こんにちは『ありのままのシニア夫婦の日常ラジオ』がはじまります。
旅レポ担当のヒーさんです。
目次
旅程概要
1日目 羽田➡タイ・バンコクスワンナプーム空港➡マレーシア・ペナン空港 ペナン泊
2~3日目 ペナン・ジョージタウン ペナン泊
4~6日目 ペナンからイポーへ電車で移動 イポーで初のairbadb利用で2泊
7~8日目 イポーからクアラルンプールへ電車で移動 クアラルンプールで3泊
9日目 クアラルンプール空港➡羽田 帰宅
旅の6日目はイポーの滞在を終えてクアラルンプールへ移動する一日です。
朝ごはん カヤトースト、カレーラクサ、そして待望のアレ
今朝はスコールもなく晴れているものの、朝から暑い(汗)
蒸し暑さの感じは日本と変わりませんね。
ということは日本が熱帯化してるってことでしょうね。
さて、お楽しみの朝ごはんはカフェに行くことにしました。
約1キロと、歩くと少し遠いけど車を呼んで移動するほどの遠さではない、、、
こんな距離感が狭い街の中ではちょいちょいあります。
歩くことにしました。
知らない街をのんびり歩くのも楽しいです。
民家、商店、工場、会社、、、イポーの人々の生活を見て、音を聞きながら歩いて行きます。
そして「東泰茶鋪 (Dong Tai Kopitiam)」に 到着しました。

歩いてきて暑かったので、涼しい店内が気持ち良いです。
ありま夫婦が来た時はまだ空いていたけど、あとからあとからどんどんお客さんが来て、ほぼ番席になりました。

オーダーするのは決めていて、まず「カヤトースト」。
以前シンガポールに旅行した際に、カフェで食べたカヤトーストが美味しかったし、ここイポーでも人気のメニューなので絶対食べたい一品です。
そして、ラクサ。
マレーシアのラクサはシンガポールラクサと違うけど、こちらのラクサも好きです。
そして、待望のアレは”プリン”。
早速メニューを見てみます。
カヤトーストありました!

う~ん、迷う~。

でもやっぱり初志貫徹でラクサ。
しかもニョニャカレーラクサにしました。

飲み物は、白珈琲(ホワイトコーヒー)と現磨豆漿(豆乳ミルク)にしました。

2つの飲み物を同時に持ってきてくれました。
コーヒーカップの色使いがシンプルで図柄もいいですね。

レンゲのようなコーヒースプーンも中華っぽいテイストで良いですね。

泡立って盛り上がっています。

一口飲むと、両方ともしっかり甘い(笑)
普段自宅では飲まない甘いコーヒーですが、とても美味しく感じました。
カレーの風味のラクサ。
短いイポー名物のもやしがここにも入っていました。

味のほうは全くの個人的な感想だけど、日本のカレーのほうが美味しいと思います。
なんだか、タイで食べたカオソーイというカレーラーメンの汁に似ている味でした。
でも、美味しさレベルは高いです。
大分待ってからカヤトーストがやって来ました。

タップリの甘いカヤジャムとバターが挟まっています。
アンバターの餡子部分がカヤジャムっていうのがピッタリな表現ですね。
ラクサもカヤトーストも美味しかったです。
そして待望のアレ、デザートはそうですプリンです。

昔食べた懐かしい味に近いプリンです。
玉子の味が濃くてカラメルはとても甘い。
プリン自体も少し固めでした。
アラカンでもプリンは子供の頃と同じく、嬉しい食べ物だということを実感しました。

イポーに別れを告げて旅の最後の街、クアラルンプールへ
朝食後にホテルに戻り荷物をパッキングして部屋を片付けました。
今回、こういったレンタルルームを初めて使ったけど、自由度が高いところが結構気に入りました。
今回の様にホテルとの併用がいいですね。
さて、ホテルのようにフロントでチェックアウトはありません。
鍵は、借りたときと同様にメールボックスでやり取りでした。
Grabでイポー駅に行くと、来た時同様イポー駅の駅舎が出迎えてくれました。
見るのは二度目ですがレトロかつ品のある佇まいが素晴らしい。

来た時には気づかなかった駅正面にある市庁舎ですが、かつて郵便局だったとのことです。
こちらも歴史ある風合いです。

列車はイポー発のKLセントラル駅(クアラルンプールセントラル駅)行きの座席指定の急行です。
あらかじめオフィシャルサイトで予約済みで、QRコードもスマホに保存済みの万全の態勢です。
列車の時間前なので改札前で待ちますが、前回とは緊張が雲泥の差です。
やっぱり一度経験すると気分はベテラン、まかせなさい!(笑)

イポー駅が始発駅だったので、荷物置き場など心配することなく乗車できました。
そしてちゃんと進行方向に向かって前向きの座席も確保できていました。
クアラルンプールまでの車窓の景色は、ずっとこんな植林したおそらく果樹園、だと思います。

