こんにちは『ありのままのシニア夫婦の日常ラジオ』がはじまります。
旅レポ担当のヒーさんです。
目次
旅程概要
1日目 羽田➡タイ・バンコクスワンナプーム空港➡マレーシア・ペナン空港 ペナン泊
2~3日目 ペナン・ジョージタウン ペナン泊
4~6日目 ペナンからイポーへ電車で移動 イポーで初のAirbnbで利用で2泊
7~8日目 イポーからクアラルンプールへ電車で移動 クアラルンプールで3泊
9日目 クアラルンプール空港➡羽田 帰宅
イポーへの移動日の朝食
3日目の朝ごはんです。
今朝もメニューの構成はほぼ同じでした。
まるで自宅の朝食のようですね(笑)
いやいや自宅よりは充実していますかな?(汗)

一昨日、昨日と暑い中を歩いたので、そろそろ疲れが出てき始めたところかもしれません。
チーさんの表情が若干疲れていますが、加工しているのでわかりませんね(笑)
でも、食欲もまぁ普通。
いろんなものガツガツと食べることは無く、それこそ普段の自宅で食べるのと同じような感じで済ませました。

荷造り、チェックアウト、フェリー乗り場まで移動
食後は部屋に戻り出発のための荷造りです。
毎日、バスルームで下着やTシャツを洗濯していたので、昨晩洗濯したものはまだ完全には乾いていませんでしたが、それらも詰め込んでしまいます。
私は忘れ物大魔王なので、指さし確認でベッド、デスク、テーブル、引き出し、貴重品入れなど確認しました。
その確認が終わった後に、最後の確認と言って金庫を覗いた時に、カメラを無意識に置いて、そのままそれを置き忘れてしまったのが、前回のベトナム旅の時のプチ事件でした。
大慌てで取りに戻りました(汗)。
その例もあるので、最後のドアを閉めるまで確認の手が緩められません。
くどいほど指さし口頭確認をした後、ホテルのフロントで鍵を返してチェックアウトも無事に完了。
レトロなペナガホテルに別れを告げて、ジョージタウンの街にもお別れです。
名残惜しいです。
さてさて、電車に乗るためには、ペナン島から本島にフェリーで海峡を渡らなくてはなりません。

まずはペナン島のフェリー乗り場までGrabで移動しました。

フェリーへ乗船しバターワース港へ移動
ジョージタウンのフェリー乗り場に着き、チケットの購入が必要なため辺りを見渡します。
端っこに有人ブースがありました。
それにしても乗客がいないので、本日運休とかあったりしてと、若干不安になりました。

ブースの人にチケットを購入したい旨を伝えると、手振りで行きなさいと先を促されました。
事前の予習で、改札はタッチ式のクレジットカードで入る、自動改札になっていることを確認していました。
紙のチケットの販売は全くなく、一律全員クレカタッチでの入場なんだなぁと納得です。
私たちの前に、タッチして入ろうとしている旅行者がいて、なんだか苦労しています。

それを見て私たちも若干不安が再びムクムク。
どうやら、タッチする場所が違っていたようで、前の方はゲートを抜けることができました。
さぁありま夫婦の番です。
まず、私が自分のクレカでタッチすると、サッとゲートが開きました!
続いてチーさん。
なんだか手こずっています。
こういう時って一度失敗するとパニックモードに入り込んでしまいますよね。
なので、通り過ぎた私のクレカをチーさんに渡して、それでタッチして無事ゲートオープン。
理由はわかりませんが、通れたと言うことで気にせず進みます。
改札の先にベンチが並んでいてそこにはフェリーを待つ客が沢山いました。

改札を無事抜けられたということで、フェリー乗車できることが確定しドッと安心感が湧いてきたので、売店など覗いてみる余裕がでてきました。

ペナンで生活している住人の足としての利用がほとんどのようなので、売っているのは旅行者向けのお土産というよりは、通勤・通学・買い物のお客のための飲み物やスナック、アイスクリームといったもの程度でした。

乗船、出航
バターワース港からフェリーがやってきて、乗客が降りたら私たちの乗り込む番です。
人の流れに任せてフェリーに移動するときに、チーさんに
「あのバック、写真撮っておいて」
と、言われて撮ったのがこちら。

コンパクトなバックにキャスターが付いているので、使いようによってはかなり便利なバックです。
フェリーに乗り込みましたが、混んでいないので好きなところに座ることができました。

