ありま夫婦的 不便を楽しむベトナムハノイ 11

ありま旅行

こんにちは!『ありのままシニア夫婦の日常ラジオ』がはじまります。

シニア夫婦の海外旅行、ベトナム、ハノイ編のヒーさんです。

一日目 日本からハノイに移動
二日目 ハノイ観光
三日目 ハノイ観光
四日目 ハノイからカットバ島へ移動
五日目 カットバ島でランハ湾(ハロン湾)1Dayツアー参加
六日目 カットバ島からハイフォンへ移動
七日目 ハイフォンからハノイへ移動
八日目 ハノイでお土産購入などして出国
九日目 朝、成田到着

いよいよ長いようで短い、短いようで長かった旅も今日で終わりです。

カットバ島やお腹を壊したことなど遠い昔のような変な感じです。

飛行機は今日の夜遅くなので、だいたい19時ごろまでは市街でブラブラしていられます。

たっぷり1日あるので、もう少しハノイを楽しんでみたいと思います。

目次 [非表示]

7時 散歩がてらの ハノイ名物 バインコムを求めて

カットバ島へ行く時のドライブインでも見かけた緑色のプルプルしている餅のような菓子が気になってしょうがないチーさん。
いろいろ調べたところ、この正体はハノイ名物の「バインコム」という菓子だと判明。
これは自分の得意分野だということで、いっちばん有名な店に行って買うんだと息まいて、散歩がてらに行ってみました。

同じような店だらけで、お目当ての店が特定できずGoogleマップでチェックしながらうろうろ。
とうとう、チーさんは根負けしてどの店でもいいという始末。
私は宝探し的な冒険心で弱気なチーさんを鼓舞してついに見つけました。

他の店と違って、製造直売所のような店で、バイクで大量に買いに来る人でごった返しています。

もちろん小売りもやっているようなので、意を決して入店しました。

他の販売店のようなディスプレイはなく、このようなショーケースがダンと置いてあるだけ。
やはり直売所のようです。

少し、人々の動きを確認して流れに入る間を探ります。

そしてとうとう、現地の人たちの間に紛れてチーさんが列に並び、見よう見まね、世界共通の指さし注文でなんとか通じました。

店の方も面倒がらずニコニコして応対してくれたのは嬉しかったです。

値段も大して高くはなく、高級菓子ではありません。

街のお団子屋さんって感じかな?

