味わい深い街『上野』

ありま日常

こんにちは!『ありのままシニア夫婦の日常ラジオ』はじまります。

バスケットボールのワールドカップの次はラグビーのワールドカップで盛り上がってまいりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。ヒーさんです。

チーさんはバスケットボールには熱狂していましたが、ラグビーとなったら全く関心が無くなってしまったようです。
私は生身のぶつかり合いと頭脳を使った戦術の奥深さに魅了されているので楽しいです。

さて、今回はインドネシアから一時帰国してきた友人と上野に会食に行ったレポートです。

上野にどんなイメージを持ってらっしゃいますでしょうか。
下町、年末のアメ横、パンダ、花見、、、いろいろ出てきそうです。
いずれにしても、銀座、六本木、渋谷なんかとは全然違うイメージだと思います。
なんとなく昭和っぽい、なんか下町、そんなところじゃないでしょうか。

久しぶりに再会した友人は何故か上野に詳しいということで任せたところ、行きつけの居酒屋があるからそこでいいか?と言います。
「居酒屋? 会うのは昼の12時だよ! そもそもそんな時間からやってるの?」
こんな普通の反応をしたところ、
「上野はやってるから。昼前から酒飲ませるところ沢山あるから。それが上野だから」
などと言います。
まぁ、面白そうなのでありま夫婦二人で恐々行くことにしてみました。

目次

昼のみ 大統領

で、連れてこられたのがこの店「もつやき 大統領支店
真っ昼間からやっているにビックリ。
この店だけではなく、この通り、隣の通りも、どこもかしこもお店はやっていて、そこそこ繁盛しています。
そして、道路には出来上がりつつある人々がちらほら。
チーさんはカルチャーショックで言葉が出ないようです。

直ぐに入れるのかと思ったら、店の中で10人くらい待っている人がいるという考えられない状況です。
でも、回転が速いので、10分くらいで店の外の道路に面した角席、所謂特等席に案内されました。
大統領で特等席って書くとすんごいプレミアムな席に聞こえますね。
その特等席から店を見るとこんな眺めです。
席に座って撮ってますが、完全に店の外ですね、私。

人の出入りはあるし、通行人がすぐ横を歩いて行くし、じろじろ見られるしとすごい席です。
と、フト私思ったのは、これが日本だと思うから驚くのであって、タイだとかベトナムの屋台だと思えばなんの驚きもないじゃないか。むしろ普通。
そうだ、その感覚だ。
そう思うと大分気分は落ち着いて、楽しむことができるようになりました。

注文を取りに来るおじさんも全然愛想がなく、「はい、飲み物」だけ言って、メモ帳を出して待つ。
で、友人がホッピーを頼むと、チーさんビックリして、それ何?とか言い出すと、おじさんイライラみたいな状態。
店、忙しいんだから、はやくしてよ~的なオーラ全開です。
察したチーさん、じゃ、私はまずは生と焦って言うと、こんどおじさん私のほうを向いて「なに?」と。
私は、ノンアルビールと決めていたので、それを即答するとおじさん機嫌が直って中に入って行きます。テキパキが大好きみたいです。

チーさん、ホッピーが初めてだったようで、友人にホッピーについて教えてもらっていました。
次はホッピーを頼むと決めたようです。
ここで、居酒屋用語の質問ですが、黒白、中外ってわかりますか?

黒白はホッピーの種類で、黒ビールと普通のビールの違いのようなもの。
中、外の中は焼酎、外はホッピーを差す用語で、おかわりの時に、「中おかわり」「外だけお願い~黒ね~」
みたいな注文になります。
チーさん、まったく知らない世界だったようで、メチャ食いついて真剣に話を聞きつつ、生を飲み干して早速、ホッピーを頼んでいました。

食べ物は所謂居酒屋メニューで、おつまみは一通りあります。
煮込みが名物のようで、私たちも頼んだけど味は濃い目で美味しかったですよ。

いい感じで盛り上がっていたら、急に雨が降り出しました。
さっきまでカンカン照りの夏日から、本降りの雨だなんて、スコールです。
マジで東南アジアだわ~だなんて言っていたら、テーブルとか足元とか荷物とかにどんどん、雨とか飛沫があたってくるじゃないですか!

そしたら、愛想のないおじさんが、
「カウンター空いたからそっち移る?」
なんて優しい言葉をかけてくれて、3人でどうしよう、なんて言っていたら、
「待っている人いるから、先入れられちゃうよ、どうするの、ね」
なんて、油断すると直ぐにまたイラついて迫ってくるので、お願いします!と言って移動です。

中はカウンターしかなく、でも、席数はずらーッと15くらいあるのかなぁ~
冷房が効いてて涼しいです。
それまで、道端で飲んでたようなものなので、冷房の涼しさが心地いいです。
移動したらスコールは過ぎて、晴れちゃってましたけどね。

カウンターは中がよく見えて、店の人がテキパキと出したり片付けたりといった仕事を目の当たりにできて、これもまた楽しいです。

勢いがついてしまったチーさんは、ホッピーの黒をおかわり。ちょっと調子に乗ってしまっているので、帰りが心配ですが、まだギリギリ大丈夫でしょう。

しきりに、今日初めて知ったと言っていたけど、以前話したことあるのになぁ~と思いながら相槌を打つ私でした。

いわしの丸干しも大きくて焼きたてで美味しかったです。

酒を飲んだ友人とチーさんが良い気分になったところで、すっかり雨もやんだことだし店を出ることにしました。全部で6千円しなかったかもしれません。

台湾スィーツ

大分飲んでお腹がタプタプなはずなのに、「甘い物でも食いに行くか」と友人が言うので、シラフの私が店を探す係です。
キョロついていると、台湾スィーツの店を発見しました。

黒工号(HEI GONG HAO)」という、台湾から日本に出店してきた本物の台湾スィーツの店です。

トッピングなんかも本格的です。

仙草か豆花か迷いましたが、今回は豆花にしました。友人とチーさんはかき氷。
スープは台湾で食べた豆花のほうが断然甘いと思いましたが、それ以外のものはホンモノでした。
台湾旅行を思い出して懐かしくなってしまいました。

かき氷の方もなかなかの大盛です。

チーさんは抹茶を頼んで完食したけど、あとで満腹過ぎて苦しそうでした。

イートインスペースは狭くて2組でいっぱいという感じですが、だいたいの人がテイクアウトなので私たちはゆっくりできました。

仕上げはキムチ

翌日から長野の自宅に帰省する友人が、上野にくるとキムチを買いたくなる!と力説するので、付き合うことにしました。
昭和通りを渡り一本入った通りに、焼肉店やキムチ販売店が数店あります。
その中にある「共栄」という店がお気に入りだということなので、そこで私も買うことにしました。

キムチは白菜が一番メジャーですが、いろいろなキムチが揃っています。さすが本場。

有人は白菜キムチを2柵購入。
私は、白菜500グラム、セロリ300グラム、チャンジャ(たらの内臓)を100グラム。

電車の中で匂いが発散してしまったら、大変だと思ったけど、お店の人はそこは流石にわきまえているのか、しっかり密閉してくれて匂い対策万全でした。

お昼に始まった上野の食事会でしたが、通勤で毎日通ったこともある街なのに知らないところが沢山あって、楽しい発見と驚きに満ちた充実の一日となりました。

帰宅してその日にキムチを食べましたが、流石にホンモノは美味しい。


辛いイメージですが、辛さは2番目3番目に感じる味です。
まず最初に感じるのは旨味ですね。
お酒、何杯でも行けちゃうし、ご飯がおかわり必至ですね。

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