これで、バタワース港まで確実に行け、かつ、予約していたイポー行きの電車の時間にも十分間に合うということで安心したのか、少しはしゃぎぎみのチーさんです。

時間通りに出航しました。東南アジアの交通は時間の概念が緩いって話をよく耳にしますが、このフェリーに関してはそんなこと無いですね。
どんどんペナン島から離れていきます。
穏やかで綺麗な海、遠くに見える白い建物、そういった美しいビジュアルにうっとり、、、、したいところですが、一昨日のジェッティ(桟橋)から見た足元の海水を思い出して、やっぱりこの辺りまでも汚いだろうなと想像して身震いしました(笑)。

波も無く、揺れずに20分ほどでバタワース港に到着しました。
オートバイから先に下船していきます。

事前の予習では、フェリーから下船すると小さなモールに入り、そこにレストランなどがあるということ、その先に電車の駅があるということでした。
案内に従い進んでいくと調べた通りのモールに到着しました。

電車やレストランの表示がありました。
よしっ!私たちは正しい方向に進んでいると確信です。

ブリッジの下を通る線路が見えました。
単線なんですね。

改札確認とお昼ご飯
モールに入ってお昼ご飯を食べる前に、電車乗り場の確認をしておくことにしました。
長い通路を10分近く歩いて行きます。
幸い一本道なので迷うことはありませんね。

漸く改札に到着しました。

事前に購入してバウチャーを入手済みでスマホの写真に保存済みなので、それをここで読み取らせればゲートを抜けられるはずです。

列車番号9107、出発時刻13:05の「KL SENTRAL」行きがありました。
これです!これがありま夫婦が乗る列車です。

よし!これで大丈夫。
45分くらいあるので、安心してモールに戻りお昼ご飯を食べることにしましょう。
とはいうものの、選ぶほどのお店の数はなく、お昼ご飯となると必然的にここ一択になりました。
壁に貼ってあるメニューを見るとナシゴレンなどがあります。

麺類もあります。

私はナシゴレン、チーさんはミーゴレンを頼むことにしました。
作り置きのナシゴレンを皿に盛るだけでした。

ミーゴレンも同じようなものでした。

味に関しては割り増ししても、美味しいとは言えないですが、贅沢は言っていられません。
私は完食でした。
チーさんは油っこいということで少し残しましたが、この後チーさんはお腹を壊しましたが、おそらくこれだったのだと思います(泣)。
急行列車に揺られて単調な景色、そしてイポーへ
出発時間が近くなったので、さっき確認した改札まで戻りました。
チケットは事前に鉄道会社のサイトで購入済みです。
入手済みのバウチャーに記載のQRコードはこのようなものでした。

バウチャーとして送られてきているので、プリントして紙でも用意はしていましたが、スマホに保存した写真でも大丈夫です。
これをあの改札にかざして中に入ります。
チーさんフェリー乗り場の失敗もあるし、そもそもこういうのが苦手なので若干緊張気味でした。
案の定、QRコードを読み取らせるカメラの場所を間違って、認識されず数回立往生したけど、無事通過できました。
ホームに降りると既に電車が来ていました。
この電車は全席指定の急行なので席の心配はないですが、スーツケースを置く場所が限られているので、その場所確保は早い者勝ちです。
あらためて出発前の急行電車の外観を見るために外に出ました。
見た目も早そうでカッコいいですね。

列車の中は中央の通路を挟んで両側2列の配置です。

座席の配置が変わっていて、中央で座席の向きが逆になっています。
しかも、新幹線のように座席の回転ができないため、進行方向に大して逆向きのままになる座席もあります。
ありま夫婦は旅行前にいろいろな情報を参考に進行方向前向きの座席を確保できました。
バターワース13時5分発、急行9107はイポー駅に14時40分に到着の予定です。

約1時間30分の電車の移動は快適でしたが、事前に得ていた情報の通り、冷蔵庫の野菜室並に冷やされた車内で、防寒対策が必要でした。
イポーの街に到着、そしてAirbnbで予約した宿泊先へ
変りばえのしない延々と続く椰子の実畑みたいな景色が続き、時折地方の駅に停車するを繰り返して、結構飽きてきたなと思っているうちに、漸くイポー(IPOH)に到着しました。
マレーシアで3番目の都市と言われる割には地方都市感が強くて地味だなというのが第一印象でした。

