真夏の長崎、雲仙旅行1 雲仙は温泉良し観光良し気候良しの三拍子

ありま旅行

こんにちは!『ありのままシニア夫婦の日常ラジオ』がはじまります。

オリンピックフランス大会ではSNSの投稿が注目されてますね、特に悪質アンチコメントへは厳しい対応をするらしいです。
最近はSNSに関するこういう話題が多いですね。

ということで、今回は長崎旅行の記事となります。

長崎と言ったらハウステンボス?五島列島?佐世保?と沢山の観光名所がありますが、今回は雲仙と長崎市街周辺の観光です。

目次

羽田から長崎空港、レンタカーを借りて雲仙へ

8時ごろ 羽田空港到着。

往路は9時35分発のANA2433便の予定です。2時間前には空港到着を目指してるありま夫婦です。

夏休みに入っているので、予想はしていたのですが羽田空港は結構な混雑です。

オンラインチェックインを済ませているので、早速保安検査を済ませようとANA プレミアムチェックインカウンターへ向かいます、、、

無い? あれ? 入り口がない? っていうか塞がっている・・・

代わりにこのような案内がありました。

どうやら工事しているようで、事前の下調べが不十分でした。

webサイトにこんなお知らせが出ていました。

とりあえず、どこからでもいいので保安検査をさっさと通過してラウンジで朝食です。

この時間は朝日が入るのでブラインドが下がっていて飛行機が見られません。ガッカリです。

コンビニで買ったおにぎりとラウンジの緑茶などで朝食を済ませて、出発までここで待機です。

往路はANAとソラシドエアのコードシェア(共同運航)便で、プライムはソラシドエアです。

そら豆色の可愛いやつですね。

53ゲートがボーディングゲートでした。

飛行機は小ぶりのB737-800で、座席は3-3です。

今回は、短時間の移動ということもあり、搭乗前にトイレで絞り出しておけば、飛行機内ではトイレに行かずに済むだろうと考え窓側2席にしました。

でも、結局チーさんはトイレに行くことになり、通路側の方に出られるように席を空けてもらいました。

やっぱりチーさんは景色よりトイレの導線確保のほうが重要ということなので今後の参考にします。

予定時刻を10分ほどだったかな?少し遅れてプッシュバックから滑走路へタキシング。

その途中で大工事中のターミナルが見えました。

これまた調べたところ、従来バスで移動していた沖の孤島にあったサテライト46~48番ゲートが、本体と繋がる工事のようです。

でも、沖止め飛行機にバスで移動する500~513は残るようです。

これはこれで旅に出る情緒があって好きなんです。

羽田はどんどん進化してさらに大きく、便利になるんだなぁと感動しました。

さぁ離陸です。

翼の先端がクィって上に曲がっているのが見えます。

この広げた腕の先の手首を上にヒョイと剃り返しているようで、チーさん曰くお洒落さんしているんだそうです。

面白い事いうもんだなと。

離陸して直ぐは首都圏の上空です。

立錐の余地なく見渡す限り建物だらけですね。

なんかざらざらしている感じ。

南下するに従って、山の緑が増えてきまして、

本州もあと少しで終了です。飛行機だとほんとにあっという間です。

海をシャープな線で埋め立ててあるのは北九州の工業地帯かな?

