こんにちは!『ありのままシニア夫婦の日常ラジオ』がはじまります。
2泊3日の旅行はあっという間です。
おととい来たと思ったら、もう帰宅の日です。
ですが、飛行機が夜の20時40分発なので、たっぷり一日時間があります。
目次
今日の朝食
昨日は食べすぎてしまったので、今日はしっかりセーブするつもりでやってきたのですが、いざブッフェを目の前にすると抑えるのが大変、というかムリ?
昨日チーさんが食べていたモーニングステーキはこのようにライブで調理してくれます。
肉の他に卵料理なんかもライブキッチンで作ってくれます。
どうです?今日の朝食はまぁまぁバランス取れてますか?
お肉がはみ出ているのご愛敬。トレーに乗せられませんでした。
多品種大量にならないよう、多品種は譲れないので多品種少量にしました。
それにしてもです!モーニングステーキ、結構美味しかったです。
ディッシュのほうは地元の食べ物優先でピックアップしました。
がんすは美味しいし、出汁巻きたまごもとても美味しいので、2つ3つと取って来たいのを我慢です。
それでもやっぱりカレーはあきらめられなかったです。今日は梨カレーではないほうにしてみました。
自宅で食べるチーさん手作りのカレーはインド料理寄りなので、たまに食べる”ザ・日本のカレー”というのも、これはこれで中々美味しいものです。
子供の頃からカレーは大好物ですから。
地元チチヤスの二種類のヨーグルトはそのままを味わってから、
グラノーラやコーンフレークをトッピングして食べます。
チーさんは、蜂蜜をトロリかけていました。美味しそうなので私も真似してみたら濃厚な味にワンランクアップです。
プリンとバウムクーヘンまで手を出して、
エスプレッソで朝ごはんを〆ました。自分自身にプリン2つ食べるわがままを乞うてしまいました。
太平洋戦争最大の傷跡 平和記念資料館にて
10時半。最終日の目玉は平和記念公園、原爆資料館の見学になります。
平和祈念資料館は世界中から沢山の人が訪れてきています。
実際、この日も日本人の見学者と同じかそれ以上のアジアや欧米からの見学者が来館していて、彼らと共に資料館を巡りました。
ありま夫婦共々大変なショックを受けた展示内容で、いつものようにササっと済ませることができませんでした。
展示室の中は、誰一人として言葉を発することなく、展示物を食い入るように眺め、解説を呼んでいました。
ガイド音声イヤホンを付けて熱心に展示物を見て回る海外の人々の真剣な眼差しも印象的でした。
あまりのインパクトにこの1枚を除いて写真を撮ることができませんでした。
この写真に写っている子供たちの時間が停止したままだということです。
たっぷりと時間をかけて全ての展示物を見て、出てきたらお昼でした。
朝食をたっぷり食べたので、まだまだお腹が減らないので、このまま見学を続けることにしました。
ボランティアの方によるガイド
資料館1階の出口に無料のガイドの受付がありました。
お願いすると、私たちより少し年上の方が案内してくれることになりました。
最初に説明していただいたのが、「峠三吉詩碑」とそこに全文ひらがなで詩が刻まれています。
全てのものを奪われ、それを返して欲しいという切なる願いの詩です。
そして、広島サミットで各国首脳が献花した「広島平和都市記念碑」。ここには「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」
と刻まれています。
おびただしい老若男女の遺骨が納められ、未だに遺族に手渡されることがあるという。
「平和の鐘」には、国境のない世界地図と鐘を撞くところに原子核の文様が刻まれる。原子爆弾を打つという象徴だということです。
ガイドの方から是非ということで、ありま夫婦二人とも心して鐘を撞かせてもらいまいた。
ガイドの方の話を聞きながら元安川沿いの整備された歩道をあるくと対岸に原爆ドームが見えました。
元々は物産展の展示会場だったらしいです。
ここからみる原爆ドームが一番よく見えるところですよと説明してくれました。
てっきりプラネタリウムか天文台かくらいにしか思っておらず、そんな認識レベルだった自分が恥かしかったです。
「原爆の子の像」は原爆で亡くなった子供たちを慰霊する折り鶴が沢山飾られています。もともとは佐々木禎子さんという方が白血病の闘病中に治ることを祈って一生懸命折り鶴に願いを込めていたということがきっかけだと聞きました。
