一生に一度は善光寺参り①

ありま旅行

こんにちは!『ありのままシニア夫婦の日常ラジオ』はじまります。

マイナンバーカードに健康保険証や自動車免許証が一本化されるらしいですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
どっちみち作らねばならぬなら、2万円分のマイナポイントもらえるのにつられて、そろそろ作ってしまいたくなってきたヒーさんです。

さて、9月に長野県の知人を訪ねて『善光寺』参りをしてきたレポートです。
一生に一度は善光寺参りと言われてますが、私は還暦になるまで参ったことありませんでした。ちーさんは若かりし日に友人と参ったことがあったとのこと。
なので、私は知人との再会と同じくらい楽しみにして出かけました。

出発

秋の関越道はものすごい渋滞があるので、出発は6時にしました。高坂SAに朝8時ごろ着いていれば、あとは大丈夫なので頑張って早起きして出発。

サクサクと走ることができて、7時台に高坂SAに到着。
高坂SAはチーさんの大好きな芋系のスィーツが揃ってました。でも、焼きたてパンとコーヒーを朝食にしてしまったので、スィーツには手が出せませんでした。今、写真で見ても『買っておけば良かった』と思うものばかりです。

もうこうなったら、渋滞なんてお構いなしで、PA/SAを次々に渡り歩いてスィーツを見て回り、ほんの少しだけ空きスペースが出来た胃袋に早速美味しいものを詰め込みました。ちーさんは「もちもち」とか「いもやかぼちゃ」にめっぽう弱いのです。私も甘いものは好きなのでお付き合いということになります。

SA/PAを巡るブログや雑誌の特集を見たことがあるけど、それぞれの場所の特徴ある食べ物などがあって、飽きさせない工夫がたっぷりでした。先を急ぐ旅なので、時間を気にしつつ小刻みに寄ってしまいました。

知人と再会

あっちこっちに寄りつつも、早朝に出たおかげで待ち合わせの善光寺のすぐ近く、この日に宿泊予定の旅館の駐車場にお昼丁度に到着。無事知人と再会でした。そのまま、車を置いて宿に荷物だけ置かせてもらいました。
この宿は『地蔵館 松屋旅館』という宿で、なんと善光寺の境内、仲見世通りにあります。300年前にはこの場所に善光寺本堂があったのですが、大火災で焼失し現在の場所に移転したものだそうです。

旅館の入り口には『延命地蔵』があります。これが御本堂跡として建てられたものです。

この長野に生まれ育った知人は、そういった由来を知っていてこの旅館を選んでくれたのか否かは定かではないですが、由来ある宿に泊まれて良い経験になりました。善光寺にお参りに来る人は、『宿坊』というう宿に宿泊する人が多いですが、「宿坊」は取れなかったということでした。

自己中かつもてなし奉行の知人は、早速地元案内ということで長野で一番美味しい「きんつば」を食わせる店に行くぞ!と言って連れてきたのが、こちらの『御菓子司 喜世栄(きよえ)』でした。由緒ある旅館同様、こちらも創業80年の老舗和菓子屋ですが、知人はまるで子供の頃に行った近所の駄菓子屋のような言いっぷりで紹介してくれました。

後で知人が購入した「きんつば」をいただきましたが、よくある「きんつば」とは違う「あんこだま」のような形状でした。味は、確かに美味しい。いや、ものすごく美味しい。知人が一番美味しいと強引に推してくる気持ちはわかるけど、一番と決めているのは知人なのであまり根拠はないです。

そして、どこに連れて行くのかと思ったら、自分の家でした。家と言ってもアパートで、彼はインドネシアと日本を行ったり来たりしているので、マンションを手放してアパートを借りて戻ってきたらそこで過ごすという生活なのでアパートで十分とのこと。
自分の家の隣にあるりんご畑を見せたかったということでした。

「りんご県」とは言わないけど、りんごがいたるところでなっていて、9月中旬だとまだまだ赤くなり切らずの若くて青りんごばかりです。少しおませなというか、赤らんだりんごはほんとに可愛らしく一生懸命木にぶら下がっていました。