ナスカの地上絵を見ているようです。

九州に入ると直ぐに高度を下げてきて、建物もゴルフ場もはっきり見えてきました。

大村湾に浮かぶ長崎空港へ着陸です。

まずは、無事に空路長崎に降り立つことができました。

関東同様、滅茶苦茶あっち~です。

レンタカーを借りて昼食は、あの福山雅治さんも訪れたという有名店へ

レンタカーはこの日と翌日だけの2日間、雲仙を回るために借りました。

バジェットレンタカーで借りたのはトヨタのヤリスです。運転しやすい車ですね。

まだ2千キロしか走っていない新車でした。

営業所は大きくスタッフも大勢いらして、応対はテキパキでした。

待合所には観光情報も手作りで、とても詳しい地元ならでは情報で溢れていました。

これが配布用にプリントしてあったら良かったです。

もしかしたらあり、ありま夫婦が気づけなかっただけかも。

とても良い案内だったので念のため、写真を撮りました。

・・・が有効活用はできませんでした、残念。

手書きなのがいいです。実にいい。

凄くいいですよね。

旅系情報誌よりよほど地元の貴重な情報満載です。

車の説明を受けてからナビやETCカードをセットして、最初の目的地であるちゃんぽんの店に向けて出発です。

30分も走らずにお店まで来たのが「協和飯店」です。

【公式】協和飯店(長崎県大村市)
協和飯店

最初は通り過ぎてしまうほどのジミな街の中華屋さんって感じの店でした。

店前の駐車スペースに運良く駐車できましたが、店員さんから相当お待ちいただくことになりますがよろしいですか~?なんて聞かれてしまいました。

チーさんは早速、待たなくていいよ~他もあるし、何でもいいからとか言いますが、やっぱり食べたいと思ったもの食べたいじゃないですか。

なので、名前を記入して車で待つこと30分、思ったほど待つことは無く順番がやってきて店に入ることができました。

注文は一択、ちゃんぽんです。

棒餃子も2本頼んでみることにしました。

何回も来る機会があればちゃんぽん以外の選択もありですね。

人気店の証明書のような色紙が所狭しと貼ってありますが、色紙のサインは誰のものなのかがわからないものが多いですよね。

でも、これは別格でした。額縁に入ったサインは福山雅治さんのもの。

店内を眺めたり、メニューを見たりしていると我々のラーメンがやってきました。

白濁スープ、具沢山、麺太めが特徴のちゃんぽん。

スープを一口飲んだチーさん、

「んまっ!、ノーコー」

ときました。おそらく最高レベルに褒めているのだと思います。

野菜や肉が小さめにカットしてあるところが、私はポイント加点部分です。食べやすくていい!

麺はうどんですね。見た感じは。

棒餃子もやってきました。

旨そう~。

餡はたっぷり。肉、ニラ、ニンニクがしっかりかつバランス良く入っていました。

酷暑の中で30分待って、しかも、熱いちゃんぽんをすするという逆張りのような食事。

一見、何もこのクソ暑い最中に熱いちゃんぽんなんかと思いますが、ないないない!から一周回ってありありありとなりました。

汗だくになりながらも、長崎での初食事は最高得点をマークできました。

地元の美味しいものが食べられるのが旅の醍醐味でもありますからねぇ~。

元米大統領ゆかりの地を経由して地獄に向けて出発

さて、一つ課題をクリアできたので、雲仙の宿に向けて出発です。

交通案内標識に「雲仙」という文字が出てきました。

こういうのを見ると、あらためて知らない土地に来ているんだという実感が湧いてきます。

高速道路の案内もありますが、地方の道路は渋滞がないこともあり、一般道で進みます。

山が近いので登り坂に直ぐ出会います。新車のヤリスは元気いっぱいストレス無くすいすいでした。

結構長く続く坂を登ると最初の目的地「愛野展望所」に到着。

”あいのてんぼうじょ”だなんてねぇ、熱々カップルには最高のロケーションになるでしょうね。

名前も良いですが、見晴らしも最高ですよ。

天気も良いので写真映えしますねぇ。でも、メチャメチャ暑かったです。

眺めている方向は地図ので示した方向です。長崎、諫早、雲仙の位置関係、有明海などこうやって俯瞰しないと、どっちむいているのかわからなくなってしまいます。それだけ長崎の土地勘が無いってことです。

この素晴らしい眺望とネーミングを持つ「愛野展望所」に隣接するのが「長崎カステラランド」。

ここは、長崎の有名な老舗カステラ店である「長崎和泉屋」が運営しているお店で、工場見学、眺望最高のカフェレストラン、お土産など至れり尽くせりの施設です。

工場見学まではしませんでしたが、余裕があれば是非見たいところですね。

カフェレストランではこんなメニューも揃っています。ちゃんぽんもあります。

定番のソフトクリームはもちろんカステラ仕様です。あと、雲仙ハムも気になります。

こういったものをオーダーしてエアコンで涼しい窓際の席で海、空、山を眺めてゆっくり食べるのも良い時間が過ごせそうです。

予定ではこの後小浜温泉に立ち寄り、日本一長い足湯を体験して、景色を楽しもうかと思っていました。

が、推定気温39度の中で、さらに足湯は無いよなぁ~ということで、通過だけに留めました。

ところで、ここは「小浜」と書いて「おばま」と読むのですが、、、、

おばま・・・ん?聞いたことがあるぞ!

