こんにちは!『ありのままシニア夫婦の日常ラジオ』がはじまります。
旅系担当のヒーさんです。
一日目 北海道入り レンタカーを借りて支笏湖から定山渓泊
二日目 定山渓から小樽へ移動 レンタカーを返して小樽泊
三日目 小樽から札幌へ電車で移動して札幌泊
四日目 札幌観光から18時半発の便で帰宅
目次
7時 朝ごはん
夕べの食事の際に朝食の時間を聞かれたので、遊覧船に乗り積丹半島や青の洞窟の見学ツアーなども考えていたので朝一の7時でお願いしておきました。
席は昨晩と違い外の景色がよく見える席です。大きな窓から見える木々に朝日が差して緑が映えてまぶしかったです。
一つ一つの量は多くないですが品数が多くて、どれもご飯が進んでしまうやつなので困りました。
蒸し料理はテーブルの上で蒸される演出で、熱々のものが食べられます。
温玉、塩辛、納豆など飯泥棒系が沢山。
「ふわっとしろい玉子焼き」はほんのり甘くて優しい味。
私は釜炊きご飯にしました。チーさんはお粥でした。
このおかずだとご飯は3膳ほど食べてしまいそうでしたが、かろうじて1杯半に抑えました。
それでもかなり満腹になり大変満足する朝ごはんでした。ご馳走様でした。
この後、部屋に戻り食休みして貸し切り風呂でゆっくりお風呂に入りました。
チーさんとこの日の行動プランを相談して遊覧船をやめて小樽の街歩きに変更することに決めました。
ですので、急がなくてもよくなり定山渓温泉を少し散歩してみることにしました。
定山渓 散歩
からっと雲一つない晴れで、風は強めの冷房のように乾いています。
涼しいですが日差しは強く、歩いていると少し暑くなるような陽気です。
宿の方に散歩コースを聞いて、豊平川を中心に回ることにしました。
結構、谷が深くて橋の欄干から乗り出して下を見るとムズムズするような感覚になります。
とにかく山と緑が気持ち良くて、目的なく歩くだけで十分楽しいです。鳥のさえずりも沢山聞こえてきます。
すると、またまたカッパが出現してきました。
幼少の頃の娘は何故かカッパが怖くて見るのも聞くのも嫌がっていたねぇなんて想い出話をしながら歩きます。
北海道の松ぼっくりが巨大で珍しかったです。こんなのが散歩中に上から落ちてきて頭を直撃したら結構痛そうですね。
またまたカッパ出現!
でも、このカッパキャラは可愛く作ってあるので、娘も怖がらないでしょうね(笑)
気になっていた、この地とカッパの由来が分かりました。
今や大人となった娘に8月のカッパ祭りに来てみてはどうか?って聞いてみることにします。
温泉と玉子、温泉とまんじゅうは定番の組み合わせです。ここにも有名な饅頭屋があります。
朝ごはんを食べた後だったので直ぐに食べることはできませんが、後で食べるためにばらで2個を購入しました。お客さんがひっきりなしにやってくるところから地元や観光客に知れ渡っている人気店なのでしょうね。
宿に戻りチェックアウトしてから小樽へ移動なのですが、この雲一つない青空と山と支笏湖のコンビネーションがどうしても見たくなり、小樽と逆方向ですが支笏湖へ足を延ばすことにしました。
支笏湖 再び
支笏湖までは1時間ほどかかりますが、緑の中を走る道なので目にも心地よい気分上々のドライブです。
森のシャワーをたっぷりと浴びながら走るとパッと視界が開けて支笏湖が見えてきました。
昨日と同じビジターセンターの駐車場に車を止めて湖畔に進みます。
青空に山がくっきりと飛び出すように堂々とした姿を見せてくれました。
赤い鉄橋、緑の欄干が青空とのコントラストで映えます。
エメラルドグリーンの水がキラキラしていました。
遊歩道が整備されていているので、時間をかけて歩くのも楽しいと思います。
本格的にトレッキングも出来そうですが、ちょっとクマが怖いですね。
支笏湖にやってきた証として撮ってしまう一枚です。
そして、お決まりのポーズをしてしまうチーさんです。