丹下健三氏により設計された公園のランドスケープで最大のこだわりは、平和都市記念碑のブリッジから遠く原爆ドームが中心に見えるように造られたものであるとのことです。
こういうところに様々な思いが込められているのだということを感じることができました。
さらに離れて振り返ると、今度は記念碑の頂上に原爆ドームのドーム部分がしっかり重なって見えてきました。
初めて訪れた原爆ドームと公園は非常に心に刺さるものがありました。
訪れて良かった。
広島城、そして夕食はANAの夜便で羽田
ガイドの方の話を聞くことで、厚みのある内容の濃い見学ができました。
日本人なら一度は訪れると良いところだと思います。
次の2月の旅は、広島に同じく原爆で大きな犠牲を払った長﨑です。
何かに呼び寄せられるかのように地球上でたった2箇所しかない原爆被害の地を訪れることとなります。
14時。レイトチェックアウト特典でゆっくりチェックアウトができるので、荷物を置きっぱなしだったホテルに戻りチェックアウト。
カフェでゆっくり休んでから、まだまだ時間があったので広島城へ行ってみることにしました。
ホテルから少し歩くことになりましたが、街中を見学しながらぶらぶらと歩いてゆきます。
ほどなくして天守閣が見えてきました。
なかなかの威風堂々とした姿です。
真っ青な空に突き刺すように伸びる屋根。
天守閣まで登れるそうなので、観覧料370円を払い中に入ります。
ここも海外の旅行者がかなり来ているのが印象的でした。
中は各階ごとに広島城の歴史を知るための様々な仕掛けがあり、楽しく見て回れます。
最上階が天守閣でグルリと周回できるようになっています。
ここから広島の街が良く見渡すことができ、当時のお殿様もここから城下を見渡していたのかなと、ほんの少しだけ思いを馳せました。
この後は、もう広島空港へ行くためにバス乗り場へ向かうのですが、夕ご飯にどうしても食べたかったものを、広島三越まで買いに行くことにしました。
平和記念公園のガイドさんが、冷めても美味しいお弁当だと太鼓判を押してくれたものです。
それは、ハイこちら。「うえのあなごめし」
広島三越まで歩いて行き、お店にたどり着いたら「本日のあなごめし弁当は売切れました」
ええええええっ!てなりましたが、あきらめきれずにお店の前まで行くとガラスショーケースの上にお弁当の小が3つありました。
迷わず、それを2つ購入できてラッキーでした。小でも2,500円しますからまぁまぁ高い弁当です。
待望のお弁当を抱えて、高速バスにて広島空港へ一直線です。
19時。空港に到着したら直ぐに荷物検査を通過して、ANAのラウンジへまっしぐらです。
平日夜の広島空港ラウンジは出張帰りのサラリーマンが大半で、しかも空いていました。
国内線のラウンジはおつまみと飲みものくらいしかないですが、お酒好きにとっては天国かも知れないですね。
ありま夫婦は、早速あなご弁当を広げさせてもらいました。
包みを広げた写真は何故か撮り忘れてしまいましたが、安心してください、ちゃんと入ってます(笑)
-2024.02.04訂正
チーさんがしっかり写真を撮っていてくれました。穴子がビッシリ詰まっているのがよくわかりますね。味は絶品でした。冷めていても美味しかったです。ガイドさん!よい情報ありがとうございました。やっぱり地元の方の生の声は頼りになります。
もう特に記事になることがありませんが、搭乗時間少し前に搭乗口へ向かって、乗り込みました。
帰路はアップグレードしていないのでエコノミーですが、B737-800の非常出口席なので、多少シートピッチは広めです。
離陸するとドリンクサービスされたかと思ったら、映画を見る間もなく、直ぐに着陸態勢であっと言う間に羽田でした。
22時30分羽田到着。
預け荷物はないので、そのまま直ぐに電車に乗り横浜経由で帰宅したら時計は0時でした。
シニア夫婦にとっては若干タフな旅になりましたが、こういう事ができるのもあと何年かって感じなので、できなくなるまではチャレンジしたいと思います。
これにて広島旅終わりです。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
次は、「苗場」そして「長﨑」へと続き、春に「台湾」、夏に未定ですが「マレーシア」かな~です。
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