こんにちは!『ありのままシニア夫婦の日常ラジオ』はじまります。
今回の放送はチーさんです。
母の介護が始まって9年目になりました。
母は認知症で、ずっと父が面倒みていました。その父が骨折、癌と病に倒れたことがきっかけで、私は新幹線での通い介護を1年近く続けました。
当時は、ヒーさんも働き盛り、娘が大学生、愛犬も居たので、自宅を月単位で空けるのは家族の負担がかなり大きく、施設を探して両親を呼び寄せました。
父はその2ヶ月後に他界し、今は母ひとりです。
ここ一年、コロナ禍で思うように面会も叶わず、それまでに比べたら頻度も時間も少ない中での面会をしています。
その影響もあるのか、母はここ一年で、私を娘と認識できなくなりました。
私がちょいちょい訪問していたころから、私を施設の人と思うことがたまにあったけど、それから大分進んだんだな。
以前からその傾向はあったものの、時々私を思い出し、懐かしい会話のキャッチボールが出来ていたのですが、今はそれもありません。
「おっはよ〜」と声かけながら入室すると、他人行儀に「おはようございます」と返ってきます。
母にとって私はヘルパーさんなのです🤣
最初は私も、なんとか思い出してもらおうと、クイズ形式で「私はお婆ちゃんの娘だよ。さて私の名前は何でしょう〜?」などとトライしました。
でもその質問は、答えられない母の自尊心を刺激して怒り💢の感情となり、私に暴言を吐いて怒り出します。
そんなことを何度か繰り返し、今はもう否定せず、私はヘルパーさんとして「女優」になり会話してます💦
いつもお決まりのパターン化された会話に相槌を打ち、褒め称え、盛り上げるのが、今の私に出来る親孝行だと思うことにしました。
何だか複雑な心境ではあります。
<今日の一品>
食べやすいサイズ感の♬ねじりパン♬
刻んだチョコレートと文旦ピールを挟んでねじりました。
これ、私が素敵だなぁと思って見ているYouTube「コーヒーのあるくらし」にアップされてたレシピです。
私の苦手なハードパンの領域なのですが、映像が美しく、とても美味しそうに見え、思わず真似っこして焼いてみました。
YouTubeでは「チョコとオレンジピールのバトン」という、これまた素敵な名前がついていました。
私はといえば、予熱したオーブンの天板に移す時に落下させてしまうという失態😭
YouTubeの美しい焼き上り映像とは雲泥の差💦
「焦げチョコのいびつなねじりパン」になってしまいました。
めげずに頑張ろ❗️
親の介護は大きな負担だよね。そこに認知症が加わり、親から子として認めてもらえないなんてせつないわ~。でも、現実。受け入れて前に進むしかないから、女優でいることが正解だね。
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