こんにちは!『ありのままシニア夫婦の日常ラジオ』はじまります。
今回の放送は、美味しいパン探索隊ヒーさんです。
さて。いよいよ、横浜元町界隈の『美味しいパンを探さんぽ』3部作の最終回となりました。
前の2店舗、『のり蔵』『エコモベーカリーヨコハマモトマチ』のバトルはすさまじかったです。
和風のコンセプトが店の外観や内装にいたるまで一貫している『のり蔵』。元町商店街入り口の『元町プラザ』の2階でロハスなパンを提供する『エコモベーカリーヨコハマモトマチ』。何れも、真にパンの美味しさを追求する姿勢がパンの味に表れていました。
そんな、2店舗を前に、昭和のパン屋さん『ウチキパン』、『真面目』『誠実』『なつかしさ』で太刀打ちできるのか!難しいだろうなぁ~というのがシニア夫婦の見立てでした。
しかし、そんな素人シニア夫婦の見立てを根底からなぎ倒す実力を秘めていたんです。
さぁさっそくスタートしましょう!
目次
外観 もう涙が出るほどシンプル
シンプルもここまでいくとねぇ、なんとも言いようがないですね。白字に黒でカタカナで〝ウチキパン”の文字。敢えてレトロ感を出して、逆に新しいという攻め方があるけど、ここは直球レトロ、そのまんまレトロですね。(笑)
激戦区元町中華街界隈で長く変わらぬお店を継続するというだけで尊敬です。お店が続いているということは、パンが美味しいという絶対的な生き残りの要素があるんですよきっと。
しかし1888年から創業ですかぁ~すごいですね。明治21年ですよ。シニア夫婦の影も形もない(笑)。
ここを今回の探さんぽの素材にすることに、チーさんはどちらかというと、腰が引けてました。かなり前に買った時に今一だった記憶があったということです。私も、ここは昭和レトロなお店なんで、コッペパンとかカレーパンとか昔ながらのメロンパンとか、そんなパンを売っているイメージでした。
購入 品揃えにビックリそして価格にも・・・!
お店に入ると結構な種類のパンが陳列されていて少し感心しました。レジは若いお姉さんではなく、ベテランのお姉さん。
勝負に関係ないので、パンも気楽にチョイスできました。1品目は『ライブレッド』です。ナッツ、フルーツ、クリチーとは、、、都心のブーランジェリー並みのレシピです。それが、200円???安くない?安いです。
2品目は、『レモンドーナツ』です。これも90円。超安い。ミスドより安い(笑)。きっと素朴な味なんだろうな~。
実食 驚きのコスパが明かされる!!
今回は品数が少なかったからか有名なパン袋には入れてもらえず、シンプルな袋でした。『ライブレッド』は堂々の風格ですが、『レモンドーナツ』はなんだろう?ごろッとしているだけで、なんとも、、、シンプル。さつまいも?
さぁ、試合会場でお披露目です。『レモンドーナツ』ちゃんがなんともカワイイ。
まずは、それからいただくか。と、油断してかじりつくと、ヤヤッ!こっこれは!!
メチャメチャ美味しいじゃないですか。レモンピールの食感がアクセントとなります。確かに生地はドーナツですが全く脂っぽくなく、乾いた感じです。私がドーナツで一番好きな、ミスドの『オールドファッション』と同じ感じ。これ90円にしてはコスパ良すぎです。エキシビションマッチではなく、ガチ参戦でも互角でしょう。
そして、『ライブレッド』いってみます。これも、200円でクリチーこんなに入ってるの?材料費赤字にならない?というのがチーさんの感想。味は普通の上って感じですが、200円でこれが食べられるなんてコスパ良すぎ。ナッツもフルーツも雰囲気だけじゃなく、しっかり入っています。
正直『ウチキパン』には驚かされました。最初の期待が低かっただけに、これだけ美味しいものをこの価格で提供されちゃうと高ポイント出さないわけにいかない感じ。
これまでの勝手なシニア夫婦のイメージを払拭して、山下公園散歩の折には是非買いたいパンの一角に食い込みました。
シリーズを終えて
何度も繰り返しですけど、元町界隈はこの3店舗だけでもハイレベルなのに、他に『ブラフベーカリー』『ポンパドウル』そして、今回歩いていて発見した新店『マリンベーカリー』思いつくだけでこれだけのパン屋さんがあります。美味しいパン屋さんは、それを目当てに口の肥えたお客さんが集まります。そのお客さんのキビシイ評価に耐えて美味しいパンを日夜開発して提供しているこれらのお店に感動と感謝の念を感じずにいられません。
私も今回は感動でした。ヒーさんの言う通り競争が厳しい中で存在感を維持し続けるということがどんなに難しいことなのか、私たち素人には計り知れないですけど。それに私自身、パン作りをかじる身としては、作ることにどれだけの労力がかかるのかもほんの少しわかります。美味しいパン頑張って作り続けていてください!心から応援します!
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