シニア夫婦の青森にビューーン1泊2日旅 その1

ありま旅行

こんにちは『ありのままシニア夫婦の日常ラジオ』がはじまります。

旅レポ担当のヒーさんです。

今回はJR東日本のJRE POINTを使って新幹線のチケットと交換できるサービス「どこかにビューーン!」を使った旅です。

これを使って青森一泊旅行に行って来ました。

どうやってそんなにポイントをためたかと言いますと、JREバンクの口座開設キャンペーンですね。

これでどっさりポイントをいただき、さらにポイント割引キャンペーンでお得に獲得することができました。

「どこかにビューーン!」は、行き先を自分で決めることができないのが最大の特徴で、ダーツの旅みたいなものですね。

したがって、青森行きが決まってから、宿は?食事は?観光は?名物は????と忙しくプランを練りました。

さ、前置きはこれくらいにして、ビューーン!と出かけましょう!!

目次

東京駅

東北新幹線で青森まで行くのはチーさんも私も初めて。

列車旅というと楽しみはお弁当ですよね。

東京駅のお弁当売り場はとても充実しているので目移りしちゃいます。

私はこちらのお店で、この弁当を購入。

チーさんはチーさんで、この店で

こちらのお弁当を購入しました。

私たちが乗るのは10:45発「はやぶさ17号」です。

グリーン車ではありませんが、普通車両でも十分余裕で座れてお弁当もゆっくり食べることができました。

乗車する21番線の新幹線のホームで待っていると超々流線形の鼻の長い列車が入線してきて、「鉄」ではない私も若干興奮します。

普段は東海道新幹線のブルーの車両しか見ていないので、この色の新幹線は久しぶりでした。

やっぱりかっこいい!!

列車に乗り込み、落ち着いたところで先ほどのお弁当を早々と食べるありま夫婦でした(笑)。

青森 初めての地

14時ごろ新青森駅に到着しました。

ずっと車窓から景色を見ていましたが東北に近づくにしたがって、田んぼや山が見えてきてのどかな風景に癒されました。

新青森自体は新幹線の到着駅として降りただけで、最終目的地は青森なので、ここからローカル線で青森まで移動します。

青森駅に着くと、チーさんがリンゴジュースだけの販売機があるはずと言うので、そんなの都市伝説にきまってんじゃん、とか言ってたら、あった!

ほんとにあってたまげた!

青森駅 初めての地

青森駅は青森県の県庁所在地駅なのですが、東北の地方駅だからか人が少なく静かです。

そして、歩いてすぐのところに港があります。

いろいろ行きたい場所があるけど、まずは青森の陸奥湾に挨拶してこないと!ということで、浜辺に向かいます。

すると、ちょうど「AOMORI」の文字看板があったので、近づくと変な恰好で化粧をした女性が、写真撮りましょうか?と近づいてきました。

これ、タイやベトナムなら絶対お金取られるやつなので、お断りするところですが、日本なのであとからお金を取られるようなことはないだろうと、お言葉に甘えさせてもらいました。

おお!ちゃんと撮れています、撮れています!

ありがとうございました!というと、今度は私が入るねといってチーさんと二人でハイポーズ。

しかも真ん中(笑)。

近くで何かのイベントの舞台に出る方だそうで、まばらな観光客の中で、浮きまくっていました。

お礼を言ってお別れしました。

お金は取られませんでした。

せっかくなので、外国の大型客船を背景に一枚ポーズ。

アスパム物産館

海に面した大きな建物の1階にある「アスパム」。

正式には青森県観光物産館アスパムだそうです。

青森県観光物産館アスパム
青森県の観光と物産の情報発信基地「青森県観光物産館アスパム」公式ウェブサイト

Googleマップの案内通りに行くと、ここですが、?合ってる?

と、若干疑問と不安がよぎりました。

入り口から奥に歩いて行くと、

物産館らしい雰囲気でいろいろなお店がありました。

とりわけ賑わっているお店がアップルパイのお店です。

下調べした人気のお店かと思ったら、ここではないことが判明。

もっと、駅の近くでしたガクッorz

でも、チーさんが喜んでいるので行ってみると、大好物の久慈良餅でした。

それにかりんとうを早速購入してました。

私はアップルパイがどうしても食べたかったので、目的の店めがけて駅方面に戻ります。

エーファクトリー

先ほど、「AOMORI」の文字看板まで戻り、お目当ての「A-FACTORY(エーファクトリー)」に入ります。

A-FACTORY | 青森ウォーターフロント
青森駅から徒歩2分。飲食・物販ショップやシードル工房から構成される複合施設です。旅の想い出を彩る様々な「アオモリミヤゲ」をご用意しております。