ご想像の通り、元アメリカ大統領のオバマ氏を彷彿させますよね。

オバマ氏が大統領選を戦っている時から地元を揚げて応援していて当選を喜んだということです。

全国紙にも取り上げられニュースになったようです(笑)

さて、ここからは山道をひたすら登って宿に向かうだけです。

かなりの急坂を20分ほど登ると雲仙温泉街に到着です。

ほのかに硫黄の匂いがしてきます。

温泉街の中心から少しずれた静かなところ、それもそのはず、雲仙地獄の真っただ中にあるのが、この日お世話になる「宮崎旅館」です。

雲仙温泉 雲仙宮崎旅館 | 掛け流しの天然温泉とおもてなしが自慢の宿
雲仙宮崎旅館は、長崎県雲仙市の雲仙温泉・雲仙地獄に隣接し雲仙温泉観光の拠点として便利です。雲仙の自然と日本庭園に囲まれた静かな温泉宿でお過ごしください。

現在は新しいホテルの佇まいですが、老舗の旅館だったものを改装して今の姿になったようです。

車寄せまで行くと早速宿のスタッフがお出迎えしてくれました。

荷物を持っていただき、チェックインのため中に入って行きます。

一通り手続きを済ませると、ウェルカムドリンクとお菓子をいただきました。

お茶も羊羹も冷えていて甘さがしみます。

宿泊する部屋は3階。そしてお決まりツインベッドルーム。

幸せな安眠の為です。

部屋風呂はなくシャワーだけですが、いつも部屋風呂は持て余し気味なので無くて良いです。

スタッフも国立公園の借景が自慢だと言っていたことが頷けます。

窓からこの素晴らしい眺望です。

でも、ここ、地獄なんですよ~。ちょこっと怖いですね。

因みにエレベーターがいやに熱いと思ったら、こも敷地全体が地熱で暖められていて、エレベーターは構造上地面から吹き抜けになっているので、熱風があがってくるのだそう。

地獄の上にありますから~とか平気で言ってくれてます。

雲仙地獄を探検す

16時。一息つけたので、明るいうちに雲仙地獄を一回りしてみようと出てみたものの、外はカンカン照りでした。

そんな中、敢えて地獄に向かうなんてねぇ。

森を抜けると突然樹木が無くなり、むき出しの岩とシューシュー音を立てて拭きあがる蒸気。

そして、ゴボゴボ音を立てている池。

周辺を覆う硫黄の匂い。

まさに地獄とはこのようなところなのだろうと思えてしまうような景色です。

ここは「大叫喚地獄(だいきょうかんじごく)」。

耳を澄ませると地底から蒸気の音と共に大叫喚が聞こえてくるという、、、

そう言わるとそんな気になってくる、、、

地獄の渡り廊下ってところでしょうか。ヒーさん命名です。

100度を超える熱さだということで、当然ざぶんと入ることはできません。

ダチョウ倶楽部もここでは絶対に押せないでしょうね。

こんな状態ですから、踏み外して地獄行きの人もいるんじゃないかな?

ささっと歩いてしまえば30分程度で一周回ることができるけど、それでも硫化水素は結構吸い込んでいるのではないかな?

人体には影響はないんだろうかと素朴に心配になりました。

調べたところ、このレベルの濃度では人体影響はないと言うことでした。ホッ!です。

さて、キリシタンで有名なこの地区で、この地獄がキリシタンを弾圧するためにほんとに地獄として使われた歴史があるそうです。

多くのキリシタンが熱湯や高熱の水蒸気で拷問を受け命を落とした事実があるとのことです。

それらの人々を追悼する十字架の碑がありました。

昼間の地獄は堪能できたので、宿に戻り温泉に浸かり、夕食です。

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