同じ急行電車で降り立った旅行者が、写真を撮りに外に出たら、あまりの暑さと日差しの強さにあわてて駅舎に逃げ込んでいました。

湿気が多くて気温もかなり高いのはジョージタウンの街と同じでした。
イポーの駅舎は歴史ある建造物で、1893年に開業したコロニアル建築の白亜の建物です。

威風堂々という形容が相応しい、どっしりした駅舎は左右対象でバランスよいイメージの建物でした。
写真で見ての通り人々は駅舎の陰に隠れてます、むりもない(笑)
高層コンドミニアムの一室が今回の宿
駅でGrabを呼び今日の宿泊先に向かいます。
イポーの街がどんな街なのか、車の中で二人でキョロキョロしてしまいました。

予約したコンドミニアムはAirbnbの中で評価も高いオーナーさんで、部屋の写真もとても映えていたので楽しみでした。
Grabのドライバーに到着したよと促されて見上げると、周辺でも一番背の高い建物でした。

部屋はこのマンションの19階です。
事前の案内通りに恐々進んでいくと、指定のメールボックスがありました。

そこで鍵を無事入手することができました。
入手方法はここでは具体的に書きませんが、外国のじいさんでもわかるレベルなので、全然難しくない方法でした。
エレベータはカードキーで住居フロアのボタンが押せる方式で、セキュリティはしっかりしていて安心です。
エレベーターに乗り19階へ。
そして、部屋番号のドアを開けて部屋に入ります。

入り口ドアからはダイニングキッチンからリビングルームまで続き、その先に窓とベランダがありました。
既に大きな熊のぬいぐるみがくつろいでいました。

2ベッドルームなので、個別に寝れられて安眠できそうです。

私が使ったこちらの部屋には、トイレ・シャワー・洗面所がありました。

綺麗なキッチン、冷蔵庫と電子レンジ、浄水器があります。
自炊生活に必要な道具はほぼ揃っています。
引き出しの中には、食器類、

料理道具類がありました。

2泊で6食くらいがイポーでの食事になりそうですが、自炊は1回もやらないでしょうね。
そして、ありま夫婦的に最も嬉しいのが洗濯機です。
ランドリールームがあり、そこに洗剤なども備えてもらえていました。

エキストラベッドなど使えば5~6人は生活できそうです。
この部屋のお値段は、2泊で13,130円でした。
ベランダに出ると19階の眺めが広がりました。

プールもあるので、滞在中に使ってみようと思います。

2棟あり別棟には屋上に渡り廊下がありました。
あそこも眺めがよさそうです。

ホテルと違って、部屋の掃除などありませんが、タオル類など十分に揃っているし、もっと長い滞在になれば、そういったリネン類の交換もしてくれるのではないかな?
ともかく、気遣いなくプライベートが確保されてリラックスした滞在ができそうでよかったです。
食の街イポー名物 もやし?を食べに
部屋の使い勝手を一通りチェックして荷物を広げて一息ついたので、夕食に出かけることにしました。
食の街イポーということで事前に沢山のレストランを調べておいたけど、やっぱりイポーでの一食目は名物のもやしが美味しくて、チキンが美味しくて大人気のお店ということで、「Sam Ma Chicken Rice Restaurant」にしました。
Grabで15分ほどでお店に着くと、やはり人気店だけあって店の外に人が溢れていました。

順番待ちは、店の外にある名簿に名前と4桁の数字を記入します。
順番がくると名前ではなく4桁の数字で呼ばれるシステムです。
もちろん、ローカルの発音で中国語読みのようです。
だから私でも発音が分かる数字、3333にしました。
「さんさんさんさん」と呼ばれるはずです。
20分くらい待ったら、はっきりわかる発音で呼び出されました。
呼び出した人も私たちを覚えていてくれたようで、目くばせしてくれていました。
やさしい。
店内へそして名物を食す
店内は満席で、私たちは端の方の二人用の席に案内されました。
案内されると直ぐにメニューを渡されます。

どのテーブルも家族や友人知人と来ている人で、沢山の料理を頼んで賑やかに食べて飲んでいました。
まず、飲み物を聞きにきたので、チーさんは冷たい中国茶、私はライムジュースを頼みました。

