こんにちは!『ありのままシニア夫婦の日常ラジオ』はじまります。
台湾旅行の5日目担当はヒーさんです。
5日目は高雄の朝からスタートです。昨日チェックインしたホテル『ジャスト スリープ カオション ステーションホテル』(agoda)の朝食。
このホテルは高雄の駅前にあり、MRTの「美麗島」(びれいとう)駅へも歩いて行ける便利な場所にあります。
今日は海沿いにある細長い島「旗津」(チージン)へと出かける予定です。
天気も良いのでかなり暑くなること覚悟していかないと。
そのためにもせっせと朝食で栄養を詰め込んだというわけです。
今日はMRTの「美麗島」駅から3つ目の終点「西子湾」(シーヅーワン)駅に行きます。
「西子湾」駅から徒歩10分弱のところにある船着き場「鼓山輪渡站」(グーシャンルゥントゥジャン)からフェリーに乗車します。
フェリーの料金は現金だと30元(約130円)、iPASSだと割引で20元(約88円)だったかと思います。
私たちはiPASSを持っているのでそれでピッと改札を抜けました。
ちょっと頼りなげな感じですが、10分程度の距離なので気にすることはありません。
船から見る景色と地上からの景色は全然違って、街や島がミニチュアのジオラマを眺めるかのようです。
船を降りると結構な暑さです。今日はたっぷり歩くことになるので、覚悟を決めてまず向かうのは「旗後砲台」(チーホウドゥンタイ)島の灯台です。
いきなり最初の一歩からチーさんが大嫌いな坂道ですね。暑さの中登りきることができるでしょか?
周りにも多くの中国か台湾の観光の人たちがいるけど、ありま夫婦と同年代かそれ以上の人ばかりですが皆さん超元気です。
大声でおしゃべりしながら登る姿に負けそうです。
真っ白な壁の入り口を過ぎると、それほど背が高くない灯台が出現して来ます。
山自体がある程度の高さがあるので、さらにそびえ立つような灯台を建造する必要はなかったのかもしれません。
ここまでくると、私は背汗でTシャツがびっしょりです。
チーさんも同様でしたが、意外に元気です。かなり登ってきたので、大分へたり込んでいるかと思いきやがんばってました。
灯台を中心とした施設には、若干の売店などもあり見晴らし台は風の通りがよく汗をかいた暑い体をちょうどよく冷やしてくれます。
眺めもよく気持ちがいいのでしばらく休憩をしていましたが、一緒に歩いてきていたにぎやか団体は、ガヤガヤとすぐに出発していってしまいました。
この高台には、もう一つ観光する場所があります。「旗後砲台」(チーホウパオタイ)は、1800年代後半に建てられた高雄港を防衛するための要塞だったとのことです。
歴史は不勉強でわかりませんが、この高台の砲台は無敵だったのではないでしょうか。
自分で予習するのが面倒なありま夫婦は、日本語の解説をしてくれるガイドが居てくれたらと心底思いました。
このあたりで早々とホテルの500ccのペットボトルは空っぽになり結構疲れてきました。
昼食か休憩をしたいと思い十分堪能した山を後に下山です。
下山したところにある「旗津星空隧道」を見たら休憩です。
このトンネルはもとは軍事用の抜け穴だったらしいですが、観光用に満点の星を見るかのような光の星空で飾られています。
刻一刻と色も変化していきます。なんだか無駄な演出のような気もしますが、トンネルを抜ける涼しい風とロマンティックな星空を現場で眺めると、全て許せる満足感を得ることができます。
トンネルを抜けると断崖絶壁と眼前に広がる大海原が出迎えてきます。長居するところではないですが、シニアにとっても五感に響く感動を得られうところではあります。
さて、暑さと疲れと脱水の限界が近付いてきました。とはいえ、たっぷりたべた朝食の膨満感から、予定していた海鮮BBQを食べる胃袋ではないというのがありま夫婦の一致した意見です。
私、ヒーさんの提案で一度フェリーで本土に戻り、名物のかき氷を食べて涼をとるってのはどうかとチーさんに聞くと、二つ返事で賛成が返ってきました。
再びフェリーに乗り本土へ渡り、チーさんが下調べしていた超有名かき氷店「渡船頭海之氷」に入店です。
この店は地元台湾の人にも人気ですが、日本の旅行者にもその名を轟かせています。
ここに来たらここでかき氷を食べないと!ということです。
昼食は食べられねど、甘いものは別腹です。
どれにするか心底迷うひと時。
さんざん迷い、私ヒーさんはこちら。
そしてチーさんはこちら。
それぞれ60元(270円)と70元(315円)なのですが、安すぎじゃないですか?
日本でかき氷を食べると、だいたい1,000円です。
出てきた本物は写真通りかそれ以上で、見た途端にアゲアゲマックス(笑)
アニメだったら目がドーンって飛び出るやつです。
いやぁ、暑くて疲れた体に冷たい氷が心地よい事!そして小豆やらの美味しい事。
一気に元気が復活した瞬間でした。
つづく・・・・
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