こんにちは!『ありのままシニア夫婦の日常ラジオ』がはじまります。
旅系担当のヒーさんです。
一日目 北海道入り レンタカーを借りて支笏湖から定山渓泊
二日目 定山渓から小樽へ移動 レンタカーを返して小樽泊
三日目 小樽から札幌へ電車で移動して札幌泊
四日目 札幌観光から18時半発の便で帰宅
目次
6時半 朝ごはん
朝食は、全国のドーミーイン共通のご当地フッフェで、この小樽は北海道の海産物が目玉となります。
事前の口コミや別なドーミーインでの経験から、中途半端な時間に行くと、とんでもなく混雑して、荒れたブッフェでぐったりしてしまうので、朝一番に行くことにしました。
6時前に起きて大浴場へ行き目覚めの温泉でスッキリして、部屋に戻ろうと廊下を歩いていると、なんと既に開場前の椅子に座って待っている人が10人ほどいました。
時間は? 6時少し過ぎ!!! こりゃ聞きしに勝る激戦なんだと認識して、部屋に戻りトンボ帰りでレストラン前に並べてある椅子に座りました。
そこへ温泉から出てきたチーさん、すでに並んでいる私を見つけて啞然。
手早く事情を話して、すぐに来てもらうことにしました。
結局、6時半になったら、大行列になっていて出だしでしくじらず良かった~と安堵しました。
早速、ご飯を見て回りましょうね。
まずは、ライブキッチンで卵料理。
チーズ、ハムなどオールイン!でお願いすると、呼び出し用のベルを持たせてくれるので、待たずに済みます。
北海道はスープカレー発祥の地?らしいです。知りませんでした。
大量の揚げ物系がありました。スープカレーの具にすることもできますが、今は止めておきます。
パンもあります。
デザートもあります。
フルーツももちろんあります。
プリンやフルーツポンチとヨーグルト。
サラダもばっちり揃っていました。
そして、いよいよ海鮮です。ここが当然ですが一番長蛇の列でした。
まずは、焼き物です。
朝からホタテとつぶ貝、居酒屋メニューです(笑) いただいちゃいました。
様々な小鉢。ご飯どろぼーさんたちです。
焼き魚、いも、いももち。チーさん大好きコーナーです。
海鮮のことろでは、海鮮丼を自分で作るのに忙しくて、写真が撮れませんでした。
まだまだ修行が足りません(汗)
でも、出来上がりの海鮮丼はこちらです。
美味しそうに出来ましたよ。
海鮮の具材は乗せ放題なのでもっと乗せられたけど、これくらいで十分です。
気持ちが前のめりになりすぎて、どんぶりに溢れんばかりに乗せて、食べきれず残している人もいるので、そうならないためにほどほどにしておくのが良いですね。
小樽の北運河は静かでまったりするには良い所
この日は車がないので、徒歩で運河沿いから南小樽までの様々なお店や古い建物を眺めることにしました。
小樽駅から南小樽にかけては、LeTAOの本店、六花亭、北一硝子、などなどスィーツ、お土産、美術館など立ち寄る候補は沢山あります。
それは、後回しにしてまず、北運河に向かいました。
北運河は大きな古い倉庫などがあり、旧日本郵船小樽支店が有名です。
この辺りは、お土産や食べ物のお店の密集度が低いので、比較的空いているというメリットもあります。
手宮線跡がちょうどよい遊歩道になります。
この日も空は真っ青で、湿気が無く少しヒンヤリする風が心地よい感じです。
こんな素晴らしい景色を一人占めできるのも北運河方面のご馳走です。
振り返るとチーさんも同じように静かですがすがしい景色を全身で堪能しているようでした。
「踊り場ミレー」なんて建物も渋いし味のある名称です。踊り場だなんて、、、
