シニア夫婦 美味しいパンを探さんぽ 平成どころか昭和一桁に創業したパン屋さんに驚いた

ありま日常

こんにちは!『ありのままシニア夫婦の日常ラジオ』はじまります。

今回の放送はヒーさんです。

チーさん
チーさん

アシスタントはチーさんです。凄い歴史を持つパン屋さんを発見したみたいね。さぁ聞かせて聞かせて!

前回の探さんぽは、裏横の路面店、デューカ ディ カマストラでしたが、今回は近所にある、見た目は普通のパン屋さんです。

名前は『パン工房 ロアール』と看板に書いてあります。

隣のカラオケ『ビックエコー』には何度も寄ったことがあるけど、このパン屋さんには来たことがありませんでした。

ロアールってって駅前の喫茶店のようなネーミングです。

店内に入ると、予想外に品数が多くてビックリ。何だか勝手に想像していたお店と違ってました。しかも、お総菜パンからデニッシュ系、ドーナツ系、バゲット、そして角食なんかもあります。ご時世柄、全て個包装になってます。

探さんぽ隊長の私としては、チーさんと自分好みのパンを厳選して3品購入しました。

名前がわからないけど、ハムとカリカリチーズのパン。いや~こんなパンがあるなんて意外でした。本格的なブーランジェリーでした。カリカリのチーズのちょいコゲコゲのところがパリパリしていて美味しいんです。チーさんと奪い合いでした。

こちらもチーズ。チーズブールですかね。これも名前を記録してこなかったのでわかりませんが、普通のブールのような丸いパンの中にチーズが入っていて、外にまではみ出してきているやつです。焼きたてをスライスして、私の場合はバターかオリーブオイルなんかをちょっと付けて食べると最高に幸せ気分になれます。粗目の生地がいい歯ごたえを作ってくれてます。美味しい。

三つめはクルミパンです。チーさんもよく作るクルミのパン。パンの表がつやっつやです。美味しいの間違いないなと思って食べたら、裏切りなく美味しい。やっぱりクルミの香りがメチャメチャ広がります。生地も噛むほどに甘く感じるのはクルミの天然の甘さなのでしょうね。チーさんのも美味しいけど、これも美味しいです。

で、ほんとにビックリするのはこれからです。レシートをチーさんに渡したら、チーさんが

『ここのお店、ビックリするよ、創業が昭和4年だって』

まさかぁ~って最初にい言っちゃいました。平成の間違いじゃないの?平成4年だって結構な年数が経っているから十分に驚きに値するんですけど。

『レシートに書いてあるから、ヒーさん見てよ』

渡されたレシートを見ると、確かに昭和4年創業って印字されてます。

戦前ですよ。大正時代が終わってからたった4年ですよ。浅草とか日本橋界隈の佃煮屋とか海苔店だって、そんなに昔からやっているところなんてもう少なくなってきているのに、パン屋さんだなんて聞いたことがないですよ。そもそも『パン』なんて戦時中は敵性語じゃないですかね。

興味が湧いて調べてみたら『横浜日吉新聞』にロアールの記事が掲載されていました。関連して歴史を学ぶことができて、今回の探さんぽはパンのみならず、沢山の情報を得ることができて大成功でした。

チーさん
チーさん

なんか、ホンモノのラジオ放送っぽい、濃い目の内容だったね。

ヒーさん
ヒーさん

一つのパンから派生して多くのことを知ることができたね、今回は。

記事にもあったけど、横浜大空襲とか機銃掃射とか、今は昔のことになってしまっているけど、自分らが産まれたほんの15年前くらいは戦争があったんだよ。今は平和な時代でほんと良かったよ。

チーさん
チーさん

ほんとね。

コメント

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