ユーミン苗場ライブと水上温泉旅行 その4

ありま旅行

こんにちは!『ありのままシニア夫婦の日常ラジオ』がはじまります。

旅系担当のヒーさんです。

ユーミンのSURF&SNOW Vol44. が無事終了したようです。

「皆が来てくれるから、続けられます。」という言葉の通り、2時間歌い踊るステージの躍動を見ると、年齢なんて単なる数字だという事が嘘っぽい強がりではないと信じられます。

目次

太陽館で温泉三昧

たくみの里から山を歩いて下りて、今晩お世話になる「湯宿温泉 太陽館」にチェックインしました。

湯宿温泉 太陽館【公式サイト】
群馬県みなかみ町、三国峠の玄関口、猿ヶ京三国温泉郷にある湯宿温泉 太陽館。みなかみの豊かな自然、四季を感じる露天風呂と利根川の清流、上州牛、上州麦豚など地元の美味しい食材。自然、温泉、食の楽しみがたっぷり詰まった湯宿温泉太陽館でどうぞお寛ぎ...

国道17号沿いにあり車で来ても見落とすことは無いでしょうし、真正面に「湯宿温泉上」のバス停があるので、バスでの来訪も便利です。天気が多少悪くても大丈夫です。

この宿がある湯宿(ゆじゅく)温泉は20から30ほどの大小の宿があるらしいです。

加えて、共同浴場もあるようで、それほど広くないエリアに温泉を楽しむ施設が充実しているようです。

そして、太陽館はかけ流しの貸切風呂や大浴場がある宿となります。

そんなことを考えながらの移動だったので、到着するとさっそく、温泉に入りたくてうずうずしてます。

チェックインは大女将が応対してくれました。

この時に貸切露天風呂の予約をします。

2つの露天風呂と1つの内風呂から50分を1枠として宿泊者は無料で予約できます。

追加は有料になるようで、露天風呂が3,300円、内風呂2,200円くらいするようです。

日帰り入浴もさせてくれるようで、貸切は上記の通りで、大浴場は700円でまぁまぁ妥当な金額かなぁ?

館内マップを眺めると、14室あるようです。

私たちは2階の「桜」でした。

フロント横にちょっとしたロビーがあり、無料のコーヒーが飲めます。

奥には子供用の遊具があり、お子様連れでも大丈夫。

きっと若女将のお子さん用も兼ねているんでしょう。

浴衣やアメニティー類は、最近よくあるパターン通り自分で選んで部屋に持ち込むシステムです。

マラソンの瀬古さんや大学の駅伝チームが合宿していたようで、各大学のサインが飾ってありました。

「桜」

若女将に部屋まで案内してもらい、丁寧に設備の説明をしてもらいました。

ドアを開けると玄関があり、そこに冷蔵庫があります。中にはビールが2本。

部屋はおもいっきり和室で縁側付きです。縁側の奥には、トイレがあります。

ベランダには少し雪が残っていました。やはり寒いんですね。

洗面所とトイレの場所は縁側の奥なので、夜中のトイレは寒そうです。

和室なのでおそらく、夕食の間に布団を敷きに来てくれると思います。

畳に布団というのも妙に落ち着きます。

普段がベッド暮らしなので寝るのも楽しみになってきました。

荷物を片付けたら、夕食の前に予約していた貸し切り風呂に行くことにします。

貸切露天風呂 布袋の湯

予約の紙を部屋に置いてきてしまい、チーさんに

「本当に、布袋の湯で大丈夫?時間はこれで大丈夫?」

と言われて間違いないはずなのに、そういわれると急に心配になって来てしまったので一度部屋に戻って確認してきました。

万が一、間違っていたら入浴中に他の家族が着てしまい、混浴になってしまいますから(笑)

濁りは無い泉質みたいです。

湯冷ましのスペースもあり、気分が上がりますねぇ。

でも、結構寒いので湯舟に早くつかりたいです。

と、思ったら湯がメチャメメチャあっち~!

やけどする、入れない~!

でも、寒い~、軽くぬれた足元が寒い~。

でも入れない~ってことで、しょうがない、シャワーから水を出して冷まします。

たっぷり水を入れたら漸く入ることができるレベルになりました。

肩まで浸かると、うぉ~うぉ~うぉ~と声が漏れてしまいました。

実に気持ち良いです。

湯舟につかった最初の瞬間が一番気持ちよく感じるのは私だけでしょうか。

ビールも最初の一口が最高に美味しいとも言いますしね。

黙って目をつぶり湯を味わっていると、隣の貸切露天風呂からお父さんと子供が

「あっち~、あっち~」

と叫んでいるのが聞こえてきました。

お隣さんの家族も熱湯露天風呂を前に、

「押すなよ!押すなよ!」

とやっているんでしょうか?