ゆっくり15分くらい歩くと、旧日本郵船小樽支店の建物がありましたが、残念ながら改装工事中でした。
それでも歴史を感じさせる風貌です。こんな立派な建物を建てて営業していたなんて当時の勢いを感じます。
運河公園で旧日本石油倉庫などを見学してから、運河を南方面に歩きます。
こういった古い建物の外観を残しながら、新しいお店をやるというのは小樽の歴史を大切にしていて良いですね。
手付かずで朽ちている倉庫もありますが、こういったものもいずれ再利用されるのでしょう。
今は、まるで映画のセットのようです。
小樽の街を知るために立ち寄りたかった「小樽市総合博物館 運河館」に入ります。
ありま夫婦は美術館などの芸術系は苦手ですが、博物館のようなものは好きです。
抽象的で感性で感じ取るものより、実在したものの背景やコトの経緯を知ることに興味があるのです。
建物の中庭は広々とした広場になっています。
火事から建物を守るために木と石で作られた建物です。小樽の大半の古い建物はこのような木と石を素材にしたものらしいです。
これを「木骨石造(もっこつせきぞう)」というらしいです。
現物を見て興味を持って、そしてその由来や背景をしると俄然頭に入ってきます。
一度、頭に入って来ては、すぐに通り過ぎてゆく~さよなら~。これが悲しい現実です。
まだまだ続く 運河沿いの道
ここらで、少し寄り道をして「正福屋」に寄って「ぱんじゅう」を買ってみることにしました。
空腹ではないのでほんの味見程度です。
こんな小さなお店ですが、人気があるようでお客さんはひっきりなしに入っていました。
チーさんに代表して買ってもらいましたが、店内は2人も入れば一杯です。
陳列の圧がものすごくて、逆にわかりにくい(笑)
これが「ぱんじゅう」です。
いろいろ味があるようですが、私はごまくるみをお願いしました。
たった一個ですが、こんなに可愛らしい袋に入れてくれました。
味も昔懐かしい質素なものですが、逆にホッとするような味でもありました。
さらに歩くと旧三井銀行小樽支店の古い建物がありました。
次は旧第一銀行です。銀行も統廃合で名前はいろいろ変わってしまいましたが、ここの銀行名は以前の単独で羽振りが良かったころの銀行のままです。
ところで、全く関係ないですが横浜にも旧第一銀行の建物がありました。先日、チーさんと見てきました。
小樽は「北一硝子」に代表されるように硝子屋さんが多いです。
ニシン漁で使ったガラス製の浮き玉がきっかけでガラス工芸が発達したと聞きます。
北一硝子が一番人気のようです。お店自体もものすごく大きいです。
次は、「LeTAO本店」です。「本店でお茶する」が重要課題なので、待ち時間があったとしても入る気満々でカフェに向かいます。
お店の中で一通り品物を見て回りましたが、どの品も喜ばれそうな外れのないものが多かったです。
試食も沢山させてもらえて、味も確認できるので安心です。
さて、カフェに行ってみましたが10組ほどの待ちでした。
1階で土産をセレクトしながら待っていると、30分も待つことなく、呼ばれたので案内された席に向かいます。
メニューを渡されて早速悩んでしまいました。
ここはやはり『奇跡の口どけセット』か『ショコラの誘惑セット』といった限定もので手堅くいくか。
ふたりで決めたのは、2人で3つのケーキが選べる嬉しいセットにしました。
喧嘩することなくこれと、
これと
チーさんと言えば、モンブランを選びました。
混んでいるので少し待ちましたが、待った甲斐があるというもの。
こんなメルヘンケーキが3つやって来ました。かわいい~!
