお餅が乗ってます。

やっぱり冬食べたら温まりそうです。

40度近い真夏の昼に食べるのはねぇ~。といいつつ、食べると美味しい。

お出汁は薄めでホッとする味です。

雑煮もソフトで美味しい。

冷房が効いているので、鍋焼きが気になりません。

稲荷はミニサイズでした。

具雑煮にも、歴史と言うか言われがちゃんとあるんですね。

島原の乱で兵糧攻めに合った一揆側が籠城の際に、海や山の幸をため込んでいて、それで作ったのがこの具雑煮なんだそうです。

一説によると天草四郎時貞が考案なんて説もありやなしや。

まぁ、地元の歴史に根付いてできた食べ物だったのです。

いやぁ食べられて良かった良かった。

具雑煮の並で足りなかったのかチーさんが、珍しくスィーツを食べていい?なんて聞くので、もちろんいいよっていうと、「かんざらし」を頼んでいました。

事前にガイドブックなどで調べていて、食べたかったんだそうです。

どんなものがやってくるか楽しみにしていたら、これです。

?うずらのたまご?

つやっつやの白玉だんごですね。

汁は砂糖水(笑)

シンプルもここに極めりという感じです。

一口食べて吹き出して笑ってました。

本人もここまでシンプルと思っていなかったんでしょうね。

でも、モチモチ白玉が大好きなチーさんは喜んで完食してました。

さてさて、お腹も満たされたので、長崎に向けて出発しましょう。

次は、海に近い駅日本一を訪れてみたいと思います。

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