しっかり温まって汗が流れるようになったら、外に出て体を冷まします。

壁の外を覗いてみると、雪景色が見られました。

これがまた風情あります。

サウナではないですが、これで十分に整いました。

貸切露天風呂サイコーでした。

お楽しみの夕食 

食堂エリアは各テーブルがスクリーンで仕切られていて、周囲のテーブルとの視線を遮られているのでプライベート感があります。

スタッフは東南アジアの若い男性や女性で、日本語で料理の説明をよどみなくしてくれて感動します。

温泉旅館は温泉と料理が勝負どころなので、太陽館も料理に力が入っていました。

演出も兼ねて、火を使う料理が2品あります。

一つはすき焼きです。

たっぷりと肉が入っていて食べ応えがありそうです。

鴨肉の燻製は脂がのっていて美味しかったです。

胡麻豆腐は久しぶりでした。濃厚でまったりしていて美味しい。

土瓶蒸しはさすがに松茸ではないのですが、このあたりの名産の舞茸で香りが良くて出汁も出て、食べても肉厚で美味しかったです。

あとからも料理がどんどん出てきました。

お酒を飲まない私は最初からご飯と味噌汁が欲しかったのですが、お願いしなくて良かったです。

最初からご飯を食べていたら、料理を食べることが出来なかったかもしれない。

と言いつつも、最後はすき焼きで少しだけご飯は食べました。

チーさんは、珍しくご飯にすき焼き用の玉子をかけてTKGにしてまるっと1膳食べてました。

最後は、スィーツがやってきて、これはこれで別腹となるので、二人ともペロリです。

このユズのジュレはひんやりして甘酸っぱくて美味しかったです。満腹でも軽く食べられました。

今回はありま夫婦共々アルコールは頼みませんでしたが、お酒も美味しい土地なので、そちらも楽しむことができると、食事もさらに美味しく食べることができるようになるでしょう。

大浴場

ゆっくり夕食を食べてから部屋に戻りますと、布団が敷かれていました。

清掃はxxさん、布団は●●さん、何れも拙い字で名前が書いてありました。

一生懸命、日本語を覚えて、マナーを覚えて働いているのでしょう。

応援したくなりました。

部屋で食休みをしながら、館内の説明冊子を開くと、かなり丁寧に湯宿温泉まわりのこと、太陽館の施設の事がわかりやすく書かれていました。

ちょっとしたことですが、こういう手作り感溢れるものが、もてなしの心を感じさせてくれます。

ゆっくり食休みをしたら、大浴場に行くことにします。

大浴場は1日ごとに男女の浴室が入れ替わるので、今日のお風呂は本日中に入っておかないと、明日は入ることができません。

24時間入れるということも素晴らしいです。

深夜1時、2時に入ることはまずないでしょうが、いつでも入れるんだというのが嬉しく感じてしまいました。

一夜明けて

大して疲れたことはしていなかったつもりでも、移動などで案外疲れていたのか、前の夜は早めにぐっすり眠ってしまいました。

夜のうちに少し雪が降ったようで、窓から外を眺めるとうっすらと雪が積もっていました。

せっかくのテラスですが、冬季は使うことはないのでしょうね。

残念です。

7時半。朝風呂です。

温泉旅行で最高に幸せを感じるタイミングです。

朝、寝起きにひとっ風呂浴びる。これはたまりません。

ラッキーなことに誰もいないので写真を撮らせてもらいました。

気持ち良いのは良いですが、そのまま天国に行ってしまうようなことがないように、ヒートショックに気を付けながら入りました。

シニア年齢になってからは、一段とこれを気を付けるようになりました。

しっかり温まって、すっかり目が覚めると、こんどは空腹で朝食の時間が気になります。

ちょうど汗が引いたころに朝食の準備ができたという連絡が来ました。

食堂に行くと昨晩と同じテーブルに案内されました。

もう既に準備が整っていて、食べる人を待つばかりです。

あぁなんと幸せなことか!と思ってしまいます。

胃袋の大きさはたかが知れているので、多くの種類を少しずつしか食べられません。

だから、このくらいの量でちょこちょこあるのが一番嬉しいです。

この揚げだし豆腐なのか、がんもどきなのか、が美味しかったです。

おそらくここで揚げているのでしょう。

味噌汁は火で温めて食べる趣向です。

固形燃料が多いので、味噌汁が熱くなりすぎて、大分フーフーして食べましたが、お隣のテーブルのおじさんも同じように、豪快フーフーをして、ズズーッとすすっていらっしゃいました。その音のすさまじいことったら無かったです。

熱々の味噌汁は出汁が効いていてホンマ美味しかった。

いつもはパンとコーヒーとフルーツの朝食ですが、完璧な和朝食で朝からホッとできました。

心もお腹も満たされ食堂を後にしました。

スタッフの満面の笑みが素晴らしかったです。

この後、チーさんは最後の入浴に行きました。

ほんとに温泉好きです。持って帰りたいようなことを言ってました。

10時少し前にチェックアウトを済ませてロビーで若女将と会話しました。

コロナ前は大学の女子駅伝チームが合宿に来ていたこと、国道を走ったり、夏のスキー場を走ったりしていたこと、湯宿温泉の共同浴場は今は鍵をかけていて、旅館に声を掛けてくれたら鍵を空けてくれること、雪が少なくなったということ、などなど伺いました。

10時少し過ぎのバスに乗車するので、10時ちょうどくらいに旅館の前のバス停で待機して、時間通りに来たバスに乗り上毛高原駅に向かいました。

お土産

上毛高原駅で昨日見た観光センターで少しお土産を購入。

よくよく見ると、地場のお土産が揃っていました。

最近、国内旅行に行くと味噌を買いたくなります。

ここでも味噌を見ていたら、お店の方が美味しい味噌ですよと言ってくれたので、味噌を購入!

群馬と言うとひもかわうどん。これはまた特別に幅広の自分でカットするタイプのひもかわうどん。

会社へは買って帰るつもりはなかったけど、これを見たらお土産にしたくなり購入。

太陽館の朝食で美味しかった生姜の佃煮。

あとはチーさんが、きくらげ、エゴマ、しいたけを購入していました。

こういうのが多いですよね~私たちの自分ち用のお土産は。地味ですね。

この後格安グリーン車で東京に戻りそのまま真っすぐ帰宅してこの旅を終えました。

初参戦のユーミンの伝説のライブは最高でしたし、水上の湯宿温泉も良かった。

北関東、東北への旅は寒いから嫌だと避けていたけど、今回かなり前向きに見直すこととなりました。

次は、4月の台湾ですわ。

その先が未定なので、5月、6月、夏休みを本格的に埋めにかからないといけません。

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