ビジターセンターにこのような掲示がありました。
琵琶湖に次いで大きく、水質は全国2位で北海道ナンバーワンだそうです。因みに3位にお隣の洞爺湖があるので、今回は行きませんが時間があれば足を延ばしても良いでしょうね。
ビジターセンターやお土産、食べ物関係は昨日訪問しているのでスルーでしたが、唯一、エゾサンショウウオちゃんには挨拶をしてここを後にしました。
ポロピナイ園地に再び立ち寄り、違った角度から絶景を堪能しました。
美しい湖と山の緑、そして真っ青な空のコントラストが抜群です。
小樽へ 定山渓レイクライン
支笏湖から一旦定山渓へ戻り、小樽定山渓線という冬季は閉鎖されてしまう道路にて小樽へ向かいます。
Googleマップで検索すると札幌を経由する経路が早いと出てきますが、急がない旅ですし緑の山道が気持ち良いので、この道を選択しました。
途中にこれといった食べるところがないので、北海道のコンビニと言ったら「セイコーマート」、通称「セコマ」で何か北海道らしいものを購入して昼食にしようと目論んだのですが、、、、、
実際はそういうものは無く、結局このようなどこにでもあるもので昼食を済ませることになりました。
定山渓から小樽までのルートは、深い山の中にある「さっぽろ湖」というダム湖沿いを走る道路です。
このさっぽろ湖とその周囲の山がこれまで見たことがないほど美しいのに驚きました。
狭い道なので一時駐車して景色を楽しむような気の利いた退避スペースはありませんが、たまに休憩スペースのようなものがあり、そこから湖を一望することができます。
この休憩スペースの脇には綺麗な白樺の林がありました。
2つの休憩スペースに立ち寄り、景色を眺めましたが、見る場所によって山の角度が変わるため見た感じがだいぶ違って見えます。
遠くに見えるのがダムです。
1時間ほどアップダウンの山道を走ると、いつの間にか小樽の市街に入りました。
小樽ではレンタカーを返却する前に、少し海の方に足を延ばしてみます。
小樽 日和山灯台
小樽の中心地を通り過ぎて、海沿いを行き小樽湾に少し出っ張った小さな半島の先端に赤と白のシマシマが可愛い灯台があります。
「日和山灯台」(ひよりやまとうだい)を訪問してみることにしました。
ちょっと分かりずらい所にある無料の市営駐車場に運よく駐車でき、そこから歩いていくと、崖っぷち突端にその灯台が見えてきました。
それにしても凄い所にあります。
こんな天気が良い日なので恐ろしくないですが、暴風の時にここに行くことはできませんね。
海に飛ばされるのがオチです。
灯台に続く道を行くと白と赤に綺麗に塗り分けられた灯台が見えてきました。
日和山灯台の看板がありますが、この灯台の台が旧字で台湾の臺と同じなのがなんとなく嬉しかったりしました。
柵から中に入ると、美しくも凛々しい灯台の全景が見えました。
灯台からは300度くらいは見渡す限りの海です。
切り立った断崖の上にたつ灯台、その周囲に遊歩道が整備されていますが、それも崩れ落ちそうではらはらします。
浸食により岩が縦に刻まれています。
このようにつくしんぼのようなにょきにょき状態に削っていく波の力と、時間のことを考えると気が遠くなります。
気が遠くなるのはそればかりではなく、切り立った崖のせいもあると思います。
灯台のすぐ下には、「鰊御殿」がありますが、今は改修中なので見ることができず残念でした。
NHKの朝ドラ「マッサン」で鰊で財を成した風間杜夫演じる「森野熊虎」の御殿ではないですが、基本的には同じような方がこの御殿の持ち主だったのでしょうね。
さて、そろそろレンタカーを返却する時間です。
もう、訪れることはないと思うこの断崖絶壁からの景色を目に焼き付けて、小樽市街に向かいます。
車を返してホテルチェックイン
今回お世話になったトヨタレンタカーさん。
車の年式が新しく綺麗で乗り心地がよかったです。事故なく無事返却できて一安心でした。