はっきり言って、どれも美味しかったです。
姉へや娘へのお土産もこちらで購入しました。
「六花亭」、「北菓楼」にも寄らせてもらいました。北菓楼を「ほっかろう」と呼んでしまう人も多いでは(笑)
どうしても気になっていた、「柳月」のオタルトも購入。
これはお土産ではなく、自分用です。
包装紙のレトロっぽいところが可愛らしいです。お土産でも喜ばれるでしょうね。
その場で一つ食べてしまいました。
買い食いとお店巡りはまだまだ続きます。
チーさんが事前に調べて立ち寄り必須!購入必須!買い食い必須!と挙げていた揚げ物の店。「かま栄」です。
こちらで名物「パンドール」を買い求めます。
店内に入ると大変な行列にひるみましたが、チーさんに「ほんとにならぶの?」と聞かれたら、「もちろん」と反射的に答えた私。
基本的にかまぼこ屋さんなのですが、「パンロール」のようなおやつ感覚で食べられるスナック?が大人気になって、カフェまであります。
そこで、ここ限定の食パンでかまぼこを包んで揚げたようなスナック「パンドーム」を買って食べないことには、、、
いつもの病気です。
かまぼこというよりさつま揚げのようなものが並びます。
並んでいる皆さんは「パンロール」ももちろん買いますが、さつま揚げも沢山買っている人が多かったです。
そんな中、ありま夫婦は「パンドーム」と「味噌南蛮」1つずつのみ。
思った以上にズッシリの「パンドーム」です。
中もぎっしり。小腹が空いていた時のおやつとしては最高ですね。
食べ応えもあるし、腹持ちも良さそう。
「味噌南蛮」は少しピリ辛で、これもビールのあてとしたら最高でしょうね。
いやぁ、想像以上にずっしりと胃にきました。
小樽から札幌へ
賑やかな通りは海外の旅行客でどの店も人が溢れていました、
基本的に人が多い所は苦手なチーさんにとっては、若干疲れた場所だったようです。
まぁ、初めての小樽なので、絵に描いたような定番の店巡りも良しとしましょう。
十分小樽を堪能して、札幌へ移動します。
敢えて鈍行列車でガタゴト行くことにしました。
途中、面白い駅名を見つけて思わず。
「あさり」に「ぜにばこ」だなんて、お金がたまりそうです。
海沿いを走るJR線は旅情に溢れとて、延々続く広い海に萌えました。
鈍行電車旅、良かったですよ~お勧めです。
札幌に到着すると、珍しい特急が停車していました。
撮り鉄がかぶりつきで写真を撮っていましたが、気持ちわかるなぁ~。
オホーツク号だなんて、ロマンある名前です。札幌と網走間を走る特急です。
今日の宿泊場所は札幌駅からも歩いて近い「ANAクラウンプラザホテル札幌」です。
歩いてホテルに向かいますが、札幌駅は人も多く都会です。
10分ほどでホテルに到着です。
いや~高いなぁ~何階あるのでしょう?
大都市札幌からほど近いホテルで綺麗に整っています。
チーさんがANAのSFC会員で私も連れ会員なので、会員価格のアップグレードプランでお得に泊まれました。
唯一、大浴場がないのが難点といったら難点です。
が、朝食サービス、ウェルカムドリンク付きの格安料金なのでホテルチョイスの選択から外せません。
夕食は札幌と言えばこれ、そしてバーラウンジでまったり
あれだけ揚げ物を食べたのに、夕食が食べたいというのも異常ですが、時間になると食べたくなるので、少し遅めに夕食に出かけました。
北海道で本格的なジンギスカンを食べたかったのですが、ちょっと重たいなぁということで、珍しくラーメンにしました。
やっぱり札幌に来たらラーメンも外せない選択肢ですね。
ランキングでいったら、一幻、すみれ、信玄、、、いろいろありますが、有名店は並ぶし、横浜でも食べられてしまうので、こだわらず近場で決めました。
私はもちろん味噌。チーさんは塩。
久々に本気のラーメン店に入ったからかもしれませんが、はっきり言って、
めちゃくちゃ旨かったです。
チーさんは目からうろこだったようで、
「わたし大げさじゃなく、過去イチ美味しいラーメンだったかも」
だそうです。店主さんに聞かせたいですね。
私も、味噌は見た目より全然重くなく、塩辛さ、味噌の濃さ、麺の固さなどパーフェクトでした。
ご馳走さんでした。
かなりの満足感を得て、ホテルに戻りウェルカムドリンク券で26階のラウンジバーに行くことにしました。
こういうところに入るのも久しぶりって感じです。
26階からの夜景が綺麗で、静かに流れるスタンダードジャズが心地よかったです。
こうして、札幌の夜の時間は過ぎていき、明日はもう帰宅です。
このホテル、特典でレイトチェックアウトとなり昼過ぎまでゆっくりできるので、時間を気にせず札幌を観光できそうです。
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