青森駅の出口を出てから5分もかからない好立地にある施設で、青森名産の物販と名物の食べ物販売、そしてシードルの工房からなる施設です。

土産物販売のベタな施設と異なって、とても洗練されています。

青森なのでこれでもかってくらい、「りんご」を素材とした商品が並びます。

りんごの季節には少しだけ早かったので、生りんごはそれほど出てなかったけど、早生物が少し出ていました。

ディスプレイもパッケージも洒落ていて、お土産物に良い感じと思いました。

ここでのありま夫婦の目的はアップルパイとジェラートです。

弘前のアップルパイ総選挙で堂々の三年連続一位獲得の「SKIP EGG」。

ここでアップルパイを買います。

アップルパイが主役で大々的に売り出しているかと思いきや、おしゃれカフェの1メニューだなんてびっくりしました。

一人一つ食べられそうだけど、夕食に支障があると困るので1つにしておきました。

次はジェラートです。「Gelato natura due(ジェラートナチュレ)」手作りジェラートの店です。

綺麗に並んだ色とりどり、味もいろいろなジェラートたち。

迷ってしまい選ぶのに悩みますわ。

チーさん選りすぐりの3つをオーダーしました。

外で海を眺めながら食べるのもいいけど、店内のテーブルで食べることにしました。

これメチャメチャ美味しそうですね。

アップルパイはやっぱり1つで十分でした。

結構大きくてボリューミーです。

生地はサクサクで中のりんごがしっとりしていて、少しサックリと柔らかい歯ごたえもあり、そして十分に甘くジューシー。

外のパイ生地と相性が抜群でした。

そしてジェラートは、甘味が強くてりんごの香りが3種それぞれ異なっていて、3通り楽しむことができました。

青函連絡船だった八甲田丸

青森のりんごスィーツを十分堪能して満足したありま夫婦は、次なる目的地の「八甲田丸」へ。

かつての青函連絡船の博物館で、ブログや口コミで良かった、つまらなかったが錯綜していて、入るの迷っていたけど、とりあえず近くまで行くことにしました。

電車ごと船に乗せていた名残の線路が船まで続いています。

船に乗るためのエントリーがこちら。

ゆっくりした長い坂を上ります。

こんな坂でもチーさんはヘトヘト。

漸く、登り切って博物館の入口へ向かいます。

ここまで来たらもう見学しちゃいましょう。

入館料を510円お支払いして入ります。

受付の方は事務的ではなく、とても親切かつフレンドリーで見学に邪魔な荷物を預かってくれました。

見学は階段で上り下りがあって大変なので、気を付けてと教えていただき、早速入って行きます。

足元に赤いラインが引いてあり、それが順路になっています。

最初の部屋に入ると、いきなりビックリ!!

等身大のリアルな人形が迫ってきました。

当時のお店の様子を再現しているようで、かかあ天下のおっかあに、とーちゃんが叱られています。その台詞が人形の動きと一緒に流れるので一層リアル。

表情も豊かで本当の人間みたいで、こわきもです。

だた、当時の着衣や品物や店の設えを再現しているらしく、そちらが興味深いです。

私たち以外にお客さんがいないのも少し不気味でした。

途中で数人に出会いましたが、ほんと人が少なくまばらでした。

操舵室にも入れて、大きな船の広い操舵室は氷川丸以来です。

ここにも誰かいると思ったら、

人形でした(笑)

ちょいちょい出現するこのリアル人形にビックリすることが多いです。

甲板にも上がっていけます。

冬の航海ではこの甲板は寒かったことでしょうね。

さらに上部へ。

煙突の脇まで登ってくると、かなりの高さで眺めが良いです。

桟橋に停泊していた外国客船がゆっくり出航していきました。

甲板から機関室へ降りて行くと、普段見ることがない船の機関室を見学できます。

油とホコリクサイ暗い機関室を抜け、車両室に進むと電車がまるまるそのまんま入っていました。

青森まで来た電車が青函連絡船に乗っかって、函館まで運ばれ、そこからまた線路を走って北海道を走っていくなんてよく考えたものだと感心。

客車もあれば貨物車もある。

いったいどれくらいの車両を積み込んだのだろう?