自宅で箱から出した様子はこちらです。

若い緑のもち米を使って緑豆餡を包んだ生菓子です。
食べるとお餅のような食感で、日本人なら結構好きな人が多いと思います。

結婚式などのめでたい時に配ったり先祖供養でお供えするようです。

ホテルに戻って朝食、そしてチェックアウト

昨日の「La Viet Coffee」に寄った際にはあまり気づかなかったけど、この辺りは雰囲気の良いカフェが多いです。

一瞬、洋服を売る店なのか、工芸品、お土産品を売る店なのかなんて思いましたが、カフェなんですよ.。

古さが新しく感じられる建物です。

ホテルに戻り朝食を食べに部屋を出ます。

今回の旅行の最後の朝食と思うと名残惜しくて沢山食べたくなります。

チーさんはエッグベネディクトをオーダーです。普段はあっさりサッパリを好むのに、朝からガッツリやる気満々です。

ダナンに旅行した時にヨーグルトが美味しいかったので、ここでもヨーグルトをもらいます。

窓際の席ですが、景色はそれほどというかあんまり良いものではなかったです。

食後に同じフロアにある屋上プールに出てみました。

泳いでいる人はいませんが、夏場は気持ち良いでしょうね。

見晴らしも良く、近くに西湖が見えます。

食後は荷物のパッキングをしてチェックアウトです。

そして荷物は預かってもらい夜まで街に繰り出すことにします。

まずは、お土産のチョコレートを買いに行きましょうかね。

人気チョコレート店にハシゴショッピング

Pheva

まず行ったのはベトナムのお土産チョコレートで人気があって間違いなしの「Pheva」。

先に店内にいた女性二人も日本人でした。

このように店内はチョコレートだけではなく、バッグなどもあります。

パステルカラーのパッケージは自分の好みで色を選べます。

紙袋もパッケージの色と統一されているので、こういったところがお土産の価値を高めてくれるのかもしれません。だから日本人に人気なのでしょうね。

私は会社用にこのミックスボックスを買いましたが、色ごとにチョコレートの種類が違いいろいろ楽しめるようになっています。

レジで何色の箱に詰めたいか、紙袋の色は何色にしたいかを聞かれます。

私は薄いパープルを選択しました。

日本人のお客さんが多いからか日本語でのやり取りも多少ならできる感じです。

MAROU

次のお店はやっぱりベトナムのお土産で人気絶大のチョコレートショップ「MAROU」です。

日本でも売っているのを見たことがありますが、結構お高い部類のチョコレートです。

こちらの店はフラッグシップ店で、先日夜にカフェに立ち寄ったお店より規模が大きいお店です。

街中の食堂や歩道でプラ椅子で飲ませてくれるコーヒー店とは違い、写真だけ見ると渋谷とか横浜の店っていってもフーンって納得できそうな雰囲気です。

今回はカフェは利用しませんが、美味しそうなチョコレートの品々が並んでます。

先日食べたティラミスもありますね。

クロワッサンやマフィン、クッキー、マカロンいろいろあります。

眺めていると食べたくなりますね

ハロウィンが近かったので、ハロウィンの絵柄をプリントしたものも売っています。

私はこれにしようっと!

定番の板チョコやチョコバーもあります。

チョコバーで300円くらい、板チョコで700円くらいなので、バラマキー土産にはちょっと高いものになります。

チョコだけではなく、カカオニブなどもありました。

日本人のお土産人気は高く2,3組の日本人が来ていました。

目当てのお土産をゲットして一安心。あとは、置き忘れしないように気を付けるだけです。

ホワロー刑務所で暗黒の歴史を見る

夜まで時間があるので、候補で挙げていたけど寄れていなかった「ホワロー刑務所」を見学することにしました。

見学料は一人30,000VND(約180円)に解説イヤホン100,000VND(約600円)です。

解説があるのとないのでは、理解の深さが雲泥の差です。

フランス占領下で多くの反フランス活動家を収容し拷問、死刑を行ったベトナム人にとっての暗い過去を忘れないための重要なものです。

収容された人たちを再現した人形が、当時の悲惨な状態をリアルに蘇らせてくれます。

この時代、この地に生きて収容されたら絶望以外の何も持つことができないだろうなと思うばかりです。

平和ボケした今この時の幸せに感謝ですね。

片足だけ足枷をはめられているので、思うように動くことができません。単なる鉄格子の中に入れられているより過酷です。

実際に使われていたギロチンはどれほどの人の血を見てきたのでしょうか。

当時の様子を描いたレリーフ。

ホーチミンさんからの直筆のメッセージも飾ってあります。

どの国にも暗黒の歴史があるということを実感しました。

今のベトナムの若い人にとっては、歴史の教科書で習う出来事としか映らないのかもしれないです。

展示の各ブースを解説をじっくり聞きながら進んだのでたっぷり1時間以上かけて見学できました。

かなり良かったです。

行きあたりばったりのドライフルーツ店

荷物を預けたホテルに向かって歩いていると、急にチーさんがここに寄っていい?と聞くので、いいよって入るとそこはドライフルーツを多く扱っている店でした。

何も予備知識なしで飛び込んだのですが、実はこの店、結構お土産で有名なお店だったようです。

O mai Hong Lam(オーマイ ホンラム)という店です。

品数も豊富で目移りします。

下調べが出来ていないと結構辛いです。

店員さんともコミュニケーション取れないし、人気や定番ってどれ?みたいなことを聞けないですからもどかしいです。

でも、店員さんは一生懸命ありま夫婦に売り込んでくれます。

でも、わからない~。

チーさん、野生の勘を頼りにいくつか選んで買うことにしたようです。

そこそこ満足行く買い物ができたようですが、帰り道に二人で、品物は豊富で良い店だったねぇ、それにしてもどういった素性の店だったんだろうねぇという会話をしていました。

