こんにちは『ありのままのシニア夫婦の日常ラジオ』がはじまります。
大分ご無沙汰してしまいましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
前回「ありま夫婦 ベトナム旅真っ最中その1」ということで、2,3と続くかのようなタイトルで投稿して以来、音沙汰が無くシニア夫婦に何かあったのかと心配いただいた方もいらしたかもしれませんので、この場でお詫び申し上げます。
このように元気で戻ってまいりました。
全12日間の長い海外旅行を三部作でかいつまんでお送りします。
と、いざ開始と思った矢先にブログを管理しているサーバーの設定に問題が生じて約3週間ほど格闘して漸く復帰できました。
バックアップの大切さを身に染みて感じました。
さて、切り替えて話を進めましょう。
第一章はベトナムホーチミンから車で2時間の距離にあるブンタウという海辺の街の話題です。

目次 [非表示]
ブンタウの概要
ベトナムの熱海と呼ばれるだけあって、現地の方がちょっとドライブや1泊旅行で訪れることが多いところです。
ホーチミンから車を使って約2時間。海辺の静かな街です。

ちなみに、ホーチミンは現在乾季で日本の夏とほぼ同じくらいの気温ですが、湿気はあまりありません。
現地の方に、「2月はホーチミンでも冬ですか、それともこんなに暑いので夏?」と聞くと「乾季です」と返してくることが多いです。
乾季と雨季。この2シーズンしかなく日本でいうところの四季の感覚は無いようです。
ブンタウの朝の様子
ベトナムの海辺の人々は早朝から海に入ります。

ごらんの通り服を着たままの入水です。
しかもシャワーキャプやアゴ紐で結ぶような水泳キャップのようなものをかぶっています。
この習慣はかつてダナンを訪れた際にも目にしてビックリしたことを思い出します。

中には砂風呂のようなことをしてリラックスしている方も居ますが、ベトナムのホーチミン出身の会社の若手に聞いたところ、見たことが無いと笑っていました。

小さな漁船が沢山あり獲ってきた魚の即売会は随所で行われています。


大小様々な魚、海老、カニなどが道端に広げられて、それを買う人が群がってどんどん売れていきます。
地元の小売りや海鮮レストランが来ているようですが、個人で買いに来ているような方もいました。

値段はざっくりなようで、ビニール袋に入っているものにより値段が決まるようです。
そして早朝からは他にも果物や野菜の露天が出ています。
お母さん、はかりに乗せてグラムいくらで売っているんでしょうか。

歩道にはこういった食事をさせてくれる露天も随所にあり、朝食もここで済ませてしまう人も結構見かけました。お持ち帰りも多かったです。

ブンタウのホテル
今回の旅でブンタウには3泊しました。
ベトナムの熱海ってくらいなので、ホテルは沢山あります。
5つ星からドミトリーと呼ばれる相部屋のようなものまで様々。
今回はフロントビーチと呼ばれる地元色が強めの地域にある「フュージョン スイーツ ブンタウ (Fusion Suites Vung Tau)」4つ星のホテルをagodaから口コミやロケーションなどから選びました。

プルマンやインペリアルホテルに比べると星の数は1つ少ないですがとてもよかったです。
- 泊数 3泊
- 朝食 付き
- 部屋 ツインルーム(33㎡)、朝食付き、オーシャンビュー、インフィニティプール、ジム
- 料金 約37,000円(1泊 13、000円弱)

二人の滞在では十分すぎる広さでしたし、大きな窓からフロントビーチを見渡すことができ、テラスもテーブルと椅子が置いてあって夕方や夜に涼しい風にあたれました。


バスタブが無くシャワーだけなので、日本人シニア夫婦的には「バスタブで湯ったりしたい~」はできませんでしたが、それに余りあるものがありました。
約13,000円/一泊 朝食充実ブッフェ付 十分あり!だと思います。
ホテル朝食
旅から戻って思い出話をした時に、ホテルの話題になってチーさん曰く、「今回の旅のホテルでここの朝食が一番良かった!」というだけあって、バイキングの朝食は品数充実で美味しかったです。
ライブキッチンでの玉子料理や定番のフォーなど麺類もありいろいろ楽しめました。

こういうの見てしまうと、どれも食べたくなってしまい困りますよね。
胃袋の限界がウラメシイ・・・・
でも、一品の量は少な目にして数多くの種類を食べたいって気持ちはあります。

パンの種類も豊富。
また、言ってしまうけど胃袋のキャパシティーがウラメシイ・・・・

欧米系の客が多くパンの売れ行きが良かったです。
皆さんのセレクトを見ると、基本は玉子料理、サラダ、パンですね。
男性はサンドイッチにして食べる人をよく見かけます。
私も真似てみたら、これが結構美味しくてマイブームです。

