ANAで行く岩国、広島の真冬の旅 その3

ありま旅行

こんにちは!『ありのままシニア夫婦の日常ラジオ』がはじまります。

昨夜は原爆ドームから受けたショックが大きくて寝るときも頭から離れませんでした。

2日目の計画は「宮島へ行き厳島神社と山登り、牡蠣小屋で牡蠣三昧、夜は汁無し担々麵かお好み焼きか居酒屋など気分で」としています。

目次

朝食

8時半。

ホテル「ANAクラウンプラザホテル広島」の朝食は6時からでしたが、ゆっくり起きて「ブギウギ」を見てから朝食です。

ANAのステータスで朝食付きプランにアップグレードしていますが、これがありま夫婦の天敵のフッフェタイプです。

なんで天敵かっていうと、食べすぎてしまうからです。

レストラン「フリュティエ」は1階にあります。入り口で部屋番号と名前を告げて席に案内してもらいました。

まずは、どの位置にどのようなものがあるか俯瞰してみますと、右サイドに手前からサラダやスィーツといったもの、その先に和洋のホットミール、一番奥ではライブキッチンで、なんとモーニングステーキ。それと卵料理です。

朝からステーキなんて食べる人がいるのでしょうかね~。

流石、広島です。朝からお好み焼き。

大分、食べられてしまっていますが、あなごも広島名物らしいです。

梨カレーだなんて気になりますね。私は絶対食べそうですね。

そして、一番気になってしまったのが、広島と瀬戸内近辺のご当地名物群コーナーです。

デザートのみかん。愛媛と言えばみかん。甘そうです。食後に食べるスペースがあったら是非食べたいです。

焼き鳥や出汁巻き玉子なんぞも。

互そばもありましたが、補充前だったので少しだけもらって来ました。

昨日の錦帯橋で昼食候補にしていたけど食べなかったので、果たしてどんな味なのか楽しみです。

その他にも、地元や中国四国地方の食材が使われていて、地産地消を心がけているのがよくわかりました。

それで私が盛り付けてきたのは、まさに瀬戸内旨い物コーナー中心。

いろいろ食べたいのでちょっとずつです。魚のフライは小ふぐの唐揚げです。その横のさつま揚げのようなものが、広島名物なんでしょうかねがんすというものです。もちろん両方とも食べるのは初めてです。黄ニラの出汁巻き玉子、互そば、今治焼き鳥、そうそう、お茶碗は愛媛の鯛めし、真ん中の煮干しのような魚は、小鰯の天ぷらです。

で、チーさんは何を持ってきたのかな?と見ると、、、

えっ~モーニングステーキ食べる人、ここにいた~っ!

しかも普段はステーキとか食べないチーさんがどうしたことかと目を疑いました。

でも、当人は至って普通。

目の前で焼いてくれて美味しそうだったからだそうです。

やっぱり、旅行に行くと活力が違うんですね。戦闘モードです(笑)

1巡目は二人ともこんな程度で留めて、二巡目からギアチェンジしてさらにいろいろもらって来ました。

でも、食べ放題で残すのは絶対いやだったので、食べられる分だけ見極めて持ってくるように心がけました。

最終的に2口くらいのミニカレーを食べて、食後のエスプレッソを飲んで終了しました。

私はミカンはムリでしたが、チーさんはスィーツとみかんをしっかり食べていました。さすが!

再び宮島へ

11時。

昨日、錦帯橋から宮島へ渡り厳島神社を参拝しましたが、ロープウェイで山にあがっていくなど、まだまだ訪れていくべきところが沢山あるので、連荘で宮島に行くことにします。

もともと、この日は1日宮島の予定だったので予定通りってことです。

もうすっかり目になじんできた広電の路面電車で1時間の移動です。

広電も、窓から眺める景色も楽しいので1時間という時間がむしろ短く感じます。

途中、チーさんは友達のご実家がこのあたりかな?とか、高校はこのあたりだったのかな?とか、広電を使って毎日通っていたのかな?とか、言いながら景色に食いついていました。