16時 残り時間をハノイに浸る

さぁ、時間のカウントダウンです。夕食は空港のラウンジで食べる予定なので夕方はカフェでゆっくりすることにします。

ベトナムのカフェはいろいろな人がSNSであげているけど、異口同音に雰囲気がいい、飲み物が美味しいと高評価です。

この店も行きあたりばったりで入ったのですが、外観からして良さげです。

交差点にデンと構えている結構目立つお店で、若くてお洒落なお客が沢山入っています。

カフェというよりバーと呼んでも良い感じのカウンターがあります。

交差点の角地を上手に活かして狭いけど、逆にそれがいい感じになっています。

どの飲み物も美味しそうで映え高ありそうです。

チーさんはカフェラテ、私はエスプレッソを頼みました。

ラテはラテアートでハートが書かれて出てきました。

私のエスプレッソにはクッキーが備えてあります。

不規則に並んだタイル地の大きな丸テーブルの向かいにはローカルのお洒落な若い女性連れ。スマホに夢中でした。

しばしまったりしていると、外でドーンと大きな爆発音と地響きがして飛び上がるほど驚きました。

音の感じからするとガス爆発です。

直ぐにお客さんが道路沿いの窓に寄って外を眺め出したので、私も覗いてみたところ道路を挟んだビルのレストランから人が走って出てくるのが見えました。

これは大変なことに!と思ったけど、火も出ておらず店の中も道行く人も平然としているので、単なる?爆発?だからスルーなのでしょうか。日常茶飯事のことなのか、なんだか分からないけど大事にならずにとりあえずは良かったと胸をなでおろしました。

18時 ホテルで荷物をピックアップ、そしてGrabで空港、ラウンジ休憩

カフェを出て少し早めでだったけど中途半端な時間なので空港に行ってラウンジでゆっくりすることにしました。

まずは、ホテルに荷物を受取に行きます。

ホテルは新しいお客さんを迎えていて、私たちのことなんかとうの昔に忘却の彼方、、、、

で、バゲージタグを提示してバックを、、、、

見つかりません!

荷物を預けたときに、団体旅行の荷物と一緒にされたのでちょっと不安だったのですよねぇ~。

係の人がフロントと話しながら探して見つからない的なしぐさをしているのを見て不安がつのります、、、

と、しばらくしたら奥の方から私たちの荷物が無事出てきてめちゃめちゃ安心しました。

そして、次はGrabをピックアップして空港へ移動です。

すぐにGrabは見つかったのですが、このドライバー裏道自慢君だったので、何やら渋滞を避けて抜け道で行くから、任せろ的に真っ暗な道を走っていきます。

また、バンコクで知ったかぶりしたタクシードライバーに、とんでもないところに連れていかれた黒歴史再来か!

なんてよぎりました。

どうやらドライバーさんが想定していなかった道路工事があり、大通りに抜けられず行き止まりのようなところに入り込んでしまったようです。

ウワー、早めにGrabに乗車して良かった~。

これが、時間ギリギリだったら相当焦ったはずだ~なんて思いながら平然を装っていると、漸く行き止まりの沼から抜け出て本線に入ることができました。

何事も無かったかのような得意げなドライバー君はその後遅れを取り戻すかのようにビンビン飛ばして無事空港へ到着できました。

全く、最後にガス爆発、危うくバゲージロスト、裏道から抜け出せない、と言ったトラブルはありましたが、これも旅のスパイスと思って楽しい想い出にしてしまいましょう。

夕食、シャワー

ハノイのノイバイ空港では、ANAのラウンジが無く「SONG HONG(ソンホン)ビジネスラウンジ」と「NIA BUSINESS CLASS LOUNGE」ということになります。

「ソンホン」に行くことにしました。

夜の出発のお客で混雑していました。

生憎、窓際の席は全部埋っていたので、端っこの席に陣取ることにしました。

ここで夕食を食べますが、飛行機でも出るので満腹にならないように気を付けて食べます。

でも、フォーは外せないです。

チーさんはワインとフルーツ。

味はそこそこですねぇって感じで、特別美味しいということはありません。

無料で食べられるので贅沢なことを言ったらいけませんね。

ここで食後もゆっくりしていたのですが、もう一つのラウンジが気になってきました。

お腹は減っていないのですが、せっかくなので様子を見に出かけることにしました。

こちらのほうが広めですかねぇ?

夜の便までまったりしている人で混雑しています。

食事やドリンクも豊富。

シャワーも使わせてもらっちゃいました

後は飛行機に乗って帰国です。

一日1話か2話で進めてきたのでその様子は最後の回に取っておきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました