伊豆高原さらの木 厳しい残暑と熱々おでん

ありま旅行

こんにちは!『ありのままのシニア夫婦の日常ラジオ』がはじまります。

真夏の夕食後のひと時に、そういえば9月にどこにも行く予定を立てていないねぇ。

目次

真夏のデジャブ

じゃ、久しぶりに伊豆高原の「さらの木」にでも行ってみようか~

と、公式サイトを見たらなんと9月に空きがあるので早速予約したのでした・・・・・

と、書いていたらデジャヴ?何時かこんな会話したような、、、

と、ブログを検索したら丁度同じころに同じ考えで「さらの木」に行った記録がありました。

それも1年前(笑)

過去の自分と全く同じ思考経路を辿って、再び「さらの木」へ行くことになりました。

サービスエリアの食べ物も今は寂しく眺めるだけ

予定日は雨との予報でしたが、実際はピーカンで残暑が厳しい日となりました。

海老名SAで小休憩。

結構混んでますねぇ。今日は日曜日。

胃袋が若い頃はこういうところで必ず1、2品を買って食べたものでした。

今は眺めるだけです。

晴れ男 面目躍如

海老名SAちゃんとトイレを済ませたのに、すぐに西湘バイパスPAでトイレ休憩。

シニアあるあるです。

おもらししないうちに寄っておきましょうね。

それにしてもいい天気。そして暑い~。

さて、今日のランチ チョイスミスったか?!

この日の昼ごはんは、残暑厳しいのに「おでん」です。

あまりに暑いので、冷たいものしか欲しません。

まして、おでんなんてぇ~。ムリ~。

が、せっかく予約したので、もうほんと焼け死ぬんじゃないかってくらい暑いけど我慢して向います。

小田原はかまぼこはもちろん、練り物の老舗も多くあり、おでんが名物というのも納得です。

それに、だんだん酷暑に我慢大会みたいな感じで、一周回って逆におかしな元気出てきちゃいました。

小田原のかまぼこ通り

小田原にはかまぼこの老舗が連なる「かまぼこ通り」があり、有名なかまぼこのお店が並びます。

以前より、この道を通るたびに気になって、いつか立ち寄りたいと思っていたのですが、せっかく立ち寄ってもこのコンディションじゃぁねぇ。

でも、一軒だけ寄ってみました。

食べ歩き用の串に刺した練り物とか、飲み物を売ってくれるし、足湯もあります。

誰一人として入っている人はいませんでしたがね。(汗)

こんなのを見ると少し涼しくなりますね。

小田原おでん本店へ

かまぼこ通りの真っただ中に目当てのおでん屋はあります。

ということで、予約してやってきたのは人気店「小田原おでん本店」です。

なかなか風情のある門構えです。

ありま夫婦は、前日に開店時間の11時半に予約を入れておきました。

日曜ということもあり、開店と同時に満席~!

店は古い大きな民家を改造したような造りです。

外から門をくぐり、玄関を入って行きます。

普通の古民家の玄関です。そして屋敷の中に入ります。

玄関から細長い廊下が続きます。

壁には棟方志功氏の版画がかけてありました。

本物かなぁ?本物でしょうね。

突き当り正面左にトイレ。

この奥も席があり、ガーデン席や茶室、はなれなどいろいろバリエーション豊富です。

おでん鍋正面カウンター席

今回私たちはお店の中枢、メインとなるおでん鍋があるカウンター席。

しかも、おでん鍋の真正面というプレミアムなベスポジでした。ラッキー!

おでんシェフ?っていうんですか、女将さんと呼ぶには若くてらっしゃる。

そのおでんシェフのテキパキとした仕事ぶりに見とれつつメニューを見てオーダーを決めます。

チーさんは「あじの押し寿司ランチ」1880円

5種のおでんを自分で選択できるやつです。

何を選ぶかで味の嗜好が分かりますね。

私は、せっかくなので「特選おでん盛合わせランチ」2420円

おでんの出汁と種がスペシャルだそうです。種はプリフィックスです。楽しみ~。

おでん5種 選択真剣勝負!

