あけましておめでとうございます。!『ありのままのシニア夫婦の日常ラジオ』がはじまります。
お正月気分が大分薄れてしまいましたが、ギリギリお正月なヒーさんです。
年末に風邪で寝込んでしまったこともあり、年明けも自宅中心で静かに過ごしました。
お正月用に買った和菓子でおやつ時にお茶をするなんて優雅な休日を演出たり(笑)。
流石「たねや」の和菓子はしっかり甘くて、正月で緩んだ味覚を甘味でビリビリ刺激してくれました。
さてさて、年初の出来事ですが、昨年末に娘夫婦に招待されたにも関わらず、私が風邪で延期となった天ぷら会をリベンジしてもらいました。
天ぷらを振舞ってくれる娘の旦那さんは、静岡の「成生」、焼津の「なかむら」、人形町「晋作」、高崎「もっこす」などリスペクトする先人はどこも名だたる名店、☆持ちもあります。
仕事とゴルフ以外は日夜天ぷら道を極めるべく研究して、回を追うごとに腕を揚げている、いや上げている婿さんです。
正月で素材が入手できないということで、野菜中心、ありもの中心と言うことで謙遜していましたが、なかなか美味しかったです。
食前に出してくれた怪しい色の飲み物。
なんと、ゴボウのジュース? 冷製スープ? 口元に持ってくるとゴボウの香りがススっと入ってきます。
口にすると、口の中一杯にゴボウの味が広がりますが、ゴボウ独特の土臭い野性味ある香り、これが結構アクセントがあっていいです。
お出汁なども入っていてとても飲みやすい仕上がりでした。
どこかの有名店の真似と言うことでしたが、本家本元はこれに生クリームなどが入っていたそうです。
あくまでも飲んだ時の舌感覚なので、定かではないとのこと。
レシピなんて明かしてくれませんからね。
舌で盗むしかない。
次に定番のナスの天ぷらです。
薄い衣がカラッとしていて、ナスはフワフワで中はナスの水分が凝縮してジューシー。
熱いわ旨いわで大変です。
お出汁も自家製とのこと。
次なる料理は、河岸が開いていないので目ぼしい魚が手に入らず、、、と恐縮して出してくれたのがブリしゃぶ。
そんなことない、普段ありま夫婦が自宅で普通に食べるブリよりはるかに美味しい(笑)。
青物と共に軽くくぐらせたブリをポン酢でいただくと、これもまたさっぱりしていて美味しい。
そして、私たちが訪問する前から低温で延々と揚げていた南瓜です。
驚きポイント①は2時間は揚げているってこと、②は揚げているだけで何も味を付けていないこと、③にもかかわらず油っこくなくそしてものすごく甘いということ!感嘆しかないです。
今日も天ぷら鍋を2つ用意して高温用、低温用で使い分けて何時間も前から準備して調理してくれていたのには感動です。
そして次なる料理は、フィレ肉のステーキ。
ミディアムに炙って、岩塩で食べると肉の甘さが引き立ちます。
写真を撮り忘れたけど、銀杏の炊き込みご飯はリスペクトシテいる天ぷら屋と同じ農家から分けてもらった米を使って炊いたもので、ふっくら美味しい米と銀杏というシンプルなのに美味しい。
日本人で良かったと実感できる瞬間です。
そして、最後にデザートは予想外の、天ぷらとバニラアイス。
天ぷらはさつまいも、アイスも自家製手作り。
両方とも甘いので、同時に食べると混ざり合って打ち消し合ってしまうから、別々に食べてみるとさつまいもがものすごく甘くて美味。
そして、アイスクリームは濃厚で舌の上でトローリ。
ご本人はスーパーカップと揶揄してして謙遜していたけど、なになに全然こちらの方が美味しかったです。
ありま夫婦はもちろん何もしませんでしたが、娘もお酒を飲んでいてちょっと手伝うだけで、あとは全て旦那さんが3時間立ちっ放しでもてなしてくれました。
最後は洗い物も延々とやっていて、好きだとは言え全く関心、感謝です。
今日の出来映えは自己採点30点とのことなので、実に自分に辛い厳しい評価です。
まだまだ修行の日々が続くのでしょう。
食べる役であればいつでもウェルカムなので、また呼んで欲しいです。
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