そうこうしている内に、あっという間に広電宮島口に到着してしまいました。

昨日同様フェリーに乗って宮島に向かうと、昨日より少し曇り空。

その空の下に鳥居が目に飛び込んできました。

今日はまだ潮が満ちているので、たっぷり海の中です。

12時。

宮島桟橋に到着すると、鹿が少し出てきたお日様の元で日向ぼっこをしていて、その周りに観光客が一緒に写真を撮ろうと近付いていました。

私たちは昨日のうちに鹿たちに挨拶済みなので、今日はスルーです。

厳島神社にも今日は立ち寄ることはせずに、表参道の食べ歩きゾーンを進みます。

昼時なので、多くの人出で混雑気味で、どの店も概ね人が入っているようです。

朝ごはんをかなり食べたので、空腹ではないのですが、これを試してみないと後悔するかなと思い、立ち寄ったのがこちら。

紅葉堂」の「揚げもみじ」です。

正面にも揚げもみじのお店がありますが、紅葉堂が人気爆発で長蛇の列です。

迷ったけど、敢えて混んでいる紅葉堂の列に並びました。

いくら沢山並んでいても、パッパッパっと買って行けるので進みは早いです。

10分ほど並んで、こしあんの揚げもみじを1本。

こんな串に差してくれて、可愛い包装紙に包まれています。

完全に食べ歩きモードになってますね。

買った揚げもみじとマスコットで記念写真。

揚げもみじの味はこれと言って特徴はないです。

むしろ普通のもみじまんじゅうのほうが美味しいかも。

でも、ころもサクサクであんこがあつあつでそれなりに美味しいです。

もともと、二軍落ちの商品は試食とかにしていたのだけど、形がちょっと悪いくらいで二軍落ちにするのはもったいないので、何とか美味しい食べ方が無いかと考えたところ、揚げもみじが発案されたとのことです。

小腹が空いた時のおやつにちょうどよいです。

海に浮かぶ厳島神社 そしてもみじ谷 

12時半。

潮の満ち引きで見え方がが大分ことなるので、満潮の時も干潮の時も見ておきたいのが厳島神社です。

昨日は、干潮で神社の土台と土の部分がはっきり見えていましたが、今日はこの時間だと海の中に浮かぶ不思議な神社です。

あまり波が立たない入り江なので、こんなにぎりぎりまで海水が来ていても壊れずに維持できているのでしょうが、数年前の台風では大変な被害があり、その修復も未だに続いているようです。

こうして眺めていると、そもそもなんでわざわざ海中に?と疑問が湧いてきます。

サクッとググると、なんと宮島全体が御神体で、その御神体に傷をつけないように海中に建てたらしいです。

古の信仰心の厚さとそれを実行してしまう熱量に感服です。

あらためて、見事な造りを目に焼き付けておきます。

さて、厳島神社の参拝はせずに外観を眺めて、先に進みます。

ロープウェイの乗り場まで無料バスが出ているのですがタイミングが悪かったので、歩いて上ることにします。

チーさんが大っ嫌いな登りです。

途中にある「玉氷」はお休みのようでした。

カキ氷が評判のようですが、さすがに今の時期には食べたいと思いませんが、真夏なら最高に美味しい事でしょうね。

えっちらおっちら坂を上ると、「もみじ谷公園」の石碑が出迎えてくれます。

ここは紅葉する木々が多いので、秋の紅葉シーズンは見事な紅葉が眺められるのでしょう。

紅葉狩りに来てみたいものです。

山のつかいがひょっこり出てきました。

そろそろ休憩が必要かな~なんて思ったら、おもむろにロープウェイの駅が現れました。

高所恐怖症にはちと辛いけど、絶景が待ってます

宮島ロープウェイ 

13時。

紅葉谷駅に到着しました。往復券は2,000円ですが、広島旅パスの割引が500円です。

元が取れそうです。

紅葉谷駅から榧谷までが循環式のスキー場でもよくあるタイプのゴンドラです。

どんどん次のゴンドラがやってきて、どんどん出発していきます。

そして、榧谷から終点の獅子岩までが交走式のゴンドラで、登りと下りが一機ずつ交差して動いています。

まずは、第一ゴンドラに乗車です。

ぼよんぼよんと揺れるのが気持ち悪いですが落ち着いて乗ります。

がくんと揺れて走り出すと思いのほか早いです。

初めの頃は、地面が近い樹木を切った走路を行きます。

そのうち視界が開けてくると、地面との距離もグンと開いてきます。

視界が開けてくると、空中をゆらりゆらり走るのを実感して来ます。

雄大な景色にゴンドラがちっぽけに見えます。実に心細いです。

振り返ると、航跡を残して行き交うフェリーが見えてきます。

大分高くまで来たことを実感です。

榧谷駅で下車して、次のゴンドラを待ちますが、こちらは30人乗りの大型になります。

ぎゅうぎゅうに詰めてから出発することになりました。

半分は海外からの観光客です。

出発して5分弱で獅子岩駅に無事到着です。

飛行機より緊張したかもしれないです。

ここまでは楽チンでしたが、これから大変な山登りが待っていました。

大嫌いなのが山登りなチーさん。

でも、ここまで来たら行くっきゃないです。

何と言っても、1200年の間消えることなく燃え続けている「宮島弥山 大本山 大聖院」「きえずの火」、そしてこれが広島平和記念公園の「ともしびの火」の元火にもなるという霊験あらたかな火を拝まずに帰れようか!と全集中の山登りをやり遂げるのは、次回と言うことで今回はここまでとさせていただきます。

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