週に1,2回は消毒するらしいので、可愛いりんごもちゃんと洗って食べないといけないなと思いました。

長野はりんご県ですが、日本酒県でもありますよね。美味しいお酒が沢山あります。その一つの観光酒蔵というのか、有名な『西之門 よしのや』に連れて行ってくれました。

たっぷり試飲させてくれるので、買わないといけないかぁと思ってしまいますが、そこはまた後で買いたくなったら戻ってきますとキッパリお断りしました。ごめんなさい~。ノンアルのジュース美味しかったです。

そして、何故か長野は七味唐辛子県、『八幡屋礒五郎』に立ち寄りました。

辛い物好き、唐辛子好きな私は、浅草、京都、など美味しい唐辛子があれば必ず買ってしまう唐辛子マニアなので、喜んでお店に入りました。ブレンドされた七味を買おうとすると、知人は「そんな人が調合したものなんかじゃだめだ、こっちで独自のブレンドができる、それをするのだ」とうるさい。

その勢いに気圧されて、店員の方が念入りに説明してくれたけど、結局わからないので独自ブレンドは止めにして調合済みの七味を購入。知人は非常に不満そうでした(笑)

お店の前にはこんなベンチといか椅子というか、、、痔主様はちょっと怖くて及び腰になりますね。

この日は、神社の柱を奉納する催しがあり参道を長い長い列が柱を引いて歩く珍しいものを見ることができました。

そしてそして長野と言えば、「〇〇県」、、まだまだあります。そう、忘れてはいけないのが、お蕎麦県です。

と言うことで、地元愛に溢れた知人は、長野でオレが一番美味しいと思う蕎麦屋に連れていく!と言って、少し街はずれまで歩いて行きました。結構疲れたころに漸く到着したのは、こりゃフリーでは絶対入らない店だなぁという店構えの蕎麦屋。

街はずれのこのお店。観光客はおらず、客は地元の方ばかり。席に着くや否や勝手にビールとグラスを持ってきて飲み始めます(汗)。あとで聞くと、常連は店の人の手を煩わせないようにセルフするのだそう。

メニューをよく見ると、これまた非常に安い。これも観光目当てのお店でないからなのだろうと納得。

私は「ざるの大盛」、ちーさんは「冷きのこそば」、知人は「冷たぬきそば」。

定食にしてもらうとこのようなおかずが付きます。知人に言わせると、これをつまみにして、ビールを飲んで冷酒を飲んで、〆にそばを食べるというのが至高の幸せなのだそうだ。

しかし、並みでも1.5人前くらいあるので、大盛にしたら優に3人前くらいあるボリュームで、そば好きな私にとっては涙ものでした。
もちろん、味もかなり美味しくて知人に感謝です。地元ならではの安くて美味しい隠れ名店でした。

満腹で歩けないほどだったのですが、デザートはどうかと聞かれて、胃袋の意向を伺いもせず即答で「食べよう」と応えてしまった。
こちらの店は、地元のスーパーのオーナーの娘さんがやっている洋菓子店。

どう見たって、洋菓子店とは思えないです。でも、このような看板があるんですよね。

肉とか野菜とか雑貨とか売っている一角に間仕切りをしてイートインがあり、冷蔵ケースが置いてあります。

自分の感覚だと、全く期待できないし、買おうと思わないお店なのですが、知人が言うに「絶対美味しい」と言うことなので、だまされたと思って選んでみました。

モンブラン
川中島白桃のヴェリーヌ
シュークリーム

じっくり、スィーツを見るとなかなかしっかりした作りをしてます。食べたらなんと、メチャメチャ美味しい。こんな(すいません)寂れた(すみません)スーパーの中で小ぢんまりとやっているケーキ屋さんのイメージはぶっ飛びました。
JEWEL FRUIT(ジュエルフリュイ)』地元に愛されて10年だそうです。うちの近所にこんなお店があったら最高だと思いました。

一生に一度は善光寺参りは、まだまだ続きます!食べてばっかりですが、次回も地元に愛されるやきとり店、夜の善光寺、お朝事、そして長野の知人とお別れです。
お楽しみに!

コメント

タイトルとURLをコピーしました