若くて低木な状態のものや、成長して大きくなった状態のものやいろいろでしたが、実を付けているのを見かけることはありませんでした。
途中、何回か駅に止まりますが、小さな駅のようで乗降する人はあまり多くありません。

まだまだ延々同じ景色が続きますが、初めて見るものなので全然飽きずに眺められました。

2時間半ほどで到着なのですが、クアラルンプールとクアラルンプールセントラル駅があるので、気を付けないといけません。
昔はクアラルンプール駅がメインだったようですが、今はセントラルのほうにメインが移っていていて、クアラルンプール駅はこのように閑散としていました。

次のクアラルンプールセントラル駅には5分で到着。
ほぼ全てのお客さんが一斉に降りて行きます。

駅構内で結婚式でもやるのでしょうか?
こんなセッティングがありました。

さぁ、マレーシアの首都、クアラルンプール滞在の始まりです。
5つ星ホテル リッツカールトン
クアラルンプールは5つ星のホテルに安く泊まれることが有名です。
事前に調べた際もビックリするほど安い値段で宿泊ができる、様々な5つ星ホテルを目にしました。
今回、試しに選んでみたのが「ザ・リッツ・カールトン」です。
ありま夫婦としてはホテルの星数に重きを置いていないので、これまでこういったホテルを選択してきませんでした。
でも、人生、こういうホテルにも宿泊した経験は必要かなと思い、チーさんとも意見が一致したので選んだホテルです。
クアラルンプールセントラル駅からGrabタクシーでホテルまで移動する間に見えたクアラルンプールの街は、さすが首都だけあってこれまでと違って高層ビルが林立していました。
マンダリン・オリエンタル、jwマリオット、シャングリラ、バンヤンツリー、ウェスティン、、、など近くに沢山の高級ホテルがあります。
Grabタクシーの運転手さん、大分迷ったけどなんとかリッツカールトンに到着できました。
車がホテル正面の車寄せに付くと、一斉にポーターが3人やってきて、ニコニコ微笑みかけながら荷物を持ってくれました。


フロントはきらびやかではないけど、天井が高くてシックな色調で落ち着きます。

5つ星はドレスコードがあるので、ロビーやレストランなどではあまり砕けた格好はよろしくないとガイドにありましたが、そんなことはなく、短パン半袖サンダルで歩いている人も見かけました、

フロントではきちんと背広を着て綺麗な英語を話す男性が、しぶくて低い声でチェックイン手続きと、館内サービスや朝食の説明をしてくれました。

なんと、会員でもないのに何故かセミスィートルームにアップグレードしましたとにこやかに説明してくれ、二人でワオ!サンキューと歓声を上げてしまいました。
ここの予約はチーさん名義だったので、受付は全てチーさんが担当してくれました。
結構長くしっかりした説明を受けると漸く部屋に案内されます。
背広の男性がエレベーターまでエスコートしてくれて、その後は客室担当へ引き継がれました。
フロアは12階です。

部屋の説明をかなり丁寧に説明してくれました。
チーさんが私に隠れてチップを渡してくれたので、ドアから出ていく時に握手しながらそれを渡すとものすごく恐縮してました。
私は紙幣を見ていなかったので、チーさんにいくら渡したの?って聞いたら10リンギットとのこと。
通常5リンギットくらいなので、破格のチップをくれる気前の良い日本人宿泊客ということになりました。
ほっと落ち着くのも束の間、ドアをノックして先ほどの男性が戻ってきて、館内用のスリッパをもう一組ずつ持ってきてくれましたが、気前の良いチップのお礼の気持ちだったのでしょう(笑)
部屋は二人で使うには十分な広さで、色調もシックで調度類も質の良いものという感じがしました。

バスタブがありシャワーとトイレが分かれていて、アメニティーなど十分に揃っています。
アップグレードの際に、クラブラウンジの説明を受けたのですが、それを無料と勘違いしてしまい、ぬかよろこびしたありま夫婦でした。
勘違いのまま入り込まなくてほんと良かったです(汗)
荷物を片付けてからホテル散策と夕食に出かけることにしました。
ホテル内は、いたるところにソファーや椅子があり、どこにいても居心地よい空間となっていました。

ホカンスするには最適なホテルじゃないでしょうか。

プールやジムなどの施設は後で覗いてみることにしょう。
夕食は バクテー(肉骨茶)
ホテルは一流でも食事は庶民なありま夫婦です。
クアラルンプールでもいくつか食事の候補を挙げていて、ホテルの近くにあるバクテーが美味しいお店「新峰肉骨茶(Sun Fong Bak Kut Teh)」に行くことにしました。
ホテルから外に出ると、まず暑い!
そして、人が多い!車が多い!店や建物がごちゃごちゃしている!
ホテルからバクテーの店までは直ぐなのに、大きな道路を渡るのに信号を長い事待たなくてはいけないとか、人の流れに合わせてノロノロ歩くとかで思ったより時間がかかりました。
歩いていると様々な光景が見られていいですが、途中でこんな光景も目にすることができました。