座席順にオーダーを聞かれます。

カウンター席のみんなが聞き耳を立ててる中で、おでんシェフに欲しい種を指示するのはなかなか勇気が必要です。

一品選ぶごとに、各席から「ほほう」とか「へぇ」とか「そうきたか」なんて心の声が聞こえてきまいた。(わたしのモーソーです)

ついにチーさんがおでん種を聞かれる番がやって来ました。

じっくりとメニューと鍋を見比べています。

周囲のお客さんも静まり返り、聞き耳を立てているのが分かります。(んなわけない)

チーさん、第一声、一品目はなんと「だいこん」を注文。

うん、納得の選択。やっぱり大根は必須ですね。私も心の中で小さく拍手。(これはほんと)

そしてシェフに「他は?」と聞かれ、「つみれ」ときっぱり!。

周囲から感嘆のため息が漏れてきました。(モーソー)

二品目でしぶいところ選んできます。

これも納得。子供の頃は嫌いだったけど、良いつみれは、ちゃんと魚の味がして美味しいです。

そして、「たまご」に「しらたき」と矢継ぎ早に指示を出していきました。

たまごは外せませんね。王道です。頼んでも驚きも無いし、頼まなかったら、きっと周囲から「忘れ物ですよ~」なんて声がかかるやつです。(モーソー)

でも、しらたきかぁ。ここでしらたきは完全に虚をつく選択でした。

隣の奥さんなんか「まぁっ!!」なんて声を漏らして、、、いませんね。

私的にはもっと他に選びたい種があるよなぁ。

そして、とうとう出ました。「ゆず入りソフト鶏つみれ」。奥の方の旦那さんなんかのけぞって椅子から落ちてしまいました。(モーソーしつこい(笑))

これで5種類揃いました。

チーさん、真剣勝負を終えて「フ~」と軽く一息つきました。

でも、やっぱり好みが出ますよね。私なら絶対選ぶさつま揚げとかばくだんとか茶色の種がないのですよねぇ。

そして、「あじの押しずし」です。

なかなか美味しそうじゃないですか。

チーさん、これにうどんが付きます。

けっこうボリュームありますね。

私の特選は時間がかかるようなので、チーさんに先に食べてもらいました。

おでんは所謂関東煮といった黒いお出汁の中に種があるようなものではなく、透明なおつゆに上品にお出汁がしみた種があるというものです。

種はやはり美味しい。素材の味香りがちゃんと残っているものでした。

注目の的となる特選おでん 

チーさんがほぼ食べ終わった頃に、私の特選おでんがやってきました。

特選を頼んだのは、私と隣の奥様のみ。

カウンター席の全員がどんなものが出てくるのか興味津々の様子で、皆さん箸を止めて注目。

大きな赤い椀に盛られた色とりどりの種。

特選は、種もおつゆも特別なのだそうです。

確かにチーさんのつゆと比べたら、少し濃ゆく感じました。

前日のおでんで使った種の味がしみだしたおつゆを使ってるそうです。

そして 「茶めし」が続きます。

この茶めしにはおでんのつゆをかけてくれるということで、半分ほど食べた後にかけてもらいました。

特選の全貌はこちらの通りです。

自分で種を選ぶと迷ってしまうけど、このように特選ものを選んでもらえると迷いなく楽で良いです。

種もそれぞれ味や食感が違って、ほんと濃ゆい素材の香りを感じることができました。

小田原おでんの由来

隣の席のご夫婦が、おでんシェフと会話しているのを聞いていたら、小田原おでんは20年ほど前に町おこしで始めたものということが分かりました。かまぼこや練り物の店が多いことから、街の軸となる食べ物はおでんだ!ということで始めたということです。

なるほど、実はそれほど歴史は古くなかったんですね。

そして、小田原のおでん屋さんは、かまぼこ各店から一品ずつ種を集めているのだそうです。

そうそう、種だけではなく小田原の名物の梅をつかった梅味噌(右端)もあります。

これを付けて食べるのが、小田原流だとか。

日本伝統のおでんに洋風デザートがよく合う

食後に洒落たデザートまで出てきてしまうのも、おでん屋の新しい形なのでしょうね。

ほんと、おでんシェフの感じは洋食系なので、チーズとかワインとか出してくれそうな雰囲気もあります。

おでんも名物だけどシェフもなかなかのもの

満席で時間制ということもあり、おでんシェフは盛り付けから采配、予約の受付まで大忙しでしたが、テキパキ仕事をこなす気持ち良い動きをみせてくれました。

赤のれんのおでん屋とは違った、少し都会風の洒落たおでんランチを堪能させてもらいました。

ブログ記事の良いタネをいただけました。

伊豆高原に向けて、リスタート

さて、これから真っすぐ伊豆高原に向けて出発です。

特に渋滞がなければ3時少し前には到着できそうです。

マダムにご挨拶して、ネコのミカちゃん、トイプーのメロンちゃんに挨拶して温泉三昧が待ってます!

そして美味しい夕食もね。

想像しただけで、待ちきれなくなります(笑)

コメント

タイトルとURLをコピーしました