天ぷらをご馳走に

ありま日常

こんにちは!『ありのままのシニア夫婦の日常ラジオ』がはじまります。

娘夫婦に夕食に招かれてありま夫婦は二人が住む都内のマンションに出かけてきました。

メニューは天ぷら。

前にも一度ご招待を受けたけど、今回二回目の天ぷらコースです。

マンションについて玄関を入ると、婿さんは挨拶もそこそこで、天ぷら鍋につきっきりでしかめっ面。

テーブルには美味しそうな野菜たちが置かれているのは、あこがれの天ぷらのお店の真似だとか。

それにしても色艶の良い野菜ばかりです。

あこがれの天ぷら屋とは、心の師匠と崇める「成生」。(食べログ)

そしてそのお弟子さんのお店「なかむら」。(Instagram)

これらを目指しているというか、少しでも近づきたいという意気込みだとか。

早速、今日のコースがスタートしました。

まずは、前菜として珍しいものが出てきました。

マスカロポーネチーズと白と黒の金時豆を挟んだ最中です。

これはいったい!これが前菜か!と思わずにおれない一品でした。

意表を突く一品で、味は素晴らしく美味しい。

そして、旦那さんはキッチンに立ちっ放しで、天ぷら油と格闘しているのを横目に、娘とチーさんと乾杯です。

なんだか悪いねぇ~。

最初に揚げてくれたのが、アジの天ぷら。

アジの身はほろほろと柔らかく、そしてあつあつ。ころもは軽くてサックサク。自家製天つゆにたっぷりの大根おろし。

前回より大分腕前が上がったようです。

続いて、本人は大失敗だというレンコン。

コロモが言うことを聞いてくれないということらしく、レンコンの穴にぼてっと厚く付いてしまったのが全くダメだということでした。

が、美味しかった。

お取り寄せの舞茸。

人参。

人参の味が今一だと残念がっていました。もっと甘くていいはずだ!と厳しい。

が、美味しい。

そして、かぼちゃ。

かぼちゃ好きのチーさん歓喜。

キス。

昔舟釣りに熱心に通っていたころにはシロギスをつってきて天ぷらにしたけど、こっちのほうが断然美味しい。

ナス。

なかはジューシーで熱々。そとはカラッと。

そして、本日のメインとも言える安納芋。

低温の天ぷら油で1時間半揚げていたもの。

これは美味しかった。

最後に実家からいただいたという銀杏で炊き込んだご飯。

我が家用にもたっぷり銀杏をいただいちゃいました。

さらっと進めましたが、2時間ほど時間をかけて、揚げたてをいただくという本格的天ぷら屋モードのおもてなしを堪能できました。

調理道具、素材はもちろん選りすぐり。

天ぷら鍋も2台用意して、一つは高温、もう一つは低温と使い分け。

婿さん、ずっと立ちっぱなしで、自分の食事も立ったままという、天ぷら屋さんの賄い飯状態。

最後のご飯だけ席に着いて一緒に食べることができました。

この後、デザートを出す予定だったけど、本人が人様に食べてもらうようなものではないと固辞。

せっかく作ったんだから出してよ~と、頼み込んで出してもらったのは、自家製のカラメルアイス。

前回も出してくれたけど、ビターでとても美味しかった。

十分美味しいのに本人は全然だめだということでした。

自分の合格点が目指すお店のレベルなので、実に厳しい採点の夕餉でした。

ありま夫婦は、全て美味しくいただけました。

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