なんと、ドリアンの屋台です。
ドリアンを注文するとその場でカットしてくれて、テーブルで食べさせてくれます。
お店によってはビニール手袋をくれるところもあります。
周辺にはドリアンの匂いが立ち込めていますよ。
ドリアン専門店もありました。

道路の向こうにもドリアン。

クアラルンプールはドリアンだらけって印象です。
街中を眺めながら歩いていると目的のお店に到着しました。

店内は混雑しているけど席は一応確保できそうです。

2人用に用意された席の空きがあったので、そこを指差されました。

まずはバクテーですね~。
大中小とあったので中を頼みました。50リンギット(約1700円)です。
これまでのお店と全然価格設定が違いますね。
クアラルンプール価格なんでしょうかね。

そして、海鮮チャーハンも頼みました。こちらは20リンギット(約700円)。

野菜も欲しいと思い、青龍銀針(珍味青龍菜)25リンギット(約820円)。

やっぱり大都市の人気店なので価格は地方都市より高めに感じました。
まず、バクテーがやって来ました。

豚肉がごろごろ入っていて、脂身も分厚くついていますが、全然油っこくないのですよね。
スープが漢方っぽくて独特な味です。
苦手な人も多いかもしれないです。
そしてチャーハンがやって来ました。
海鮮がちゃんと入っていて美味しそうです。

そして、青菜の油炒め。
この葉物は初めてでした。

「青龍菜(せいりゅうさい、qing long cai)」は、ニラとネギを掛け合わせた中華系野菜の名称で、マレーシアなどで「青龍菜(グリーン・ドラゴン・チャイブズ)」として流通しています。葉の幅はニラの約1.5〜2倍あり、ニラよりもマイルドな風味とシャキシャキした食感が特徴で、炒め物によく使われます。 ~AI
バクテーを食べてみました。

良く煮込まれているので肉が柔らかくホロっと崩れて食べやすいです。
漢方っぽい味もしっかりしみていて、私は結構すきです。
薬味のようなタレを出されたので、これに付けて食べてみたら美味しかったです。

テーブル席で部屋の外なので結構暑かったです。
汗をかきながら温かいバクテーを食べる、これも良い経験になったと思います。
食後はクアラルンプール随一の景色と言えば、コレ!
クアラルンプールに旅行の超ベタ観光、ペトロナスツインタワーに行って記念写真を撮ろうと私が言い出して、食後にボチボチあるいて行くことにしました。
Googleマップで検索すると2.5㎞くらいあるけど、道路は大渋滞なので街見学を兼ねて歩くことにしました。

道路沿いの歩道は綺麗に整備されているけど、ビル間を繋いでいる遊歩道があるのでそれを使って歩きました。
その遊歩道も街を移動する、通勤、買い物、観光、などなど様々な人で溢れていて、混んでいました。
道路の上を歩いたり、ビルの中を歩いたりと上に行ったり下に行ったりしていると、目指しいたKLCC公園に到着。
ここは緑も多く広くてジョギングする人が沢山いました。
緑の木々の間からペトロナスツインタワーが見えてきました。

まだ、空は明るいのでツインタワーのライティングが映えてませんね。
でも、せっかくなので記念撮影しました。

午後7時30分から噴水ショーがあるので、噴水が見られるスペースに移動しました。
ショー待ちの観客で溢れかえっていましたが、真正面から見られるスペースを確保することができ、無事噴水ショーを見ることができました。
噴水ショーはライティング、BGMと演出も良く、20分くらいのショーの間、飽きずに見ることができました。
これでクアラルンプールに来た目的は達成だね(笑)
ということで、ホテルに戻りました。

6日目まとめ
初めてのクアラルンプールは思った通り都会で人が多くて賑やかなところでした。
ありま夫婦的としては、都会より田舎が好きなんだな!と改めて認識した一日でした。
一方でホカンスという、高級ホテルを楽しむという経験のなかった選択肢も”あり”だなと、思えた収穫もありました。
一泊数万円の高級旅館や高級ホテルはいまでも選択肢にはありませんでしたが、クアラルンプールでの高級ホテルは、リーズナブルな価格で高級ホテルのサービスが体験できるので、今後もありかなと思いました。
さて、そんなクアラルンプールですが、リッツカールトンでの滞在は明日までなので、滞在している間は、リッツホカンスを堪能してから、明日は新たなホテルに移動。
リッツカールトンの隣にある、これまた5つ星のホテルでの2泊を楽しんでいきたいと思います。
今度のホテルではクラブ利用ができるランクで予約してあるので、そちらも楽しみです!



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