チーズ、生野菜も豊富。



栄養価の高いスーパーフードのキヌアのサラダを毎日少量いただきました。
悪魔の誘惑に取りつかれてしまうフレンチトーストには手を出しませんでした。
一方でチーさんは毎日フレンチトーストを食べていました。
完全に取りつかれてましたね。

見晴らしの良い窓際の席を確保して、目移りしてしまう中から選んだのはこちらです。
かなり控えめ。

チーさんの悪魔プレートはもちろんフレンチトースト。
それに、餃子?カマンベールチーズ、キヌアサラダというよくわからない取り合わせ。

別の日はフォーを作ってもらっていただきました。

フォーコーナーにはいろいろなトッピングがあって迷いましたが全部乗せです。

ローカルフードはプルプルモチモチ系の誘惑です。


プール
2月の日本は寒波の第二波が来て震えあがっているというNHKニュース見ました。
あぁ日本は寒いのだろうなぁなんて言いながら、屋上にあるインフィニティプールに入っているなんて、、、
なんて幸せなんでしょう。すみません。

ロシア、フランス、オーストラリアといった欧米人の宿泊者の方はホテルでのんびりしている方も多いです。
私たちも午前中は外に出かけて観光や昼食を食べ、午後はホテルのプールでのんびりした時間を過ごしました。

欧米の旅行者はシニア女性も平気でビキニでプールサイドを歩き回っています。
しかも豊富なお腹の贅肉を惜しみなく披露してタップンタップンさせていても平気の平太です。
そんな空気に触発されてチーさんも頑張って水着を着ていましたが、残念ながら写真は公開できません。
ご想像にお任せします。

かなり大胆に攻めていたということだけ申し伝えておきます。
ブンタウでのシニア夫婦なりの過ごし方
ブンタウの観光
キリストの像
- 入場料 無料
旅行前からSNSや観光サイトの情報で外せない観光スポットとして挙げられていたのが「山の上のキリストの像」でした。
山の頂上にそびえる像なので、そこに至るまで延々と階段を登ること、像の中を登ってキリストの肩のあたりから外に出ると足がすくむほど怖いという評判だということ、この二つが若干気になっていました。
ホテルからGrabタクシーで移動してキリスト像の入り口に立つと、遥か山のてっぺんに小さく両手を広げたキリスト像らしきものが見えます。
おっと!予想以上に高くて遠いぞー!暑いのに身震いしてきます。

ガンバレチーさん。

因みに、2月ですが気温は30度近く、日差しは真夏の日本と同じなので、階段を登っていると直ぐに暑くてぐったりしてきます。
水分補給は欠かせません。
ほら、キリストが両手を広げて待ってくれているではないですか!

汗だくになりながら登りきってキリスト像を真下から眺めます。

山の頂上なので海からの風が吹き抜けて、汗をかいた体を冷ましてくれます。
さわやかな風が心地よいです。

キリストの像の周りを一周回ってみました。後ろ姿は神々しいかぎり。

さぁそれでは像の中を登りましょう。
キリストの体の中に入るので、帽子、カバン、半ズボン、ノースリーブなどドレスコードが厳しいです。
入り口では靴を脱ぎます。
はだしで狭い螺旋階段を登っていくとキリスト像の肩の上に出ることができます。
キリスト様にこっそり耳打ちできる距離です。

狭くて足場も悪いのでかなりスリルがありますが、みなさんここまで登って写真を撮って戻っていきます。
私も、一緒に撮らせていただきました。

ロバートテイラー古武器博物館
- 入場料 大人一人70,000VND(約420円)
- 公式サイト
蒐集家であるロバートテイラーという方が古今東西の武器、軍服などを集めたもので、その品数とバリエーションは圧巻です。

各国の軍服が陳列されていて国や時代の解説を読むと、というか翻訳機で日本語にして読むと中々興味深いものがありました。

これは本当に重かったでしょうねぇ。
これを身に付けたら相当動きが鈍くなってしまうのでは、、、と思います。

当然、日本のものもありました。

近現代のところではナチスドイツの陳列が数多くあり、マネキンがあまりにリアルなので、ナチス軍に囲まれたような錯覚を覚えます。
少し不気味で恐怖感を抱きます。

しっかりと見て回り1時間以上かかってしまいました。
途中で休憩もして最後まで見終えて、外に出るとスタッフが記念写真を撮ってくれるサービスがありました。

第一章その一はここらへんで終了にします。
ベトナム、ホーチミンから車で2時間。
ベトナムの熱海と言われるブンタウは観光のランドマークや絶景はそれほどないので、退屈とか日帰りで十分といった評判もありますが、シニア夫婦のゆるっと旅では十分です。
街を目的もなくぶらつくことで十分楽しいので、その感覚が共感できる方ならきっと楽しめること間違いなしです。
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