ディーゼルの機関車両ももちろん乗せていたのですね。

これがないと走らないですからね。

しばし、この部屋は船の中ということを忘れました。

電車のメンテナンス基地のようでした。

1時間近くかけて見学を終え、感想は「良かった」でした。

まぁ、全体的に古くってかび臭いところあるけど、青函連絡船の歴史を知ることができたし、電車を乗せた船なんて初めて見たしね。

良かったです。

船の外に出ると「津軽海峡冬景色」のモニュメントがあり、そこで石川さゆりの歌が流れていました。

ねぶたの家 ワ・ラッセ

次なる見学場所は「ねぶたの家ワ・ラッセ」です。

これも青森駅の真ん前です。

青森駅は観光施設のためにできた駅みたいに、駅前に海やら、観光販売所やら観光施設が集中してます。

津軽弁で「ワ」は「わたし」です。

あまりに寒いので、口をあまり開かないで少ない言葉で意思疎通を図るようになったらしいです。

青森出身の知人から教えてもらいました。

「ワユサ」で「わたしはお風呂に行きます」だそうです。青森県民以外は、わがんねっての。

それにしてもモダンな建造物です。

博物館のような照明と空間。

大人620円を支払い入館します。

ねぶた祭は有名ですが、私はまだ一度も見に来たことがありません。

光と色使いが素晴らしいイメージでしたが、この博物館も入り口からすぐに、そのイメージ通りのオブジェがあちこちにありました。

ちょっとした祭りの実演があるということで、その時間に合わせてやってきたので、一旦見学はさらっとして、実演の会場に向かいます。

広い会場には昨年のねぶた祭で、賞を取った屋台が飾られていますが、どれも大がかりで造りが凝っています。

どれも表情が素晴らしいです。

写実的ではない絵なのに妙に生き生きして見えるのはなんででしょう。

顔ももちろん腕や足、周りの鬼のような妖怪も実に力強い。

実にいい顔してます。

見事な屋台の絵を見ていたら、ねぶたの実演時間になり、集合がかかりました。

何やら参加型のイベントのようです。

ここで、さっきの「AOMORI」看板前で出会ったおかしな格好の女性のような装束の人がいますね。

お囃子の実演が終わった後は、太鼓や鈴を実際にお囃子に合わせてやらせてもらえます。

やりたい人は、手をあげて~

はい~と元気よくチーさん。

やる気満々です。

お囃子に合わせて大太鼓を叩きます。

いい音が出て館内に響き渡り気持ちよさそう。

楽器の演奏以外に、「はねと」の実演参加がありました。

ねぶたの屋台の周りをお囃子に合わせてジャンプし続ける踊りの「はねと」は、かなり体力が要ります。

短い時間でもはねとのまねごとをしていたら、息が上がりました。

宿へチェックイン 「DORMY INN(ドーミーイン)」

ワ・ラッセを出たら薄暗くなっていました。

見学はこれくらいにして、宿にチェックインして、食事に行きましょう。

駅からは7,8分大通りをまっすぐ行くとホテルに到着。

チェックインは自動ですが、やっぱりシニアは苦手なので補助の方のヘルプが必要です。

大風呂の温泉があるけど、温泉旅館ではないので部屋は普通のビジホ仕様です。

セミダブルベッドが2つあり広さも十分でした。

窓からは遠くに陸奥湾、青森のダウンタウンが一望!って程ではないですね(笑)

地元の美味しい料理が食べられる 「三ツ石」

青森は海や山の美味しいものの産地が近いので、お店の料理も期待できます。

事前に調べていた候補の店は満席だったのであきらめ、ホテルの手作り案内で近くの美味しいお店から「酒肴旬 三ツ石」にしました。

ホテルから歩いて2分。

新鮮な海鮮物を出してくれるということで期待が高まります。

予約を告げると直ぐに一番奥の小上がりに通されました。

本日のお勧めは「秋刀魚の塩焼き」「嶽きみてんぷら」がいいですね。

その他もいろいろ美味しそうな単品料理が並びます。

居酒屋とも違う小料理屋っていうんですか?こういうの。

久しぶりだわ~。

飲まないのにこういう店が好きって、私不思議ですね。

さし盛頼みました。

他もいろいろ食べたいからちょうどよい量です。

度の魚も鮮度が素晴らしく、甘みを感じます。

海鮮焼きには、名物の帆立やらエビやらが、、、

乾杯しましょう。

秋刀魚の塩焼きも出てきました。

今年初もの。

まだ油が少ないですが、秋を感じる秋刀魚の塩焼きでした。

肴が美味いと酒が進むということで冷酒を追加で。

もう、手酌です(笑)。

最近はめっきり弱くなり、頭痛がしたり翌日まで残ったりということがあるので、飲む量を控えているチーさんでしたが、今日は飲まずにおれないということで。

体の中から美味しい~を吐き出していましたので、ほんとうに美味しいんでしょうね。

帆立の雑炊、小エビのから揚げなど。

ホテルのクーポンで帆立焼きをサービスしてもらい、お腹一杯地元の美味しいものをいただきました。

もっといろいろ食べたい気がしたけど、これが限界でした。

会計も全然高くなくてビックリしました。

安くて美味しいものが食べられてお酒が美味しい青森、最高ですね。

食事が終わって夜の9時。

普段ならパジャマ着て寝る準備の時間ですが、旅先ではまだまだ宵の口です。

夜風が気持ち良いので、腹ごなしに駅まで散歩しました。

もっと人が沢山歩いていても良いと思う平日の9時ですが、人はまばらで寂しい駅前通り。

駅前も深夜のようです。

港のほうに行ってみると、真っ暗。

青森は冬が厳しくて、冬の間は夕方以降は人もあまり外に出ることがないのでしょうね。

だから、夏場もその生活習慣で、夜は家でゆっくりしているということなのでしょう。

さっきの「三ツ石」も早めにお客さんがはけてしまい、最後は2組だけでしたからね。

この後は、おとなしくホテルに戻って、温泉、そして私はなんとドーミーイン名物「夜鳴きそば」を1杯平らげました。

明日は、浅虫温泉だ!

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