ホテルは小樽の駅前なので、駅に向かって歩いていると「船見坂」という観光スポットがありました。
振り返ると海が見渡せる、、、と思ったら現在は建築物でかろうじて少し見える程度になってしまっていました。
もう少し坂を登ると、鉄道の陸橋がありこれが「船見橋」とのことです。
再び海を振り返ると、今度は高いビルの屋根の上にも海が見えました。
結構な坂です。この坂の感じはサンフランシスコに似ている雰囲気を感じました。
さらに駅に向かうと、小樽のガイドブックに必ず載っている「三角市場」が見えてきました。
特に、海産物を購入する予定はないですが、中を覗いてみることにしました。
巨大な魚の骨が吊るしてあり度肝を抜かれました。
生きているタラバガニもありますが、良いお値段でした。
毛ガニもたっくさん生簀の中でうごめいていました。
お土産用の貝柱も大きさや種類ごとにたっくさん陳列されていました。
このように店の奥ではイートインというか、何というのか、ともかく店頭で購入したものを調理して出してくれるような場所が各店舗ごとにありました。
17時になりお店も閉め始めていましたし、人の流れもまばらでした。
その三角市場から直ぐにある小樽駅に立ち寄りました。
レトロなつくりの駅舎は良い感じです。
路線図なんかも物珍しく眺めて、写真まで撮ってしまいました。
見学を終えて駅舎を出ると真正面にあるホテル、今晩一晩お世話になる「ドーミーイン」に到着しました。
駅前ですごく便利なので、ビジネスでの利用も多いのではないかな?
チェックインをしてカードキーを2つ受取り部屋へ向かいます。
おっと、チーさんロビーで疲れ気味でしょうか。
部屋は最上階の9階にあるツインルームです。
一応、テーブルなどもあるのでスペース的には十分です。
小樽の有名寿司店 政寿司 ぜん庵
事前の下調べで小樽で寿司と言ったら「政寿司」ということなので、本店は予約できなかったため「おたる政寿司 ぜん庵」(他にも沢山美味しいお店があるのですが、たまたま知りえた情報からの話しです)を2週間前に電話で予約しておきました。
驚いたのは、お寿司屋さん単独でビル一棟まるっと全部という規模です。
臆せず入って行きましょう。
入り口で一組の海外の方が待っていましたが、予約していた私たちはスルスルとその人たちより先に案内されました。
北海道は日本酒も美味しいので、チーさんに飲んでみたらどう?と促しましたが、ちょっと、、、、酔っぱらうのが怖いからビールにする。ということでチーさんは生ビール、私目はノンアルビールにしてもらいました
お寿司は、チーさんが7貫、私が10貫の握り寿司にしました。
そして、口コミで美味しいと評判のいかそうめん、あとは豆腐サラダ、ホッケとししゃもメスです。
お寿司は評判通り鮮度が高くて美味しかったです。
いかそうめんもイカの甘味が素晴らしく、美味しくいただきました。
胃袋の大きさに限界があるので、これだけでも満腹となり小樽のお寿司を堪能できました。
お寿司を食べた後、「小樽運河」の夜景を見ることにしました。
運河に映る街灯が揺れる水面に光ります。
少し歩くと「小樽ビール」があり、醸造所の見学ができるというので入ってみました。
見学は2階ですが、吹き抜けで1階のビアホールがよく見えて、お客さんが大いに盛り上がっていました。
運河沿いの倉庫がライトアップされているがメチャメチャ萌えます。
ホテルの戻る途中で小樽駅まで足を延ばしてみました。
ランプが灯り優しい光が溢れていました。
ホテルに戻り、お夜食のラーメンをいただいて就寝しました。
そうそう、ホテルに大浴場があり一応温泉で、そちらもちゃんと堪能しました。
さぁ、明日は小樽の街を散歩して札幌に移動です。
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