こんにちは!『ありのままシニア夫婦の日常ラジオ』がはじまります。
旅系担当のヒーさんです。まだ、初日の台中のその2です。
さて、ホテルに行く時間ですが外はまだ明るいです。
それに、台中駅はそれ自体が十分見学するに値するので、少し寄り道と言うかゆっくり駅を拝見することにしました。
台中駅の様子
トンボがとまってますね。
特大のオニヤンマです。
奥に見える駅の屋根も駅ではなくスポーツのスタジアムのようです。
そして、こちらが先ほどの隣にある旧駅舎です。
どうでしょう?
どこかで見たことがあるなぁ、、、、
と思いませんが?
そうです。東京駅です。
それもそのはず、日本統治時代に造られたようで、東京駅の流れを汲んだフォルムになったようです。
なにか懐かしい気持ちになります。
旧駅舎は無料の展示があり、誰でも見学できます。
中に入ると時代を過去にスリップした気分になります。
私が電車を利用していた時代よりもっと古い時代のものですが、なんとなく懐かしく、紙のキップや改札ではさみを入れるリズミカルな音などが蘇ってきます。
最近、見つけると必ず撮ってしまう顔はめパネルですが、これは顔はハメはありませんでしたが、ついパネルに入り込んでしまいました。
あまり楽しそうな私を見ていたらチーさんも、「私も撮って」と、めずらしくやって来ました。
旧電鉄マニアにとっては垂涎のものばかりですが、究極は線路にあるベンチですね。
この時間帯は本当にラッキーなことに、私たちだけの独占でしたが、別な時間にやってきたときは満席でした。鉄道のストライキで電車が通らない線路を歩く罪悪感、ドキドキが思い出されます。
さて、十分駅を堪能したのでホテルに向かいましょう、、、、
おや?はて、、、そういえば、台湾キャンペーンで私が当選したクーポンはどうしたらよいのか、、、
調べるとどうやら、空港で申告して入手しておく必要があったようです。
真っ青、愕然、真っ白、どうやら5,000TNDを取り損ねたようです。
あきらめきれない私はチェックインの時に力説したところ、フロントの方が一生懸命にいろいろ調べてくれましたが、結局、空港で発行されたクーポン券が必要なことは必須要件だったようで、チーン。
まぁ、最初から無かったと思えば良いか~。
でも、切り替えにしばし時間がかかりました。
夕食は蔣介石さんもお気に入りだった小籠包
空腹だと気持ちも沈みがち。
こういうときは、美味しいご飯でお腹と気持ちを幸せで満たさないといけません。
出発前にGoogleマップで予約していた、台中の有名かつ人気の小籠包のお店「沁園春」にでかけよう!
ホテルを出て歩くと、これまた台中の有名かつ人気のサンドイッチ、お菓子店「洪瑞珍」(Instagram)がホテルから直ぐのところにありました。
サンドイッチなんか。
と、侮ってはいけません。
台湾グルメユーチューバーの「ゾロの台湾グルメ」さんが最高点を付けている名店です。
これも、今日はムリでも後日絶対食べるぞと、心に誓います。
そこから、さらに5分ほど歩くと目的の店に到着しました。
横浜中華街の「萬珍樓」「聘珍樓」といった中華名店と比べると随分と小ぢんまりした素朴なお店です。
しかし、このお店こそ、彼の蒋介石さんが通い好んで食した小籠包を食べさせるお店なのです。
Googleマップでの予約が本当に有効なのか少々疑問でしたが、バッチリでした。
ローマ字でありま夫婦の苗字が記載されているのを発見して、「これです!」と予約簿の名前欄を指さしました。
予約簿を見たら、この日はほぼ埋っていました。
予約必須なのですねぇ。よかった~。
席に通され、メニューを持ってきてくれました。
その時、お店の女性が「日本人? こんばんは~」と、にこやかな笑顔で挨拶してくれました。
台湾っていたるところでこんな感じなのですが、こういうところ、大好きです。
さて、小籠包は外せないとして、あとは空芯菜か豆苗といった青物野菜の油炒め、そしてチャーハンあたりは食べたい!
分厚いメニューをめくります。
小籠包、旨そうです。
中華料理店のチャーハンって格別ですよね。
自宅じゃ作れない味と食感と香りです。
その他のページにも美味しそうなものが沢山乗っていて、どれもこれも食べたいのだけど、いかんせん二人だと限界がありますからね~。
オーダーを済ませて、まずやってきたのが小籠包。
大きめのせいろの中に、ご覧のように手作り感のある小籠包が並んでます。
せいろはメッチャ熱かったです。
もう一つは、エビ焼売。
いやぁこれも美味しそうです。
アッツ熱のうちに小籠包を食します。
箸で摘まんで皮を少し破りスープをすすりますと、肉汁溢れるスープは少し薄味。
スープもじゃぶじゃぶではないです。
全体的にシンプルな味でした。
うわーっ!!うますぎる~ってことはなく、無難に美味しいというものでした。
タレと刻み生姜と一緒に食べると味がしまってレベルアップでした。
このチャーハンは、まず一番に言いたいのは香りがレベチってところです。
ご飯の黒い所はおこげなんですよ。
ということは、フライパンで米を空中に飛ばしながら直火をあてているってことです。
しかも相当強い火だと思います。
この焦げの香りがとても香ばしくて強くアクセントになります。
エビも炒めすぎず、かといって、当然生ではなく、ジャストな火入れ加減でした。
こちらも、塩気は控えめですごく薄味でした。
そして、カイランサイ(芥藍菜)炒めです。
青い野菜のえぐみが渋くて、それが美味しいです。
ちょっと油が多かったけど、その割には気にならずでした。
こちらは塩味が少し強めでした。
特にチャーハンがボリュームありましたし、小籠包とエビ焼売も多かったです。
チーさんも結構食べてたけど、最後に余らせてしまいました。
でも、お茶を飲んで小休憩したら再び復活して見事に完食でした。
あとで、中国系の食事のマナーとしてよく聞く完食はNGを思い出したら、「完食して良かったのかなぁ~」なんて思いましたが、台湾ですし現在はそういう習慣は無くなってきているらしいのです。
さて、お会計ですが1,001NTDでした。
現在のレートだと1TNDは5円近くなっているので、約5,000円ということになります。
お酒など頼まず二人で5,000円はまぁまぁの値段です。
が、しかし旅行先の夕食として考えたら、かなり安いということになりましょうか。
台中の旅の初日は大失敗がありましたが、美味しい食事で気持ちも取り戻して、夕食後は腹ごなしの散歩です。
こういった建物があちらこちらにあるのも台中の特徴です。
これは、日本人の建築家が作った旧台中市役所で、現在は展示館となっています。
夜の9時まで開いていて、中にはカフェスペースや売店があります。
初日は、日本からの移動もあり疲れたので、このあたりでホテルに戻り風呂に入って寝るとします。
そうそう、ホテルに帰る前にファミマで炭酸水でも買って帰ることにします。
日本でもおなじみのファミマ、セブンなど街中にはコンビニがちょいちょいあり安心かつ便利です。
夜中に喉が渇きそうですからね。
旅程はユルっとしか決めていないので、明日は、近場をフラフラすることにします。
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