お腹のキャパシティーを考えて、残さないように気を付けてオーダーしました。
一品目の名物「もやし」がやって来ました。

たかだか「もやし」に何故ここまで大騒ぎするか、なぞですよね。
それはこのビジュアルと味、食感、調理法だということが分かりました。
日本のもやしと違って見た目は面白いほど短いですね。
これがイポーのもやしの特徴らしいです。
調理済みのもやしは、見た目の色が濃いので味が濃そうに思えますが、全然味は濃くなくて、もやしはシャキシャキして歯ごたえがありちょうど良い味付けでした。
これはやっぱりオーダーして食べてみる価値はありですね。
そして、この店の代表料理である、一番人気のチキンは人気があるだけあって、癖のない味や肉の柔らかさがすばらしかったです。

口コミでも、他に類を見ない美味しさとか最大級の誉め言葉を見ました。
そして、この鶏と一緒に食べると最高に美味しいという、鶏の出汁で炊いたご飯。

これが鶏やもやしと合っていて、ガツガツ、モリモリと口に入れてしまいます。
口に運ぶ箸が止まりません。
全部揃ってこんなもんですが、これだけで結構お腹一杯になりました。

今回は頼みませんでしたが、鶏の足を煮込んだコラーゲンたっぷりの料理は、人気があるようでほとんどのテーブルで頼んでいました。
私たちは食べきれないことと、鶏の足がそのまま出てくるビジュアルに若干ひるんで頼むのをやめました。
お会計は参考までに。二人でトータル1500円しないのは安いですね。
もやし 5リンギット(約173円)
チキン 23リンギット(約799円)
ごはん 2.5リンギット(約86円)
お茶 0.7リンギット(約24円)
ライムジュース 3リンギット(約104円)
合計税込み 36.25リンギット(約1260円)

イポーのナイトマーケット
夕食から戻り少し部屋で休憩してから、歩いて直ぐの場所にあるナイトマーケットに行くことにしました。

夜になると露店が道の両側にビッシリ出店されてきました。
衣服や雑貨の店が多いのですが、どの店も所謂パチモンばかり。
超高級ブランドのサイフ、バック、時計、シャツ、・・・・よりどりみどりです。
あとは、香水・スポーツシューズ・食べ物などです。
この通りは飲食や土産物のお店が数多くあり、日中はそれらの店がメインになります。
この「老黄芽菜鸡沙河粉(Restoran Tauge Ayam Lou Wong)」も事前に行きたい店一覧に入れていた店です。

お店を眺めていたら、イポーで絶対食べたいエッグタルトを売っていたので、一つ買うことにしました。

イポーのエッグタルトは玉子の味が濃くて美味しいという前評判なので楽しみです。

一口食べると噂通り玉子の味と香りが強めなクリームで、パイ生地はサクサクでした。
大きさも思ったより一回りも二回りも大きくて食べ応えありました。
チーさんはゴマ餅を買っていましたが写真を撮る間もなく胃袋に収まりました。
これに合わせてあま~いホワイトコーヒーが欲しくなったけど、カロリー過剰になるのでやめておきました。
エッグタルト 3リンギット(約104円)
ゴマ餅 1リンギット(約35円)

イポーは果物のポメロも有名で、露店や店先でポメロを売っているのを見かけます。
ホテルに冷蔵庫があるので、この店で一つ買って冷やして明日食べてみることにしました。

小ぶりの西瓜くらいある大きさで、皮が厚いですがそれでも中にははちきれんばかりの実が硬く密集していました。
ポメロ 15リンギット(約521円)

この後も、ナイトマーケットをブラブラして、「豆花」の店を見つけたりしたけど、お腹がいっぱいで飲み食いできないので見るだけにしておきました。

4日目まとめ
慣れてきて土地勘が漸く付いたところで、ジョージタウンを離れることになりました。
せっかく慣れてきたのに残念でしたが、次の街が待っています。
そして、新しい街イポーへ。
移動はチケットの手配、乗車方法、降車など予定通り進むか、いつも旅では緊張の連続です。
今回はフェリーと電車を乗り継いで無事目的地であるイポーに到着できました。
そして不安だったAirbnbで手配した、部屋の鍵の入手もスムーズにでき、部屋も思った通り快適だったので安心しました。
食事に関しては、まだ一食しか食べていないけど、予想通り、そして評判通り美味しいものが揃っている予感がします。
明日はイポーの洞窟寺院に行ってみるつもりです。



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